(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

甘い香りの花の「匂い白蘭」の老木

2013-05-28 22:08:01 | 花の万華鏡

うちには「匂い白蘭」という南方の木があります

もうずいぶんと幹が太くなって、枯れた幹やら、空洞化した幹が

寄せ集まっていまも元気で頑張っています

多分、50年以上の年齢だと思います

この木の1年は人間の何年分か分かりませんが、相当な高齢でしょう

老木といっていいのかどうかわかりません

それが、毎年この時期には甘い香りの白い花を咲かせてくれます

くま蜂もこの好い香りに惹かれてやってきます

葉が細長くて、風が吹くとけっこう落ちて仕舞が大変です

まだまだ現役で活躍してもらおうと思っています


ラファエロ・サンツィオ展 国立西洋美術館

2013-05-27 20:08:33 | 展覧会

今開催中のラファエロ・サンツィオ展、6月2日までです

先週の金曜日になんとか出かけて行ってきました

普通の日だというのに、えらい大勢の人の出でした

お目当ては「大公の聖母」です

さすがにこの作品は同時に見せてくれた他の作品とは数段の違い

があり異彩を放っていました

聖母子というタイトルの絵は他にも数点が展示されていますが、

その印象の強さ、あまりの美しさ、優美さには圧倒されました

他には「牢獄から解放される聖ペテロ」や大きな織物絵である

「聖ステパノの殉教」が強く感銘を覚えました

これだけの規模のラファエロの展覧会はなかなか開かれないとの

ことで、好い機会を与えてもらえました

ルネサンスを代表する画家ラファエロ・サンツィオ(1483-1520年)は、

37歳で夭折した天才画家です

短い生涯で貴重な宝のような絵を残してくれました

 


映画 「愛、アムール」  フランス/ドイツ/オーストリア   2012年

2013-05-25 21:29:33 | 映画の印象

観終わってやりきれない重い気分に浸る、だが、こういう現実を直視しなければいけない、だれにとっても避けられない道なのである、ともすれば多くの人は快楽や気晴らしなどで迫りくる老後とそれに続く死のことを見ないようにしている、だが否応もなく確実に目の前に死の予兆は姿を現す

全文を別ブログに掲載しています、下記をご覧下さい
映画の真相とその隠された深層

 


姜尚中さんの小説反響のこと

2013-05-24 21:21:07 | 生と死を想う

NHKの放映でしたが

「小説反響息子の死と向き合って政治学者・姜尚中」をみました

息子さんが25才で亡くなってから4年たつそうです

その後、息子さんの死による心の痛みから、小説を書かれた

ということで、息子さんの本名をそのまま主人公の名前として使った

ということです

わたしはまだその小説を読んでいないので詳しくは分かりませんが

姜尚中さんは息子さんの苦しみを追体験でき、やっと新しい境地へ

達することができたということです

愛する肉親に死なれたその喪失感に襲われた人々は、3・11の

大地震と大津波でとんでもない多数に上りました

姜尚中さんは震災・大津波被災地へたびたび訪れ、同じ苦しみを

共有できる知己を得たといいます

人生の最大問題、生そして死の問題はこれが正解だというものはなく、

人それぞれでしょう

それぞれが自分の問題に直面して自分だけの解答を得るしかないと

思いました


心房細動治療を経てエベレストの80才登頂

2013-05-23 22:12:13 | 日記

三浦雄一郎さんが80才で3度目のエベレスト登頂を成功させた、

すごい快挙です

三浦さんは冒険家であり、プロのスキーヤーです、70才になって

エベレストに挑戦をされました

しかし、心房細動という不整脈が発症して苦しくて登山どころでは

なくなった

だが、それで諦めるような人ではなかったのです

カテーテル・アブレーションという手術治療を4回もしたということです

これには驚きました

わたしもこの不整脈治療の経験者ですから、心房細動の苦しさは

よく分かっています

わたしは2回行いました、しかし、なかなか根治できず、

再発するのです

いわんや、70歳を超えた高齢者は、余計に根治しにくいと聞きます

その苦しさを知りながら、敢えて低酸素の雰囲気でトレーニングを

積み今回の挑戦であったということです

心臓不整脈で苦しんでいる多くの人たちに何という希望と勇気を

与えてくれたことでしょうか

三浦雄一郎さん、80才のエベレスト登頂おめでとう、そしてありがとう


皮肉で悲劇的原発推進

2013-05-20 21:40:59 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

二度の被爆国で原子炉事故の被曝国であるわが国が、

原発を停止できず、さらに海外にまで輸出するというこの現状は

全くの悲劇でかつ皮肉というべきだ

なぜ大きい原発反対の大世論の波が起きないのか、・・・・

否、起きているのに為政者や経済界に聞く耳持たない者が

多いのはなぜか

「民間提言」に経産省が関与 原発の再稼働や輸出求める

 

 


背中の粉瘤再発と手術

2013-05-18 21:15:06 | 病気も仕事

昨年2012年6月から9月にかけて、背中に化膿性粉瘤という

できものの切開治療をしたのですが

そのご、再発があるかもしれないと様子見の状態でしたが、

あにはからんや、連休前ぐらいから痒みを感ずるようになってきました

かあちゃんに背中を見てもらったら、ちょっと赤みが出ているようだ

というので、あまり酷くなるとやばいので、昨年切開してもらった病院へ

行って来ました

そしたら、「再発ですな、まだ袋が少し残っていたので垢が溜ってきました

ね、さっそく、今度は手術で袋の全摘出しましょう」という先生の診断です

手術は1か月後でした、局部麻酔で日帰り手術となりました

手術時間は小一時間でした、5針ほど縫って、その日から1週間は

毎日シャワーで洗って、1週間目に抜糸してもらいました

治療は終わりました、こんどこそ完治です

粉瘤は化膿が酷くなってからでは手術ができなく、単なる切開による

膿出ししかできなく、膿の袋も完全には摘出できなく、化膿がない

乾いた状態になってはじめて全摘出が可能だそうです

わたしの場合も、再発が起きたので今回のような手術となりましたが、

場合、場合であって誰もが再発するわけではありません

わたしの場合も、体質的に垢が溜りやすい袋(毛根の)であった

のでしょう


超高齢者を支えるということ

2013-05-16 21:51:54 | 看取りと介護道

うちのばあちゃんは91歳でじいちゃんは95歳ですが、

随分と高齢になったと思います

ところが、デイ・サービスなどに行きますと、90や91はざらで、

97とか98という超高齢のじいさん、ばあさん方がけっこうおられるのです

全くビックリしますね

介護やお世話している家族の方々がみなさん苦労されているんだろうなあと

思いやります

我々子供世代は高齢の親の毎日の人生についていかなければならない

という感じです

そのためには自分の健康を維持し、体調管理や気持ちの管理に気を使って

ゆかねばなりません

写真はピンクのバラの蕾です


道草読書とたそがれ色のツルバラ

2013-05-15 14:30:17 | 花の万華鏡

読書は好きでよく図書館やNET購入や書店などで手に入れて読んで

います、 読む速度は極めて遅く、図書館の本などは何回も延長依頼して

何カ月もかけてやっと一冊を読み終わるという始末です

ところが、ある本を読んでいても、興味のある別の本を見つけるとたちまち

その本を読んでみたくなり、その別本の方を読むという有様です、

 つまり、道草が好きなわけで、さっぱり当初の本が読み終わらないという

事態に陥ります

速読したいのですは、最近は視力も落ちたり、集中力が持続しなかったりで

全く駄目です

「点滴穿石」といわれているように、のろのろでも持続は力なりと思って

道草を楽しみながら行けるところまで行くことにしています

 写真のバラは「ルーピン」という種類のツルバラで大輪で夕焼けの陽の

ような明るい色の花をたくさんつけてくれます

たそがれてきたわたしらのような年齢の者には慰めに満ちた味わいのある

バラの花です

毎年楽しませてもらっています


もんじゅ、無期限の停止命令について

2013-05-14 13:56:46 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

朝日新聞(5/13)によれば、「もんじゅ、無期限の停止命令へ 機器1万個

の点検放置で」ということです

さらに、記事によれば「点検の放置が発覚したのは、昨年9月の旧原子力

安全・保安院による抜き打ち検査。ナトリウム漏れ検出器の主要部品の

点検がされていないことがわかった。

これを受けて同機構が内部調査をした結果、10年以降で未点検の機器は

9847個に上り、中性子検出器や非常用ディーゼル発電機など最高度の

安全性が求められる「クラス1」の機器も55個あった。 」ということで

原子力規制委員会は無期限に停止命令をしたということ、全く当然といえば

当然ですが、当たり前のことを正しく実行することに好感を覚えました

原発再稼働のシナリオの中に核燃料のリサイクルがあり、

もんじゅや六ヶ所村の再処理施設がカギとなる役割を担っているわけです

もんじゅの運転は極めて困難で今まで全くうまくいっていません

しかも、未点検個所が1万点に及ぶということは、ほとんどお手上げ状態と

いって構わないでしょう

もんじゅは原子炉を液体ナトリウムで冷却するということで、

今建設されている原子炉が水で冷却されるのとは大違いです

 もしも、冷却できないような事故が起こったとすれば、

福島原発3.11事故のときのように海水やら地下水やらともかく緊急に

持ってくれば間に合うというわけにはゆきません

その冷却水ですら今や放射能汚染で大変な事態になっているのですから、

もって知るべしです

日本の原発は燃料リサイクル法がなりゆかないと、原発稼働中に発生する

核燃料廃棄物の処理は暗澹たる事態に陥ったというべきです

もうこれ以上の原発再稼働はできないのです、

さらに、急いで廃炉の技術に活路を求めて行かねば地球の安全保全上

間に合わない事態がやってきます、そうなっては遅いのです

 


映画 「リンカーン」  アメリカ  2012年

2013-05-12 21:16:52 | 映画の印象

リンカーン自身がまず動き他者の説得に励む、そして自身は表面にでず他の議員たちに委せる、あとは人の善なる意志への信頼と最後まで諦めずに導きの神の業に期待する信仰があった

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映画の真相とその隠された深層


越冬して芽を出した撫子

2013-05-11 21:19:59 | 花の万華鏡

 

 
久々の好天に庭作業に没頭した

冬からずっと咲き続けてくれたパンジーやビオラが疲れてきました夏に向かってプランターの花を入れ替える作業をしました今までの土を抜いて新しい園芸用の土に換えたり、古い土を使...
 

この去年のブログを読んでいたら、今年も連休中に花々の入れ替えを

したことを思い出しました

去年の今頃、種で蒔いた撫子がやっとこさ、去年の秋ごろから発芽して、

越冬したものが春になってぐんぐんと芽を延ばして最近咲きだしました

なかなか趣があります

次回には写真をアップしてみます

アップしました(5/12)


別々行動でショートを過ごす

2013-05-10 20:54:11 | 看取りと介護道

今日からじいちゃんとばあちゃんはショートステイ4日間に行ってもらいました

今までは夫婦一緒でショートで過ごしてもらっていました

けれど、骨粗しょう症のじいちゃんがばあちゃんと一緒にいて、

かえって気が疲れたり、体もしんどかったりするようになり

最近では、別々に過ごすようにしてもらいました

わたしども息子夫婦としては、複雑な心境にならざるを得ませんが、

現実的に問題を解決してゆかねばなりません

それで、今後のことも考えて、別々行動の方が良いと判断しました

ばあちゃんは認知症が進行しているので、

施設のスタッフに完全に任せたほうが良いのです

また、認知症のおかげで、好いか悪いかは別として、

じいちゃんがそばにいてもいなくても、分からなくなっているということもあります

むしろ、認知症がまだ軽度のじいちゃんの方がばあちゃんをかまってやれない

という嫌悪感とか、罪悪感に陥らないようにケアしなければならないほうが

重要なことでした

現実的に対応してゆかねばならないということから、

実際に面倒を見てやれない肉体的精神的状態から解放してあげるため、

そのように決断せざるを得ませんでした


映画 「カルテット!人生のオペラハウス」   イギリス   2012年

2013-05-07 21:48:57 | 映画の印象

ただ、音楽芸術家という一面を除けば、このドラマも反目し合っていた元夫婦が互いの偏見を脱出して元の鞘にうまく収まったという人間劇なのである、それがオペラのアリアやジャズの名曲が終始流されるなかで観客を陶酔のルツボの中へと引き込んでしまう、その魔法によって本作が比類ない感動的なドラマへと完成されたのだと思う

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映画の真相とその隠された深層


子どもの日  鯉のぼりフェスティバル

2013-05-05 21:09:09 | 日記

子どもの日、川辺で開催中の鯉のぼりフェスティバルを見学に行きました

今年も多くの鯉のぼりが鮮やかに泳いでいました

丁度いい風の強さであったようです

年々、鯉の表情や柄や色彩などが変化に富んできています

一般家庭の庭に鯉のぼりを見ることが逆に少なくなって、

このようなお祭りでみんなが見るようなのが主流になってきたみたいです

本当は、家の庭に小さくてもいいから鯉のぼりをあげてやるといいんだがと

思って帰ってきました