(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

野球満席実験ではクラスターが確認されなかったが、油断は禁物。

2020-11-28 20:29:05 | 新型コロナウイルス感染

前回の拙ブログで「野球場の満席実験」の結果報告を見てないと書いた。しかし私が見落としていたことが分かった。11/13の朝日朝刊で政府分科会の中間報告があった(11/12)こととの記事を見た。従って報告結果があったので訂正し謝罪したい。その報告によれば、結論としてクラスターの発生は確認できなかったそうである。3試合の販売可能な3万2千席の51~86%の入場者があった。従って大規模イベントの感染予防の環境実現ができると結論した。マスクと換気が重要であるとの結論でもあった。入場の事前の健康チェックのシステムの必要性も提案された。これによって適切な間隔を確保すれば感染が防げるとした。今回の満席実験は好条件が保たれた結果である。いつもこういう訳にはゆかないだろう。人間は慣れると油断をする。この慣れが恐ろしい。GOTOイベント/移動には慣れが一番の落とし穴である。マスク着用と石鹸の手洗いとアルコール消毒と3密を避けること。密集・密接・密閉が一つでもあれば感染が起こる。


GO TOキャンペーンを止めなければ感染者は確実に増え続ける

2020-11-19 08:41:35 | 新型コロナウイルス感染

コロナ感染者数が急増しつつある。10月末時点では全国で600~700人/日前後、東京都は200人であった。それが昨日(11/18)は全国で約2,200人、東京都は約500人であった。たったの半月で約3倍になってしまった。テレビで見る東京都の繁華街の人出はすごく多く見える。GO TOトラベルやイートが原因であることは一目瞭然だ。

一方で10月末に行った野球満席実験では80~100%で行われた。その結果についてのニュースを今のところ聞いたことも見たこともない。これもGO TOキャンペーンである。だが、結果は火を見るよりも明らかで、昨日今日の感染者急増爆発に現れているではないか。政府はこれを見て黙認状態だ。ともかく関係者は解析結果を公表すべきだ。

全世界で5000万人の感染者である。欧米では再度のロックダウンの都市も現れている。已むに已まれぬ処置である。比較的柔軟な対応をしていたスエーデンでもマスク着用などに踏み切ったそうだ。

この最近、気候が9月頃に戻ったかのような温かい陽気だ。コロナウイルスは寒さで感染力が強くなると言われているが、そうでもなさそうだ。この温暖な小春日和に感染者が急増している。秋の連休も多いので行楽地に人が多く集まったようだ。これは気温よりもGO TOキャンペーンの方が効いている証拠である。

今年3月の頃に習近平氏の日本訪問が計画されていたが、コロナ禍で習近平氏の来日は中止された。習近平氏の来日中止が遅れたためであろうが、中国(武漢)からの旅行者の来日中止決定が遅れた経緯がある。そのため旅行者からの感染が増えた経緯がある。
その時の二の舞をしつつある。すなわち東京オリンピックを来年是非ともしたいがために、菅政権は。GO TOキャンペーンを中止できずにいる。先を見る本当の眼がない。はっきり言っておくが「ウイズ・コロナ」などは人間の驕りである。本当は「アンダー・コロナ」、すなわちコロナウイルスの支配下にあるのである。もっと謙虚にならなければならない。
コロナに打ち勝った徴としてのオリンピック開催(菅首相)などという言い方は驕りも甚だしい。早くオリンピックを中止してGO TOキャンペーンも止めてコロナ対策に全力を挙げるべきなのである。医療崩壊を防がねばならない。経済の復旧はGO TO経済として幅広に論じられねばならないのではないのか。


日本学術会議の件

2020-11-18 20:09:13 | 社会診断 政治

学術会議の推薦候補人の承認をめくら判にせず俯瞰的・総合的に6名を落としたという菅総理、その理由について誠に説明不足である。なぜにそれまで通例であっためくら判をせずに、何らかの判断を行って6名を承認しなかったのか。その判断の基準は何なのか。俯瞰的・総合的という曖昧漠然とした基準の内容について説明すべきであり、具体実例を示し説明べきである。それがはっきりしないと、今後の学術会議の候補を推薦するにあたり、忖度が浮揚するであろう。総理に好かれる候補を選ぶのに何やかやと思い巡らし結局は忖度ということになる。政権に都合のよいメンバーからなる学術会議では独立性を担保できない。ひいては学問の自由が侵される。政権の主張する候補の選択基準と会議側の候補選択基準を対比して議論する必要がある。それをしないならば、政権は横暴といわざるを得ない。権力の乱用ともいわざるを得ない。個人の選択・被洗濯理由が人事に関することで公にできないというならば、政権が適用する選択の基準をテーブルの上に出さなければならない。