9月28日朝日新聞beの「悩みのるつぼ」で回答者の上野千鶴子さんの
いくつかのアドバイスに同感しました
つまり、54才の息子が81才の母を介護できるだろうかという相談に対して、
「介護保険を目いっぱい使ってヘルパーさんに来てもらい、それでも足りない
分は自費負担してでも他人の助けを求める」、「そのためには母の資産を
すべて使ってもよい覚悟で実行する」、
「母の虐待者にならぬように、これが一番大事、
どたんばになったら母の意に沿わなくても施設入居も考えること」ということです
親の資産に手を付けるということは、ちょっと勇気がいることですが、
親のために使うということですから十分分かってもらえることです
財産は死んであの世へ持ってゆくことはできないわけですから、
生きているうちに存分に本人(親)のために使って差し上げることは
全く正しいことです
これは、自分が老いて介護を受けるときも、同じことがいえるわけで、
子供や孫に残さず自分のために使い切ってしまうことが望ましいです
また、親の介護を自宅で自力でやり遂げるというのはよっぽど幸運も
伴わないとできないことです
気持ちでは親を自宅介護してやりたいと思っても、虐待になっては元も
子もないです
理想と現実は違うのが通常で、現実的に自分にできるやり方で
介護を完遂させるということが重要と納得しました