(童話)万華響の日々

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投書「認知症の妻 行く先あるのか」に政治はどう答えているか

2016-01-25 21:04:50 | 看取りと介護道

1/24朝日新聞「声」で「認知症の妻  行く先あるのか」という題が目を引いた、81歳の奥さんが認知症で要介護度5である、認知症病棟に入院中だが許可された入院期間は90日であるという、夫は79歳無職の二宮 剛さん、毎日病院へ様子を見に行っている、問題は90日後の妻の行く先だ、特養は数年待ち、民間の

老人ホームなど全く望めない、そうかといってその間は自宅で介護などとてもできる状態ではない、いったいどうすればいいのか、二宮さんはこういう状況の人々が大勢いると大層悩んでいる、これが投書のあらましだ、

治はこれに対して回答する責任がある、現政権は自宅介護を推進している、そんなに簡単な話ではない、可能な家族もいるだろう、しかし、可能でない家族の方が圧倒的に多いのではなかろうか、現政権は2015年補正予算として低年金の高齢者に3万円を給付することに決めた、その総額は3624億円、

一方で介護施設の整備加速ということで922億円、介護人材の育成・確保ということで444億円を計上、この二つの総額は1366億円だ、いはばこれがこの投書に対するホットな政治家の回答なのである、一人3万円もらって施設に入れるか、「ノー」である、では1366億円で待機中の人々がすぐ入れるだけの特養ができるか、やはり「ノー」なのではなかろうか、

見かけのばらまきをやめよと言いたい、それを特養増設に充てれば少しは賄えるかもしれない、金は細かく分けてはならない、まとめて有効に使ってこそ役に立つ


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