2/23の新聞によれば、イランの核関連施設への抜き打ち査察をIAEAが停止するとのことである。抜き打ち査察はイランが2015年に米英仏ロと結んだ核合意に基づく「追加議定書」に沿う。米国が2018年に核合意から離脱し制裁を再開した。イランは21日までに制裁が解除されなければ追加議定書の履行をやめると警告していたという。EUが核合意の関係国による協議を調整中。米国バイデン政権は参加の意向だ。核合意に復帰する方向であるという。イランが核開発を抑制することが条件である。日本政府は核兵器禁止条約を批准しておらず、核兵器の保有国と非保有国との橋渡しをすると何度も説明してきた。イランの核開発を抑制する今の場面でどのような貢献をしているのだろうか。イランは核を持とうとする。核の非保有国から保有国へと変わろうとする。だが核のない平和な国になってもらいたいと思う。
最新の画像[もっと見る]
- 「老いてなお花となる 織本順吉」 2年前
- モーツアルト レクイエム ニ短調 K626 2年前
- モーツアルト ピアノ協奏曲第1番ヘ長調K37番 2年前
- 内村航平選手の引退会見に好感 3年前
- グランマ・モーゼス展 3年前
- グランマ・モーゼス展 3年前
- 五輪暴進豪華客船は止められないのか 3年前
- 「コロナと共存」をどう考えるか 4年前
- 新型コロナウイルスは今も変異中、症状も全身に 4年前
- 集団免疫が達成されるのを待つことはできない 5年前