ジェンナーロは金銭以上のものの大切さを知るのである(実際には必要な金銭を与えられたが)、むしろ希望を持つ、あるいは何かを求めるということは金銭に勝るということの大事さに気がついたわけである
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⇒「映画の真相とその隠された深層
ジェンナーロは金銭以上のものの大切さを知るのである(実際には必要な金銭を与えられたが)、むしろ希望を持つ、あるいは何かを求めるということは金銭に勝るということの大事さに気がついたわけである
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落合恵子著の「母に歌う子守歌、その後 わたしの介護日誌」(朝日新聞出版)を読みました、要点のみ記載しますと、
彼女の介護期間は2000年~2007年 約7年間だったそうです
恵子さんが57歳で、母上が79歳からでした
自宅介護を選択し、娘一人母一人の生活でした、恵子さんはご存じのとおり講演・執筆などの仕事を抱えてでした
母上の病名:見当識障害、 パーキンソン病、アルツハイマー病、多発性脳梗塞、腎ろう、で要介護度5、であったそうです
自宅介護に当たっては 訪問医師と看護師、ヘルパーの支援を受けたそうです
入院時で発生した褥痩で2003年にえぐりとる手術を受けたが、気づかなかったヘルパーの件で、 ヘルパー派遣社とのいざこざが発生し 病院側とヘルパーとの意見の違いで衝突し、褥そうか腎ろうかで争ったそうです
介護保険の枠内でのサービス、その他の時間は自分たちの介護、そのバランスが問題だそうです、仕事からのリタイヤ、精神的バランス崩壊、共倒れ、心中事件など起きてはならない状況をどうやって防ぐかが介護の中心課題だと主張されています、納得です
22時~10時まで原稿と介護、体位交換、オムツ交換二時間おき、尿量測定、水分補給、朝食用意、レンジ食多用、などなど苦労工夫されました
他の時間はヘルパーに任せますが、 慢性的睡眠不足がしょっちゅうでした
自宅での入浴サービス受けていました
恵子さんが病気入院中は1ヶ月、親類やヘルパーに頼み、1週間に一度は雲隠れの気晴らしをしました バタバタとホッのバランスが大事だと、
母上が84歳になって、血圧が下がり始め、緊急入院が必要でした、胃ろうの手術もしましたが、これは恵子さんが決断したそうです、しかし最期がきました
正確に要約したわけではないですが、落合さんの介護の状況を知ることができました
介護保険の中でどんなプロセスを選ぶか、ケアマネと相談しながら、財布の中身とも相談し、自分たちの置かれたケースに何が最適かを決めることは難しいことです
”人助け”という言葉あるいは概念は安五郎にとってある意味特殊な暗号のように作用し行動判断の スイッチが入る、催眠術をかけられた人のように彼は反応する その損得なしの行動は呆れるほど単純だが見ていて気持ちがいい
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最近の話題の一つ、市川市動植物公園の「流しカワウソ」、
見てきました
暑い日で、午前中に行ったのですが、親子の家族連れがカワウソの
小屋の前で見ていました
みなさん、なぜか残念そうです、すぐ理由が分かりました
なんと、カワウソは寝転んで休んでいました
小屋の前には注意書きがあって、カワウソがいつ流れるかは
カワウソ次第だそうです
大体午後、夕方に掛けてに見られるそうです
やはり、午前中はのんびり寝て、午後の暑いときに水遊びしたいのでしょう
流しカワウソの樋と、ポスターを証拠に撮ってきました
ちょいと残念でしたが、仕方なく動物園を後にしました
そうそう、猿山のサルたちも見てきました
暑そうでした
最近入手した山野草で、「夏エビネ」という名前です
春先に咲くエビネは春蘭であり、和蘭の雰囲気があります
夏エビネの花びらはエビネと同じです
白または薄紫または薄桃色の花の色で
一本の花茎に多くの花を数珠つなぎに咲かせます
なんとなくギボウシにも似た感じもあります
猛暑のころ咲く清涼感に満ちた貴重な蘭です
連日熱いです、これは単なりあいさつで済むような話ではありません
日本人は熱帯・亜熱帯。赤道直下の国々の生活を学ばなければならなくなりました
それはひとまず置くとして、
ばあちゃんの左手首の骨折回復状況ですが
骨折から6週間たって外来受診しました、レントゲンを撮ってもらい
その結果、ギブスが外せるということです
91才にしては骨の回復が早いとほめられました
ばあちゃんは重いギブスを外してもらって楽になったと喜んでいました
しかし、喜んでばかりはいられません
本人は全く気にせず左手を突いて立とうとしたり、重いものをもとうとします
常識があれば、まだまだ注意して左手をかばうはずですが、
認知症なのでそれがないわけです
傍についているときは注意しますが、いつも傍にいられるわけではなく
離れざるを得ないときもあります
こういうときを見計らったかのように、本人は左手を使って動こうとします
全く目が離せないとはこのことです
再骨折しないように祈るばかりです
「ねこ いるといいなあ」
さく・え=さのようこ
小峰書店 1990年 発行
ベストセラーえほん「100万回生きたねこ」と
同じ作者のねこのえほんです
ねこの好きなおんなのこが、ねこ飼いたさに
ねこ いるといいなあ、というと
ねこの鳴く声が聞こえます
たまらず、ねこの画を書きました
すると、みんな出てきて動き回ったのです
おんなのこはビックリ、さてどうなったでしょう
ー
まだ十分に若いのにすでに自分の最期だと悟り、そのときに当たってよい友達と巡り会った、それはお互いにいえることであっただろう、一人は友情を感じて死んでゆき、一人はこの万感の思いをなにに変えて生きていったのだろうか
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認知症でどうにもならない老人が、施設で慰問に来てくれた
幼い子供たちに会ったら、生き生きとした表情となって会話を楽しんだそうです
このことは認知症の人が、こちら側の接し方によっては認知症の改善が
図られるということです
前にも書いたように、認知症の人はボケているから、何を言っても正常には
理解できないというような偏見を抱いて接してはいけないということでしょう
8月1日の朝日新聞によれば、認知症患者の人口は305万人、そのうち、
在宅の人が149万人(49%)、特別養護老人ホームに入っている人が
48万人(16%)、介護老人保健施設および介護型療養病床に入っている人が
41万人(13%)、グループホームに入っている人が17万人(6%)、
有料老人ホームに入っている人が11万人(4%)、そして医療機関には
38万人(12%)であるということです
なお、介護型療養病床は2017年には廃止されるといいます、さらに42万人
が特養に待機中とかいうことです
有料老人ホームに入れる人は財産のある恵まれた人です
今後段階の世代が高齢化認知症化すればどうなるのでしょうか
今の政府は高齢者から医療費負担の増額や、介護費の増額も企んでいる
ようですが、選択と集中こそ大事で予算分配を福祉・医療に向けるべきです
認知症全体では血管梗塞型よりもアルツハイマー型が
多いといわれています
専門の本で読んだわけではないですが、アルツハイマー型では
人格が次第次第に失われてゆくのに対して、
血管梗塞型は物忘れや計算能力の衰え、人の名前や顔を
忘れるなど、いわゆるボケた状態が顕著になるらしいです
しかし、人格が徐々に失われてゆくわけではないので、
バカとかボケとか一括りで片づけるのは危険なように思います
現にばあちゃんを見ていると、ボケ(痴呆)の症状があるけれども、
正気というか、かなり正常な精神状態である場合もあると思われます
従って、頭から痴呆だと捉えて接するのは大変に危険であり
失礼な扱いだと思っています
確かに、認知症の老人は赤ん坊か幼児ぐらいの知能しかないと
よく言われる場合があります
しかし、どうもそうではなさそうです、一人前の人間として
接することが大事だと感ずるこの頃です、
ときによっては、驚くような鋭い反応を示すときがあります
早い話が、バカにしてはいけない、とんでもない感違いを
起こしてしまう惧れがあるということです
このまだらな精神状態をもつ相手が血管型認知症のようです