(童話)万華響の日々

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横山大観展(山種美術館)を観た印象

2018-02-20 20:16:34 | 展覧会

横山大観展(山種美術館)を観た、横山大観は1868-1958年の大画家、1889年に東京美術学校第1期生として入学、下村観山、菱田春草、とともに岡倉天心、橋本雅邦に師事した、その後日本美術院の創設に参加したということである、

今回の展覧会は山種美術館所蔵の40数展、他にも安田靫彦、前田青邨、山口蓬春、東山魁夷らの作品も同時展示、なかなか豪華だ、

大観の富士山の絵は有名であり数多くあるが、次に示す「心神」(1952年)は霊峰富士に込められた精神性の崇高さを感ずる、「喜撰山」(1919年)の画風は全く異なる、雪山に松と思われる青々とした影がゆったりとした気分で描かれている、魅力的だ、「木兎」(1926年)は森にすむミミズクが何ともユーモラスで可愛く描かれる

大観の松の絵も印象に残った、松を描いた日本画は多い、松葉を一本一本描くのではなく葉の集団として描いたものが多い、水墨画も多種な描き方をしているようだ、「寿」(1952年)は書であって絵である、まるでミロの絵を思わせる格別な画風である


南極・北極科学館の庭にいる越冬隊のカラフト犬ブロンズ像を見に行ってきた

2018-02-12 16:16:49 | 日記

連日極めて寒い、韓国平昌オリンピックは寒すぎて競技順延や観戦者が帰ってしまったり、運営が成り立たない印象を受ける、それもこれもアメリカやヨーロッパのテレビ放送の時間帯の関係で夜間競技になっているそうだ、これはどこかおかしい、競技者を第一に考えていない、20年の東京オリンピックでは真夏の猛暑オリンピックとなる、人間中心のオリンピックに戻すべきだ、放映中心主義は狂っている、

ところで寒いときには南極・北極のことが頭に浮かぶ、南極で活躍した越冬隊のカラフト犬、タロ、ジロ達のことを思いだした、2013年までは東京タワーの麓にいたカラフト犬14頭のブロンズ像が立川市にある南極・北極科学館(国立極地研究所)の庭に移住した、数日前に会いに行ってきた、小春日和の日だった、犬たちは風は冷たかったが嬉し気にそれぞれ思い思いの姿でそこにいた、彼らが活躍したのは既に50年ぐらい前のことだ、止む無く越冬隊が昭和基地を離れざるを得ずカラフト犬たちを置いてこざるを得なかった、という辛い過去がある、

どれがタロかジロか分からなかったが、それぞれの頭を撫でてきた、そのあとオーロラシアターで南極のオーロラ映画鑑賞や隕石の標本を観てきた、入館は無料、研究所には図書館や休憩室も充実している、立川駅からバスですぐだ、犬たちに会いに行きやすくてよいと思う


アメリカの小型核兵器開発に反対する

2018-02-09 21:04:04 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

アメリカ・トランプ大統領の一般教書演説(1/30)の内容は核兵器なき世界を希望する人類を失望させるに十分であった、オバマ前大統領とは打って変わって小型の核兵器の開発を進めるのだという、アイキャンの核兵器廃絶キャンペーンと真っ向から対峙するものである、大規模核兵器は事実上使用不可能で、小規模核兵器なら使えるというのはどういう理屈なのか理解不能である、圧倒的な破壊力の熱と放射能をバラまくことにおいてどこが違うのか、いまでも「劣化ウラン弾」という兵器がある、この恐るべき破壊力を有し放射能をバラまく爆弾を更に大きくしたのが多分小型核兵器なのだろう、唯一の被爆国である日本は断然このようなものを開発することに反対すべきである、人類に不幸しか呼び込まない原爆鬼子である