この多事多難であった2015年 ひつじ歳ももうすぐ終わって、2016年 さる歳となってゆきます、
日ごろのご訪問とご愛顧に感謝いたします、本年は「母と暮せば」という山田洋次監督による名作を観て
その感想を書いて締めくくれたことをうれしく思います、
来る年も皆様にとって好い年でありますようにお祈りいたします
この多事多難であった2015年 ひつじ歳ももうすぐ終わって、2016年 さる歳となってゆきます、
日ごろのご訪問とご愛顧に感謝いたします、本年は「母と暮せば」という山田洋次監督による名作を観て
その感想を書いて締めくくれたことをうれしく思います、
来る年も皆様にとって好い年でありますようにお祈りいたします
ドラマはファンタスティックな描き方をしている、親しい肉親や恋人が死んだ人にとって、死者と共に生き語り合うことは当り前のごく自然なこと、それが生活の主要な部分となってゆく
全文を別ブログに掲載しています、下記をご覧下さい
⇒「映画の真相とその隠された深層」
12/28朝日新聞の記事、{減らない福島の震災関連自殺 今年はすでに19人}------ 「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に関連した福島県内の自殺者数が、震災から5年を迎えようとする今も減らない。内閣府の集計によると、今年は1月から11月末までで19人に上り、昨年1年間の15人を上回った。原発事故による終わりの見えない避難生活で、心身の状態が悪化しているためとみられる。
内閣府自殺対策推進室によると、震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県の関連自殺者数は、集計を始めた2011年6月から今年11月末までで計154人に上る。震災関連自殺は、遺族への聞き取り調査などから震災が原因かどうかを警察が判断する。
福島では10人が亡くなった11年以降毎年2桁が続き、3県全体の累計自殺者数の半数以上を占める。宮城では震災直後の11年は22人、岩手で17人だったが、今年は11月末までで宮城1人、岩手2人に減った。 福島の自殺者80人について、地元の警察署が遺族から聞き取った結果を内閣府が集計したところ、自殺の動機(複数回答可)で最も多いのが、健康問題(42人)で、経済・生活問題(16人)、家庭問題(14人)が続いた。
自宅から離れて仮設住宅などで生活する人は、11月現在で岩手約2万4千人、宮城約5万5千人。一方、福島は約10万3千人に上る。今も、福島第一原発周辺など6町村全域と3市町村の一部に政府の避難指示が出されている。日中の立ち入りが許されている区域について、政府は17年3月までに避難指示を解除する方針。だが、7市町村に残る、空間放射線量が高い帰還困難区域は解除の見通しが立っていない。
福島県立医大の14年の調査で、避難指示区域からの避難者ら約3万8千人のうち、放射線被曝(ひばく)が将来、自分の健康に悪影響を与えると考える人が40%近く、子や孫に悪影響を与えると思う人が50%近くいた。被曝に不安を強く感じる人ほど抑うつ傾向が強かった。また、うつやPTSD(心的外傷後ストレス障害)の傾向がある被災者の割合は宮城、岩手より高かった。
前田正治・福島県立医大教授(災害精神医学)の話 避難指示が解除されて高齢者は帰還するが、子育て世代は帰らずに家族がばらばらになった状態が続くなど、福島の被災者が抱える問題は時間が経つほど複雑さを増している。自殺と関係の深いアルコール依存の人も増えている。被災者支援の専門的な知識を持つ人を増やし、ケアをより充実させることが必要だ。(永野真奈)」(下線太字は本ブログ筆者)
3.11の震災・大津波から4年半たつが、岩手県、宮城県では自殺者数が減っているのに、福島県ではずっと変わらず2桁を推移している、かついままでの3県の総自殺者159人の半数80人が福島県であるという、これは福島原発事故での放射線被爆が本人も子孫までも健康上の悪影響を避けられないことへの不安、自分の住んでいた家に帰れないで仮設住宅での生活が長引いていること、そこからくる心身の変調が原因ではないかという、
仮設住宅で生活を続けている住民は3県の合計で17万人、そのうち福島県で10万人であり、仮設住宅生活者の4割を占めている、自殺者の5割が福島県民であるというから仮設住宅での生活者数と大いに関係がありそうだ、元の家に帰りたくとも放射線量が低くないので帰れず、仮設住宅にいなければならない、放射線の恐怖は時間がたつにつれて忘れ去られるものではない、永久に雨空の下にいるようなもので晴れた日は訪れない、この恐怖を二度と起こしてはならないから原発再稼働に反対するのである、
とにかく放射線への恐れといつまでも続く仮設住宅の窮屈な暮らし、この板ばさみ的な窮屈感が心身のバランスを損ねているといえないだろうか、とにかく仮設でない本格的の住宅を用意して安定した気持ちで暮らせるようにすることが国や東電の責任であって重要なことではなかろうか、オリンピックで財政が東日本復興に回らず遅れるようであればその大義はつぶれるのです
{追加}
関連記事が東京新聞12/28に掲載されていたので参照します
「東日本大震災と東京電力福島第1原発事故が原因の体調悪化などで亡くなる「震災関連死」と認定された人が、福島県で28日までに2千人を超えた。県が公表した。
28日現在で2007人に上る。福島県では原発事故から4年9カ月以上たつ今も約10万1千人が県内外に避難しており、県は「避難の長期化で、心や体への負担が増えているのが原因ではないか。被災者の見守りや健康維持への取り組みを強化したい」としている。 復興庁によると、震災関連死は岩手県が455人、宮城県が918人(いずれも9月末現在)で、被災3県の中でも福島県が突出している。」
震災関連死についても福島県が突出している点は、自殺者数の場合と関係しているようです
やはり東電の福島第一原発の汚染水処理は思うようにいっていない、 以下は12/26朝日新聞から参照、
{汚染水、1日200~300トン増 基準超え、海に流せず 福島第一 ---ーーー東京電力福島第一原発で11月以降、高濃度汚染水の発生量が大幅に増えている。新たな汚染水対策として護岸近くの井戸でくみ上げ始めた地下水が、想定以上に多く放射性物質を含み、海へ流すことができないためだ。1日平均200~300トンの地下水が高濃度汚染水の発生源である建屋内に移送され、これまでの汚染水対策の効果が打ち消される形になっている きっかけは汚染地下水の海への流出を抑えるため10月26日に完成した海側遮水壁。1~4号機付近の護岸沿いに長さ30メートルの鋼管を埋め込んで、地下水をせき止める。地下水位が上がり過ぎないように護岸近くで地下水をくみ上げ、浄化処理して海に流す計画だった。
ところが5本ある井戸のうち4本で、除去が難しいトリチウム(三重水素)の濃度が海への排水基準(1リットルあたり1500ベクレル)を上回った。地下水位も想定以上に上がり、くみ上げ量が予定の数倍に。結果、溶けた核燃料に触れた高濃度汚染水がたまる建屋内しか行き場がなくなった。護岸近くの汚染土壌に地下水が触れたのが原因とみられる。
東電は建屋での汚染水増加を抑えるため、建屋周辺の井戸で地下水をくみ上げ、処理して海へ流す対策を9月から本格稼働させ、建屋に流入する地下水を1日約300トンから約200トンへ減らせたとしていた。海側遮水壁の完成で、海へ流出する汚染地下水は抑えられたが、この対策は帳消しになった格好だ。増えた汚染水は濃度を下げる処理の後タンクにためられる。
東電は今後、建屋周辺でのくみ上げ量をさらに増やす計画。そうすれば地下水位が下がり、護岸近くでのくみ上げ量を減らせると見込む。ただ、汚染水増加を解消できる時期はまだ見通せないという。(熊井洋美)}
3.11事故から4年半も経過するが、汚染された地下水は増加する一方だ、モグラ叩きのように一つ手を打つと他の欠陥が現れてくる、試験中という凍土壁はどうなんだろうか、原発の敷地の直下には活断層の有無が云々されて稼働の可否が判断されているが、地下水の水脈も勘案しなくてはいけないのではないのか、これだけ問題が多い原発、再稼働されつつある原発は大丈夫なのか、心配です
12/24朝日新聞の記事、
{「福島の教訓どこへ」 高浜再稼働容認、天仰ぐ住民ら
運転差し止めから再稼働容認へ――。関西電力高浜原発(福井県高浜町)に対する福井地裁の司法判断は、わずか8カ月後に覆った。「福島原発事故の教訓はどこへ」。早ければ1カ月後にも再稼働する現実に、地裁前に集まった多くの人たちは落胆し、天を仰ぐ人もいた。
ーーーー中略ーーー
避難者らは複雑な心境
東京電力福島第一原発の事故後、福島から各地に避難した人たちも決定に複雑な心境をのぞかせた。
「福島の事故が完全に過去のものにされていると感じる」
福島県南相馬市から京都府木津川市に避難した会社員福島敦子さん(43)はそう語った。京都地裁で争っている原発避難者訴訟と関西電力大飯原発差し止め訴訟の原告でもある。 4月に差し止めの仮処分が出たことに触れ、「司法判断に揺らぎがあるのはなぜなのか、理解できない。司法が再稼働を容認し、実行されれば、新たに私たちのような被害者が出る可能性がある」と心配する。
福井県鯖江市の農業、柑本(こうじもと)修さん(46)は、福島第一原発から約50キロの福島県二本松市から自主避難してきた。福井県の西川一誠知事は「国が責任を取る」との言質を得て再稼働に同意したが、逃げ惑った自分たちや人びとの姿が浮かび、知事の言葉に頼りなさや怒りなど様々な感情が去来する。
今回の決定は、原発を意識しないで暮らしていた福島の事故前に戻されたような気がした。柑本さんは「住民が普段から考えて情報を集めていくことが大事だ。私も避難の体験を語り伝えていきたい」と話した。}(下線太字は本ブログ筆者)
1000年に一度といわれた2011.3.11.東日本大地震・大津波によって福島原発は大崩壊事故を起こし放射能は遠くまでまき散らされ、メルトダウンした炉心には未だに本格的な調査の手が達していない、放射能汚染された地下水はいまもたまりにたまって行きどころを失いつつある、原発の安全神話は脆くも崩れ、大多数の国民は原発の恐ろしさや基本的に処分の方法がない、トイレのない高級マンション、といわれる原発を将来の子孫のためにもいま生きている我々のためにも廃止するべきだという考えを持つようになった、にもかかわらず今回のような原発再稼働を容認する司法の判決はどういうことであろうか、
もしも3.11がなかったならば自分も含めて国民の多くは相変わらず原発の安全神話、原子力の平和利用、地球温暖化に有効な電力などという幻想の中に居続けたであろう、だがその目を覚まして真実を見えるようにしてくれたのが3.11であった、この千載一遇の自然が教えてくれた、しかしながら多くの尊いいのちを犠牲にした手痛いパンチ、それによって教えられた原発の真の姿、人間には根本的に制御できない恐るべき怪物の本性をはっきり見た、これとは決別すべきである、
3.11がなかったとしても必ず他の機会に違った形でその凶暴な姿に遭うことになったであろう、原発の正体を知ったいまこそこの決別の機会をとらえなかったならば必ずいつかはもっとひどい目に遭うのではなかろうか、そういう意味で司法の判断は目先の経済的利益にしか目を向けていないものだ、当時の樋口裁判長の「経済活動である原発の稼働は憲法上、人格権より劣位におかれるべき」と指摘した、原発再稼働はすべからくこの大飯原発運転差止の判決に戻るべきだと思います
こうした現状について、文科省の担当者は「ふげんには七十トンの使用済み燃料が残っている。この処理が必要なので開栄丸を廃船にはできない」と強調。JAEAの担当者は、自ら運営する高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)の運転開始を前提に「もんじゅ用の燃料の原料を運ぶ用途もある」と、開栄丸の必要性を訴えた。もんじゅは機器の点検ミスが相次ぎ、原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を出している。河野太郎行革担当相は開栄丸に関し「エネルギー関係予算の無駄」と明言。来月の有識者による国の事業の無駄点検で対象に取り上げる考えを示している。」
(下線太字は本ブログ筆者)
確かに開栄丸の使用中止は国費削減上当然の決定だと思う、これだけ見ればいいことである、だが文科省の言い分はどう展開・解決されたのであろうか気になる、他の方法で、例えば陸上輸送など考えているのだろうか、運搬そのものを中止するとするならばふげんの残っている使用済み核燃料はどう処分するのか、また今回の運搬船使用中止はもんじゅの運転中止決定の先駆けであろうか、いろいろ気になります
テレビをみていたらリンゴの皮には筋肉増強の機能がある(?)という、いまや70才にもなってくると俄然筋力が落ちてくるのが眼に見えるようだ、そこでこのニュースはいつまでも頭に残った、
普通は筋力増強には筋トレが不可欠、ところがリンゴの皮には食べるだけで筋力が増強されるのだそうな、振り返ればリンゴの皮とさよならしたのはいつだったかな、当時はリンゴに農薬がかかっているから洗っても容易には除去できないとかで皮をむいて食べる方が安全だという風潮だった、
わたしも皮をむいて食べるようになった、もう一つ皮をむかない理由があった、皮が厚くて丸ごとかじると歯を痛めたからだ、またリンゴの皮をできるだけ長く続けてむくという能力が結構もてはやされた、
そういうゲームもあった、それで随分と長いこと皮ごと食べることから離れていた、おかげさんで皮むきは上手になった、だが、むいた皮を捨てるとかなりのゴミ量になるのも気になってきだした、
そこで今回久々に何十年ぶりかで皮を食してみようという気になった、いまや農薬は水洗で完全に流し落とせるといわれている、随分と改良されたものだ
わたしの方法はリンゴを水洗いしてから半分にナイフで割ってそれから皮ごと全体を果物ナイフで薄くスライスして食べる。これだと皮をかむという感じがほとんどない、皮の厚さを感じない、歯が弱くなると丸ごとかじるのはよしたほうが良い、このスライス方だと全然手間いらずだ、
リンゴには栄養分が多く、一年中食べている、ニンニクを食べた後にリンゴを食べればニンニクの匂いも消える、これで皮を食べてゴミは減るし栄養は摂れるし、もしかしたら筋力も維持できるかも、そうすればロコモティヴ・シンドロームにもならずに済むかも、一石何丁にもなる、
今後はリンゴだけでなく他の果物も皮食べに挑戦したい、実際に柿にはリンゴ法を適用しています
12/22朝日新聞に載った記事、以下全文掲載します、
「{高浜原発再稼働、福井知事が同意「すべて条件満たした」}-------福井県の西川一誠知事は22日、県庁で記者会見し、関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働への同意を表明した。これで地元同意手続きは終わった。新規制基準の審査に合格した原発の再稼働への知事同意は九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)に続き3例目。西川知事はこの日夕方に上京し、林幹雄経済産業相に伝える。
福井知事、国に注文「安全、具体化を」 高浜再稼働同意
福井地裁が4月に命じた運転禁止の仮処分の効力が続く限り再稼働はできない。関電が申し立てた保全異議の決定は今月24日に同地裁で出される。関電は異議が認められれば3号機を来年1月下旬に、4号機も2月下旬に再稼働させる計画だ。西川知事は司法判断が出る前に同意表明したことについて「理由はない。前か後かにこだわる性質のものではない」と述べた。
福井、京都、滋賀の3府県や国との広域避難計画に基づく訓練が実施されないまま再稼働に同意。これについては「再稼働の条件ではない」と述べたが、国や府県と今後、実施について協議する意向を示した。
西川知事は①原発への国民理解の促進②2030年度の電源構成比率の明確化③使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外立地に向けた国の積極的関与④事故制圧態勢の強化⑤地域経済と地元雇用への対応――を再稼働の条件としていた。
政府は7月に原発を「20~22%」とする電源構成比率を決定し、10月には使用済み核燃料対策の「アクションプラン」を発表。関電も20年ごろに福井県外での中間貯蔵施設の建設場所を決め、30年ごろの操業を目指す計画を策定した。西川知事が最も重視してきた「国民理解の促進」も、安倍晋三首相が今月18日の原子力防災会議の場で「全国各地で国民理解のための説明会を行う」と明言。原発の40年超運転や廃炉、高速増殖原型炉「もんじゅ」の存廃など、福井県が抱える諸課題にも「国が責任を持って総合的な対策を進める」と約束した。知事は条件をすべて満たしたと判断した。
一方、高浜3、4号機の重大事故時に避難対象となる半径30キロ圏には福井、京都、滋賀の3府県が入り、約18万人が暮らす。原子力防災会議で広域避難計画は決まったが、避難手段の確保、経路となる道路の整備、交通渋滞対策などの課題が残されている。
高浜3、4号機は2月に原子力規制委員会の新規制基準に基づく審査に合格。現在、新たに設置された設備の検査が進んでいる。高浜町議会は3月に、高浜町の野瀬豊町長は今月3日に、県議会は17日に再稼働に同意していた。(堀川敬部)
〈高浜原発〉 関西電力が福井県内に建設した3カ所の原子力発電所の一つで、4基の原子炉がある。東京電力福島第一原発とは異なる加圧水型炉(PWR)。3、4号機(ともに87万キロワット)は1985年に運転を開始した。2011年3月の東日本大震災発生後、3号機は12年2月、4号機は11年7月から定期検査のため運転を停止している。(下線は本ブログ筆者)
福井県知事の提示していた原発再稼働のための上記①から⑤までのすべての条件を満たしたので再稼働の同意をするという、だが①の国民の理解はいまだに半数以上の人が再稼働反対と言っている、どう説明しても福島の原発事故が解決もしていない現状では反対するのは当然だ、
②電源構成比率の明確化は現政権が原発をベースロード電源とするとして勝手に決めたこと③の使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外立地は未だ対象市町村との交渉を必要としており不透明だ、福島では中間貯蔵とする方向だというが住民は反対している④の事故制圧態勢の強化は現段階では内容不明⑤地域経済と地元雇用への対応は政権として当然のやり方を言ってるだけだ、
福井県知事はどこをみて条件満足で安全だと判断したのか全く分からない、核の廃棄物ゴミはどうするのか、処理方法すら決まっていない、国はどう説明しているのか、もんじゅがどうなるのか、無関係ではなかろう、原発稼働の全体像が見えていないではないか、
また福井県だけの判断で決めていい問題だろうか、京都や滋賀県の住民は大変な恐怖を抱いて暮らさねばならないし、古都京都はもっと深刻な問題を抱える、福井県知事の判断は住民の真の利益を守るための大局を見極めた判断とは到底思えません、また司法の判断が出る前にこういう同意を表明したことには焦りとどこかからの圧力を受けているように感じられ自然とは思えません
12/19の朝日新聞Beのコラム「104歳私の証 あるがまゝ行く」の日野原重明先生の記事はこころに響いたものです、
アドベント(待降節)の意味に触れ、他人の罪を赦さないと神は自分の罪も赦してくれない(主の祈り)が重要であるといわれ
ました、さらに「いのちの器」について素晴らしい解説を与えてくださいました、肉体は朽ち、土に還る、しかしこの朽
ちる土の器に「内なる私、魂」が宿っていてキリストが復活したように私たちのこころ、魂も生き続ける、それはいわ
ば「小さいキリスト」であり、朽ちる土の器が生き続ける間は、そこにどんな「私」を包み込むのか問い続けなければい
けない、いのちは私たちに与えられた時間である、それを何のために使うのか、もし、助けを求めている他者のために
有効に使うならば、これからの時代を生きる子供たちのよい手本となるでしょう、とのメッセージです、日野原先生自ら
104歳になってもそういう生き方を進んで示していてくださる、もっともっとそういう真摯な生き方に学ばねばならな
いと感じました
プロジェクトが最初に確認した事はこの使命は人を殺すかもしれないし逆に自分たちが死ぬかもしれない、世界的な美術品は人命と比較できるのかということであった(我々はどう答えられるだろうか?)
全文を別ブログに掲載しています、下記をご覧下さい
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消費税の軽減税率が与党の自民党と公明党の間でまとまった、
これを見ていると何とも侘びしい、与党間で決めていることが実
に奇異に感ずる、本来ならば臨時国会で野党の質問に答える形
で筋が決められるべきであるのだ、だから与党同士が自分たち
のメリットのみ追及して収まったかたちだ、つまり自民党は安保
法案を公明党の賛成を得て強制採決を踏み切った、その代りに
消費税では自民党がその借りを返す番であった、その目論み道
理になった、公明は生鮮食品、加工食品、おまけに新聞までを
消費税8%に据え置き、自民に1兆円の財源を確保することま
で譲歩させた、大成功だ、これで来年夏の参院選を共同して乗
り切れるだろうという見込みができた、与党間の妥協で決められ
てゆくこの図式は閣議決定と変わらない、来年年初めに国会
が早々に始まる予定だ、野党はどう切り込むのだろうか、いまま
で軽減税率決定に当たって野党の意見は報道されていないの
だが・・・・、与党は財源も選挙後まではっきりさせないらしい
が、・・・・うまい手であると思う
たった2%の差を軽減税率と言えるのかどうか、いっそのこと生鮮
食品ぐらい税率0%位にしたら納得なんだが、どんなもんでしょうか
キラキラ・イルミネーションがすごいというので、かあちゃんと「あし
かがフラワーパーク」へ行ってみました、なんでもイルミネーション
部門で全国第1位というから1度は見て見る価値ありと東武足利駅
へ降り立ったのが午後3時半ぐらい、そこから無料の夜間シャトル
バスが出ていて乗りました、目的地のフラワーパークへ近づくとマ
イカーで来ている人の駐車場待ちで大渋滞、予定より15分遅れで
到着、もうすっかり暗くなって丁度イルミネーション点灯したところで
した、
夏は紫と黄色と白の藤の花でにぎわうところです、いまは冬のイル
ミネーションの花が咲いていました、さすがの規模です、この世の
ものとは思えないファンタジーな世界です、バラの花も咲いていま
した、バラの花はだんだんと色変わりするメルヘンの世界です、
当日は寒さも少し揺らいだ温かい夜、約1時間の観賞で堪能して
帰りました
12/10朝日新聞によれば「化学及び血清療法研究所(化血研)」の製剤不正が発覚した点に関し、
「化血研不正、問われる説明責任 第三者委は「安全」……識者ら「後から健康被害も」なる記事を載せた、 (以下全文引用)
「化学及(および)血清療法研究所」(化血研、熊本市)の不正製造をめぐり、血液製剤やワクチンの利用者から安全性に不安の声が出ている。化血研の第三者委員会は「安全性に大きな問題は見当たらない」としたが、添加した製剤には重い副作用の報告があるとして、健康被害の有無を調べる必要性を指摘する専門家もいる。不安をなくすための説明を求める医療者の団体もある。
近畿地方の40代の男性は血友病で、化血研の血液製剤を長年使っていた。6月に報道で不正製造を知り、「体に何も起きないようにと祈りながら使った」。10月に他社製品に切り替えた。 横浜市の診療所の男性院長(65)はインフルエンザワクチン接種の際、受診者から「化血研製か」と尋ねられることがある。当面は化血研の製品は使わないつもりという。
第三者委の報告書によると、化血研は遅くとも1974年から国の承認とは異なる方法で血液製剤をつくっていた。血液製剤12製品で行われ、31工程に上る。 血液を固まりにくくするヘパリンを無断で加える工程は11製品で実施。開発中の製品の臨床試験で効果がなくなる問題が出て、ヘパリンを添加すると解消できた。それをふまえた承認申請をすべきだったが、隠したまま臨床試験の方法で申請した。試験のやり直しを指示されて製品化が遅れることなどを恐れたという。
不正に製造された血液製剤の安全性について第三者委は、販売前に国家検定を受けて合格しており、重い副作用の報告もないとして、「危険を及ぼすことを示す証拠が見当たらない」とした。ワクチンも同様の見解を示した。
ただ血液製剤について、薬害問題に詳しい臨床・社会薬学研究所の片平洌彦(きよひこ)所長(社会薬学)は「ヘパリンには重い副作用も報告されている。過去にさかのぼって健康調査をする必要がある」。日本薬科大の山口照英客員教授(生物系薬品学)は「血液製剤は時間がたってから問題が起こることもある。追跡できる記録の有無を化血研は明確にしておらず、安全性が十分に示されたとは言えない」と指摘する。
一方、ワクチンについては、保健医療経営大の広田良夫学長(公衆衛生学)は「厚生労働省の調査にもとづけば、出荷が再開されたものは品質や安全性に重大な影響を及ぼす可能性は極めて低い」と話す。
全国保険医団体連合会は厚労省に対して「安全性を担保する根拠を公表し、国民の疑念にていねいに答えるべきだ」と求めている。
また、化血研は家畜に使う動物用ワクチンと診断薬も、国の承認とは異なる方法でつくっていた。農林水産省は9日、医薬品医療機器法違反の疑いで化血研に立ち入り調査をした。 (竹野内崇宏、福宮智代)」 (下線は本ブログ筆者)
よくも40年にわたって歴代の所長らは黙認を続けてきたものだ、
ばれなければいいという薄汚い根性が伺われる、そして安全性
に問題ないと言ってのける第三者委員会もどうかと思う、販売前
の国家検定で安全性が確認されたというが、第三者委員会は利
用者・患者側に立って意見を言っておらず、むしろ化血研側に立
って言いわけしているように思える、40年にわたって不正を続け
隠し続けた点に関して利用者・患者の治療や防疫をなんだと思っ
ているのだろうか、自分もインフルエンザのワクチンを打ってもら
ってきた、春まで罹患しなければそれでいいというものではない、
ワクチンの薬効がまさに後々になって副作用として出るかもしれ
ないのである、化血研は本来の製法と不正な製法の違いについ
て十分な確認試験をしなければいけない、その結果として薬効に
差異がなければ今まで不正とした製法も晴れて正規の方法とし
て認められるのではなかろうか、その実証が必要だということで
す
知らないで製品の不良が発覚した場合はともかく、最近は意図的
な気づきながら不正な製品を世に出して平気でいるという例が
多い、VWもそうであるし原発もそうであるしデザインの偽装など
も・・・、安全だとか被害は少ないだとか消費者をだまし馬鹿にし
たような大企業や国のやり方が目立つ、もっとしっかりしてほしい
ものです
体を張った注進を厭わない気骨の持ち主、であればこそあのユダヤ人難民に単独でビザを発給する勇気が発揮された、映画では杉原がビザ発給を決心するに到る懊悩・苦中、逡巡する杉原を捉える
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