(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

紙わらべ展  高木栄子さん  銀座松屋にて

2012-08-30 22:39:32 | 展覧会

銀座の松屋で創作人形展覧会が開催中というので

かあちゃんが観に行こうと誘いました

たまには銀座に行くのも好いかと、付き合ったわけです

熱い日差しなので、駅からは外を歩かず地下鉄の地下道を歩きました

展示場はやはり中高年の女性でごった返していました

高木栄子さんという今年90才になられた人形作家の「紙わらべ展」と

いう催しです

観てびっくり、懐かしい大正時代から昭和初期にかけての懐かしの多く

の情景をテーマにした子供と大人の人形です

和紙で作られたわらべの人形はまさしく小さく10センチぐらいで、犬や

猫や雀のような動物や立ち木もあります

そのほか着物、足袋、生活の小道具、本などなど・・・・・

その細かいことと、写実的なこと、精密に作られているのには驚嘆させ

られました

なによりも人形の表情が素朴で詩情溢れ実に好いと思いました

縁日の出店がずらーっと並んだ、今は懐かしのさまざまなものが売ら

れている作品が印象的でした

当日は高木さんがおられて、サインに応じてくださいました

90才という高齢にもかかわらず、今でも創作に熱心に取り組んでおら

れるそうです

見習いたいと思いました


ニホンカワウソが絶滅してしまった

2012-08-28 22:40:55 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

きょうのニュースによれば、「ニホンカワウソ」が絶滅種に認定されたと

いうことです

1979年に高知県の川でみられて以来、30年間観測されなかったということ

です

かつては、日本のどこにでも生息していたが、毛皮を得るために乱獲されて

激減してしまったとか

残念ですねえ

今まで観られていたものが、姿を消して、もう二度とその姿を見られなくなる

とは・・・・

ゲンゴロウやメダカも絶滅種だそうです

そういえば小学校時代以降、ずーっと見たことないですね

食物連鎖という自然の法則があり、生物は食べたり食べられたりして生存し

ていますが、その環が、どこかで欠けると生物間に微妙な影響が生ずるそう

です

だから、ニホンカワウソが食物連鎖のどういう位置づけであったのか分かり

ませんが、分かったときにはもう既に深刻な影響が生じていて、取り返しが

つかなくなっていることが怖ろしいわけです

人間側の無駄な殺生は厳に慎まなければいけないということでしょう

それと環境破壊も慎まなければいけません

原発事故での環境の放射能汚染なども、生物の絶滅に一役買っているかも

しれず、慎重な調査が必要だなと思います


原発の使用済み核燃料の処分

2012-08-27 13:44:02 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

8・25朝日朝刊には、原発の使用済み核燃料の処分について、

地中直接埋立を経産省が法改正するという記事が載っていました

主として六ヶ所村の再処理工場が試運転でもトラブルで本格運転ができず、

核燃料サイクルが行き詰まったところへ、2030年原発0案が主勢力を占め

てきた現実からの要請によるようです

いまでも国内の使用済み核燃料は1万4千トンあり、3・11の原発事故時点

で年間1千トンが排出されていたといいます

現在のところ、使用済みあるいは使用途中の核燃料は各原発の置き場に

保管されているそうです

現在、永久的なしっかりした保管または埋立地も定まっていません

こんな状態で、さらに電力確保のために原発再稼働すると、核燃料のゴミは

増大する一方で、負の遺産をいやがうえにも積み増すことになるわけです

ちなみに、朝日新聞の記事では、保管場所の満杯期限は東海第二原発、

柏崎刈羽、玄海等が最も短くて3年ちょっと、島根、高浜、大飯、美浜、

浜岡、女川、敦賀、伊方などが7年から9年、河内、滋賀、東通、泊などが

11年から 16年となっているようです

政府が2030年時点で原発0という案を考えているようですが、上記の原発

中11基が10年以内には置き場所がなくなるわけです

2020年ぐらいまでには脱原発の技術を確立してスタートを切っておかない

と取り返しがつかなくなります

更なる核燃料のゴミを出してはいけないし、既存のゴミの処理をどうするか

がものすごく問題であると思います

脱原発とはどうやって廃炉や使用済み核燃料処分のプロセスを進めるか、

および地熱、風力、太陽光熱などの自然エネルギー発電を早急に立ち上げ

社会のシステムに組み込むことなどです

躊躇している暇はないのです


金融は脱原発に向かうかについて

2012-08-26 21:54:39 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

8・22朝日朝刊のオピニオンの欄で、「金融は脱原発に向かうか」ということについて、

末吉竹次郎氏(国連環境計画金融イニシアチブ特別顧問)の意見を特集していました

実に興味深かったです

6月の電力会社の株式総会で、メガバンクは脱原発提案に軒並み反対していた事実があります

あの時は全く良心も倫理観もない銀行の奴め、と思った次第です

しかし、地方の城南信用金庫が脱原発の発電を進める企業に積極的に投資すると宣言した時には、

拍手喝采を禁じえなかったことを覚えています

さて、銀行などの金融機関は環境に配慮せずに儲けている企業に融資するのが、極端な言い方をす

れば今までの通例だったようです

しかし、今後は環境に配慮して多少は利益の上がらない企業に融資すべきだと論じています

これを「グリーン経済」というそうです

また預金者も自分の預金銀行がどういうところへ融資しているか意識し、

監視しつつ預金をすべきだとも言います

本来は原発再稼働を推進する関電や東電などへ融資すべきではないのです

かつてベンチャービジネスというのがあって、有望な技術開発を計画する中小企業へ

金融は育成するために融資していました

現在はどうなんでしょうかね

まさに脱原発産業に進もうとしている企業へ金融は率先して融資しなければ、

そういう金融に明日はないといってよいでしょう

経団連などが脱原発に否定的な態度をとっていますが、金融がその態度を変えさせるべきだとも思い

ます


自己検証のなさ

2012-08-24 22:22:41 | 千年大災害と脱原発・核廃絶推進の闘い

「原発事故はなぜくりかえすのか  高木仁三郎著」の第5章です

日本の原子力産業において自己検証のなさがとりわけ顕著であるとあります

JCOの臨界事故やもんじゅの事故を例に挙げ、自己防衛的な検証に留まっ

ているといいます

国の安全審査はそこそこの健全な機能を果たしていたという証明に終始し

いたというのです

そして第三者による検証を許さないという立場を固持します

徹底した究明がなされていません   ある程度シナリオが描かれていてそ

の結論に達しているということです

政府の委員会も、最初から政府が公共的な立場をもっていて、その枠の中

で都合の良い結論が出るように人材を配しているのが特徴だというのです

日本の原子力産業の事故に甘い体質が原因ではないかといわれています

さて3・11の福島原発の地震・津波での原発崩壊の事故調査も国会事故調

査報告がなされ、自然災害でなく人災であったとしました

地震や津波に対して対策を先送りしたためだというのです

一見、国と東電の関係者が必要な義務を怠ったためという謙虚な態度との

解釈もできますが、

原発に対する根本的な安全性に対する認識に欠けているように思います

人は何でも努力すれば危険を克服できるほどに完全な存在ではありません

ではなぜ対策を先送りするような過ちを犯したのでしょうか

その理由はなんでしょうか

原発崩壊の理由を人災と結論するのは、きわめて尊大な態度であるという

べきです

高木さんが書かれたように、自己検証の姿勢が問われるのではないでしょうか

 



 


絵本 「くつやのねこ」

2012-08-23 21:30:14 | 猫、ねこ、ネコの図書館

絵本「くつやのねこ」 作 今井彩乃

BL出版株式会社 発行 2010年

くつやさんが倒産しかかります

その危機を飼い猫が救います

こんな猫が家族でいてくれたら助かります

魔物よりもさらに賢い猫

大事にしたいと思いました

絵も独特の茶色系を主体とした落ち着いた感じです


映画「アベンジャーズ」 アメリカ 2012年

2012-08-22 22:02:41 | 映画の印象

視覚効果を最大限に狙ったCGやヒーローたちの格闘、鋼鉄芋虫のような戦闘怪獣などアイデア一杯で老若男女にとって楽しめる娯楽作品。

だが既存の個別作品でのヒーローたちをかき集めてチームに仕立て、豪華さを狙うというのは安易な考えだと思うが。

全文を別ブログに掲載しています、下記をご覧下さい
映画の真相とその隠された深層


銀座シネパトスが閉館するのか

2012-08-17 22:35:41 | 日記

今日の朝日新聞夕刊で知ったことです

銀座にある映画館「シネパトス」が来春には閉館予定とか

シネコンがいまの主流になって、単館の映画館は昨今次々と

閉館を迫られています

シネパトスにもよく行ったものです

東銀座の橋の下、丁度地下のような場所で、飲み屋なども連なってありました

3館あって、よそで見損なった作品など、やっていてくれて、

そのお陰で観ることができたものです

それがなくなってしまうのは、実に惜しい感じです

また昭和時代の好いものが失われてしまうのか


消えてしまったクローバの群落

2012-08-16 22:24:17 | 花の万華鏡

散歩の途中にある空き地にはえている雑草にある変化を見つけました

その空き地では雑草が生えていますが、最近まではクローバーが

盛んに葉を延ばし、白い花を咲かせていました

葉も大きく、他の雑草の勢いを制していたように思います

ところがこの8月に入ったあたりから、葉が小さくなり、花は散り、

あの勢いはどこへやら

クローバの群落はまるで小さく萎縮して、

見る影もなくほとんどなくなってしまったような変わりようです

代わりに、他の雑草が勢力を増していました

あたかも入れ替わったような感じです

植物はこのようにして、入れ代わり立ち代わり、

生き延びているのだなあと思いました

来年の春が来れば、またクローバーが盛んに茂っていることでしょう


枯れてしまったアンデスの乙女(カッシア)

2012-08-13 20:26:33 | 花の万華鏡

大切にしていたカッシアの木が枯れてしまいました

昨年の9月の大型台風で木が大きく傾き、

支柱をして木の立て直しをしました

これで大丈夫と思ったので、

春になって枝が伸びるのを楽しみにしていました

ところが、いまだにぜんぜん新芽が出てきません

天候不順のこともあり、

もうちょっと待っていたら芽が出るかと待っていたのです

8月にもなって枝が出ないのはおかしいです

枝の途中を切って断面を観察しましたが、

どうも枯れている感じです

別名は「アンデスの乙女」です、

今の日本の熱帯に近い気候が合わなくなったのでしょうか

とにかく残念です

まだ若い木だったのにと、その死が惜しまれます

しばらくは、枯れたままにして見ているつもりです

昨年は、それこそ見事に花をつけて楽しませてくれました

これが最後と思って一生懸命に花を咲かせたのでしょうか

実に不憫で仕方がないです

写真は昨年の旺盛に咲いてくれた時のものです


映画「西の魔女が死んだ」 日本 2008年

2012-08-11 21:30:35 | 映画の印象

規則正しい生活をおくり、他者を偏見で見ないなどその修行は人間教育そのものであり、箒に乗って飛び回ったり、毒の薬を煮詰めたりすることではない。

全文を別ブログに掲載しています、下記をご覧下さい
映画の真相とその隠された深層


散歩道に咲いているアザミの花

2012-08-09 22:25:42 | 花の万華鏡

最近うれしいことがありました

散歩をしている道のわきの藪にアザミの花が咲いていたのです

余り人が通らない道です

かつてアザミは野の花で、どこにでも咲いていました

とげとげの葉に守られて咲いていました

しかし、アザミの花は鮮やかできれいなためか、

抜いて採ってしまう人がいるのです

園芸店でアザミの苗を見たこともありました

アザミは山野草の一種なんでしょうか

アザミは野原に咲いていてこそ意義を感じます

「アザミの唄」という歌謡曲があります

カラオケでも中高年者がよく歌っています

「こころの花園に咲きしアザミの花・・・・」という歌詞のように

心の中にだけ咲くようになったらさみしい限りです

野に咲くアザミは抜いて持ち帰らないでほしいと思います


町内盆踊り大会雨にも負けず開催された

2012-08-08 22:07:34 | 日記

去る日曜日と月曜日にかけて、町内の盆踊り大会が開かれました

わたしは日曜日に行ってみましたが、けっこう盛況でした

夏の風物詩は花火大会と盆踊りです

どちらも、天気でおおきく狂います

月曜日は久々の雨が降ったのですが、午後から晴れてきて、

開催できたようです  善かったですね


ばあちゃんの創作うちわ

2012-08-07 21:26:29 | 看取りと介護道

デイサービスでばあちゃんがお土産を持って帰ってきました

なんと、デイで作った”創作うちわ”です

うちわには折り紙で折った金魚が二匹泳いでいます

なかなか可愛い金魚だと思います

当然ながら、職員さんに手伝ってもらったのでしょう  出来が良いです

このうちわを見せて、

「ばあちゃんが作ったんだろう  覚えているかい」と聞くと

「知らないよ、誰のだい??」とそっけない返事です

やれやれですなあ、それでも自分のそばに置いてまんざらでもない様子です

少し思いだしたのかも