銀座の松屋で創作人形展覧会が開催中というので
かあちゃんが観に行こうと誘いました
たまには銀座に行くのも好いかと、付き合ったわけです
熱い日差しなので、駅からは外を歩かず地下鉄の地下道を歩きました
展示場はやはり中高年の女性でごった返していました
高木栄子さんという今年90才になられた人形作家の「紙わらべ展」と
いう催しです
観てびっくり、懐かしい大正時代から昭和初期にかけての懐かしの多く
の情景をテーマにした子供と大人の人形です
和紙で作られたわらべの人形はまさしく小さく10センチぐらいで、犬や
猫や雀のような動物や立ち木もあります
そのほか着物、足袋、生活の小道具、本などなど・・・・・
その細かいことと、写実的なこと、精密に作られているのには驚嘆させ
られました
なによりも人形の表情が素朴で詩情溢れ実に好いと思いました
縁日の出店がずらーっと並んだ、今は懐かしのさまざまなものが売ら
れている作品が印象的でした
当日は高木さんがおられて、サインに応じてくださいました
90才という高齢にもかかわらず、今でも創作に熱心に取り組んでおら
れるそうです
見習いたいと思いました