(童話)万華響の日々

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老老介護の果てついに嘱託殺人

2015-06-23 20:01:48 | 看取りと介護道

6月18日の朝日新聞千葉版の記事はまたもショックな内容でした、

茂原市に住む83才の妻が2年ほど前から足腰が弱って転倒を繰り

返し骨折もして一人では動けなくなり、93才の夫に「痛くて苦しい、

眠れない」と訴え殺してほしいと頼み、夫は見るに見かねて首を

絞めて殺したそうです、検察は懲役5年を求刑しました 妻は生前

から家族には迷惑かけたくないとメモを残していたそうで、最近は

夫が付ききりで買い物、庭の手入れ、トイレ連れ添い、当然に料理、

を一人でしていて多分相当に心身弱っていただろうと想像できます、

夫は軽度の認知症を呈していたそうです、公判で夫は嘱託殺人の

罪を問われ、今でも愛していると語ったそうです、夫は靴職人をして

いて妻と知り合い結婚したそうです、娘を二人授かったということで

す、妻は介護サービスを嫌ったそうです、長女はもう少し早く気づけ

ばよかった、父を助けられたのに、とまあこのような内容でした、

さて、このような悲劇が結構新聞などニュースで知ります、報道さ

れないものも多いのではないかと思います、聞くに忍びないことで

 避けるにはどうしたらよかったでしょうか、介護サービスを妻が嫌っ

たということがまず挙げられます、なんとかしてデイサービスなりに

連れてゆくことができたらよかったと思います、なぜ嫌ったか、その

理由が明らかにされたら対策が打てたかもしれません、そのために

は専門知識と情報を集めて当人たちの最善の結果を願って助言し

どうすればよいかを積極的に進めてくれる取り巻き人たちが以前か

らいてくれればよかったと思います、自分だけで何とかしようという

姿勢は絶対に捨てるべきことです

老老介護を家でするということはこういった悲劇を往々にして招き

やすいと思います、いまの政府はこの方行「介護は家庭で」を目指し

ているのです、

 また93才の超高齢老人に牢屋へ5年も行けというのはいかにも

人情がないではありませんか、長い人生の最期を祝福されて迎え

るべきものをこんなふうに迎えさせて良いはずがありません

 


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