(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

認知症の二つのタイプ

2013-07-31 21:47:50 | 看取りと介護道

認知症にはアルツハイマー型認知症と、血管梗塞型認知症の二種類が

あるということが分かっています

さて、どう違うのでしょうか、それを考えてみたいと思います(以下続く)


ばあちゃんの骨折回復状況

2013-07-24 21:58:20 | 看取りと介護道

ばあちゃんは左手首骨折でギブス生活をしています

連日の猛暑でギブス生活はさぞ暑苦しくうっとうしくて辛かろうと

思います、しょっちゅうギブスの上から搔いて詰め物を取ろうと

するので、それを抑えるのが大変です

最初はギブスの先に出ている5本の指がパンパンに腫れて痛々しかったで

すが、段々と指も細まりしわが出てきました、

少し楽になってきたことでしょう

転倒した際に腰もひねったか、撃ったかしたらしく寝たり起きたりする

ときも痛がって支えるのが大変でした

それも、ようやく軽減してきたので、それはそれで喜ばしいですが、

逆に自力で下手に立ち上がって歩いたりすると、

また転倒して骨折などということも考えられ厄介なことです

目が離せないわけですが、それも限度があり、

夜は特に深刻な状況です

 


施設での暮らしに気を配る

2013-07-23 22:25:55 | 看取りと介護道

じいちゃんは老健で介護を受けとリハビリに励んでいます

施設での生活にも少しずつ慣れてきているみたいです

週二回の入浴に合わせて、面会し体調や心の状態の確認とケアに

行っています

このとき、洗濯物の持ち帰りや替えの下着や洋服を届けたり、

郵便物などの運搬もあります

施設にいても一人ぼっちの気分に落ち込まないように注意したいと思ってい

ます


蜘蛛の話題、二つ

2013-07-20 17:56:40 | 日記

最近起きた小動物の話です

庭に花が植えられたプランターが置いてあり、そこにこの初夏頃から

一匹の蜘蛛が巣を張っていました、

初めは小さくてはっきりしなかった蜘蛛はだんだん得物を食べて成長し、

大きくなった時、その鮮やかな美しい体に魅せられてしまいました

毎日、その蜘蛛を見て大きくなってくるのを見て楽しんでいました、

20mmぐらいあったでしょう

ところが数日前、蜘蛛の巣にその蜘蛛の姿が見られなくなってしまいました

連日の猛暑だったので避暑のためにどこかに隠れているのかと

思いましたが、それっきり姿が現れません、

とうとう蜘蛛の巣もやぶれてなくなってしまいました

かあちゃんと話をしたのですが、多分、鳥に食べられたのだろうと、

それほどに目立つきれいな蜘蛛でした

ネットで調べたらどうやら「コガネグモ」という巣を張る蜘蛛のようです、

実に寂しい限りです

もう一つの蜘蛛は、一昨日のこと、部屋の中に突然顕れました

それは、ここらでは見たこともないでかい蜘蛛で、天井に張り付いていました

黒っぽく、いわゆる土蜘蛛といわれている奴ではなかろうかと思いました

網袋で捕まえましたが、動きはのろく、たやすく袋に入ってくれました

もし、暴れたら叩いてしまおうかと思っていましたが、

簡単に捕まったので、そのまた外の庭に離しました

同じくネットで調べたら「コアシダカグモ」という巣を張らない蜘蛛のようで

す、兎に角でかくて30mmは超えていたでしょう、

こんなのは普段は見たことがない蜘蛛で、普通は藪の中に

住んでいるそうです

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」という小説を思い出しました

蜘蛛は見てくれは悪いようですが、人間にとって貴重な益虫であり、

示唆と暗示に富んだ不思議な生き物だなと思います、大事にしたいものです

 


「親の介護 縛られる娘たち」という記事

2013-07-19 22:11:08 | 看取りと介護道

朝日新聞(7/18)朝刊の「親の介護 縛られる娘たち」という記事

を読みました

二つのケースについて具体的に説明がなされていましたが、どれも

悲惨極まる過酷な介護の実態です、

例えば家族三人の介護で婚期も逸し仕事も辞めざるを得ないという

ものです、ではいったいどうやって経済的に自立でき野のでしょうか

解説には、娘は親の面倒を看なければならない、という古くからの思想

根強く支配しているからだといいます

自民党の憲法改正草案には「家族は互いに助け合わねばならない」とか、

書かれているとか

介護問題に国が家族の助け合いを盛り込むというのは、

ちょっと聞くと聞こえはいいが、実はかつて一世風靡した「儒教制度」

すなわち「封建制度」を復活させようとするようなものです

これは、今の安倍政権がことごとく復古調であり、富国強兵という明治

時代のような体制を復興しようとしている政策の一環です

せっかく国の社会制度の中で福祉を社会のものとして充実させようと

している流れの中で、憲法にこのような改定を盛り込むことは大問題

であります

親の介護は子供や孫がするのは当たり前の人間感情です、

憲法以前の問題です、さりとてそれを無理矢理強制することは

行きすぎです

皆が自滅してしまっては元も子もない、

悲惨な心中事件などが起こってはいけないのです

無理が生じたら、社会が福祉事業が、それを補助してゆかねば

いけないのです

施設から家へ、病院から家へ、という現行のやり方は人間性を損なう

ものといわねばなりません


介護に必要な便利な道具たち・・・・その二

2013-07-15 21:52:36 | 看取りと介護道

車は便利な生活の必需品です

うちでは前回の買い替えのときに、小型バンを選びました

それは後部のドアがスライド式になっています

そしてセダンよりも車高が高く設定されています

今になってみるとじいちゃんやばあちゃんを乗せて

病院や施設に行くときには実に好都合だったと思っています

セダンでは後部ドアが手前に開く形なので、乗るときの幅が

ちょっと狭く感じます

バンのスライド式ドアは後方へドアがスライドするので間口が広く

乗りやすいです

さらに、車高が高く椅子の高さもいくぶん高いので、

老人が乗るときにはあまりしゃがまなくて済み

腰や背中や脚の負担が少なくて楽に乗り込めます

また他人が体を支えて乗せる場合も楽です

癪なのは、車の重量が構造的に重いので燃費が悪いことです

今はやりのハイブリッド式エンジンならば言うことなしであったと思います

それでも、老人に優しく楽な車は燃費がいくぶん悪くても

我慢しなくてはいけないと思っています


介護に必要な便利な道具たち・・・その一

2013-07-11 21:33:33 | 看取りと介護道

介護に必要な便利な道具たち・・・その一

「冷凍庫付き冷蔵庫」と「電子レンジ」  

これは使えれば大いに助かります

高齢者にはガスの直火は危険です

それで、食品を温めたり、解凍したりする電子レンジが有り難いです

高級なタイプではなく、カメラでいうバカチョンタイプがもってこいです

料理方法のボタンなど不要です、温められればいいんです

最近は、食品メーカーが冷凍食を宅配で届けてくれます

一週間分をまとめて注文できるので、冷凍庫付きの冷蔵庫も保存に

必要です

ただし、人によっては電子機器が苦手の人もいます

従って、なるべく早いうちに電子レンジに慣れておくことが必要と思います

認知症がなければ電子レンジの扱いは大丈夫です

うちもじいちゃんに電子レンジの扱いを早くから慣れてもらっていました

おかげで昼食などは冷凍食を解凍しておいしく食べてもらっていました

冷凍食はよく工夫されており、カロリー制限食、食塩制限食などが

用意されており、メニューも豊富です

これを活用しない手はありません、きっと高齢者の自立生活を守って

くれます

同居する介護者の自由時間も与えてくれます


三方一両損、つづき

2013-07-10 21:58:23 | 看取りと介護道

全く熱いです、きょうも車で走っていたとき37度でした

家では34度です、たまらずクーラーを入れました

ところで、昨日書いた「三方一両損」は大岡政談の有名なくだりです

三者が一両ずつ損をしたことになっていますが、

実は大岡越前が一両を損した恰好です

しかし、かたちにおいては三者が一両ずつ損して丸く収まったという話です

うちでも家での認知症(母)とロコモテイヴ症(父)というハンデイを

負った両親二人の同時的介護が無理だと判断しました

車いす状態での生活が無理なので家での暮らしをじいちゃんには

我慢してもらって老健なる施設へ入ってもらいました

ばあちゃんには腕の骨折治療を抱えつつデイサービスや

ショートサービスに行ってもらい、往復の通いを辛抱してもらいます

わたしら夫婦はばあちゃんの夕方から朝までの介護に当たりますが、

昼と数日間のショートサービスの期間は家族の生活のためのあれや

これやの仕事と気晴らしも行います

そういうわけで、誰かが全面的に犠牲になってしまうのを防ぎ、

一人一人が生活を充実させられないかと考えています

いずれにせよ、何か深刻なことが起きれば、その時はまた打開策を

練らねばなりません


介護における三方一両損

2013-07-09 20:30:45 | 看取りと介護道

ごたごたばたばたしていましたが、

足腰が立たなくなったじいちゃんは施設(老健)にご厄介になることに

なりました

今までは、認知症がないじいちゃんがばあちゃんを見守りして

もらっていましたが、じいちゃんが不在になってしまい、

ばあちゃんの見守りもわたしら付きっ切りで過ごしています

しかし、それでは生活が成り立たないので、以前からご厄介になって

いたショートサービスとデイサービスを織り交ぜながら、

私らの動ける時間も確保しています

こうなるとばあちゃんの体調管理がキーポイントです

病気でも発症すれば、サービスに出てもらうこともできなくなります

わたしらの健康管理も重要です

わたしもかあちゃんとそれぞれ自分の持病の管理で病院通いも

しています

落語の「三方一両損」が好いヒントになりました

誰かがすっかり重荷を負ってしまうのではなく、それぞれが少しずつ

犠牲を払いあって全員がなんとか次善のラッキーを確保しようという

思想です

なんとか次のステップに入った感じです

 


玄関口の段差なしの必要性

2013-07-07 20:59:08 | 看取りと介護道

急に猛暑がやってきました  蒙古襲来ならぬ猛暑襲来だそうです

こうなると日中の散歩も危険という感じで、うかつには外を歩けません

数日前の、まだ梅雨っぽい日に散歩した時のことです

「バリヤーフリー」というか、「段差なし」というか、いつになく気になって

散歩途中の家々の玄関から道路までの作りを気にしながら

歩いていました

なんと、驚くなかれ、ほとんどの家で階段状の段々が玄関まで

造られています

実はうちもそうです、建築当時は気にもしなかったのですが

年寄りになると、車いすのお世話にならないといけない場合が生じます

ご存じのとおり、車いすは階段があると通行不可、お手上げです

他人に持ち上げてもらわねばなりません

どうして洪水などの床上浸水の惧れもない土地で、

やたらと土を入れて周囲よりも高くしなければいけないのか、

実に不思議であり、ばかげたことに思えます

大体が、家具など重いものを搬入するにしても、段々は不都合でしょう

もしも地盤を上げなくてはいけない事情があるならば、

スロープで好いわけです

高齢化が進むこんにち、車いす生活を考慮に容れて家の中は勿論、

玄関から道路まで段差なしの設計が必要だと思った次第です


映画「アンコール!!」  イギリス  2012年

2013-07-07 20:44:36 | 映画の印象

孤独な男たちは妻の趣味の友人たちや集いをおろそかにしてはならない、きっとそれらは孤独で老いた彼を支えてくれるだろう

全文を別ブログに掲載しています、下記をご覧下さい
映画の真相とその隠された深層

   


ついに骨折だ

2013-07-04 22:18:54 | 看取りと介護道

ばあちゃんが不運にも転倒して、手首を骨折しました

幸いにして足でなくてよかったです

また、効き手の右でなく左手であったのも、不幸中の幸いでした

とはいっても、病院へ直行し、レントゲンを撮って確認し、

ギブスで固定しました

腰も痛めたようで何をするにも痛々しい限りです

手はパンパンに張れて酷い色になってしまいました

夜のトイレ行も大変さを味わっています

早く、治ってほしいものです

とはいえ、骨折は完治が遅いのが通常です、

そんなに早く治らんでしょう

本人も、私らも辛抱の日々です


愛猫の三年目の命日

2013-07-01 22:01:22 | 日記

今日は愛猫チャタの命日でした

もう三年になります、早いものです

思い出すとなつかしくも、決して長くなかった命で死んだチャタが可哀想です

それはこちらの勝手な想いでしょう、彼は彼の充実した一生を生きたのだと思います

最近は、心の中でよく話掛けています、ちゃんと答えてくれています

有り難いことです