ちいさいサンルームですが冬になると耐寒性の低い鉢花木をそこへ移して越冬させています、
つい最近のことですがかあちゃんがサンルームで何かを発見しました、これはバッタじゃないか
というのです、それで何かと思って見てみると寒冷紗のネットになにか昆虫がへばりついて
います、よく見ると長さが5センチぐらいのバッタではないですか、もしかしてへばりついたまま
死んでいるのではないかとそっと突っついてみましたら飛び跳ねて下の鉢の上に飛び降りて
しまいました、生きていたのです、捕まえて外へ出してやろうかと思いましたが、かあちゃんと
話して、外は寒いしこの中の方が好いのではないか、きっとここへ外から避難してきたに違い
ないと、判じました、鉢花にはときどき水やりしていますからその水を舐めるだけで生きてゆける
だろうと思いました、そしたらきょう見ると風蘭の葉の上にいます、そして葉が食べられていた
のです、なるほど葉を食して生きているのだなとわかりました、
それでこのバッタをオスだと勝手に決めて「バッタ郎」と名づけてわが家の新しい家族の一員
ということにしました、春になって温かくなれば自然に外に出てゆくに違いありません、
それまではサンルームを彼の部屋に提供するということにしました、これからは毎日かれの
姿をみて確認することにします