(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

ゲノム編集を人の妊娠・出産に使った、その結果は

2018-11-28 20:32:49 | 社会診断 AI・ロボット

ゲノム編集で双子の女の子が生まれた、中国の科学者がやった、中国では妊娠・出産に関してゲノム編集技術は禁止されている、にもかかわらずやったのである、HIVの患者夫婦にHIVに罹りにくい遺伝子操作をした受精卵をつくって出産させたそうだ、かの医療技術者は当該夫婦に必要なことであったとし、その結果は後世が判断すると言っているそうだ、なんでもやってしまえば勝ちだという哲学は現代ではもう危ないことだらけである、その技術は本当に人類や社会を幸福にするのだろうかと十分に検討・熟慮・考慮されたのだろうか、科学者は新しい技術ができたら使ってみたくて仕方がない人種である、倫理より名声とか歴史に残るとかの方が重要なのだ、そのいい例がマンハッタン計画であった、原爆の推進者であったオッペンハイマーは日本に原爆投下という人体実験を止むにやまれぬ思いでいた、科学者の好奇心と歴史に名を残したい欲望に突き動かされ断行してしまった、その結果は74年たった今は明らかである、にもかかわらず核兵器・原発の維持に躍起となっている国々にはよくよく考えてもらいたいものだ、ゲノム編集も然り、手に入れた技術を封印する知恵を持たねばならない


マイナンバーとAIを連携させる危険すぎる危険

2017-08-08 14:39:21 | 社会診断 AI・ロボット

ビックデーターとマイナンバー(MN)を結合させるくわだてが益々進行中である、例えば証券ではNISA利用者に今後も便宜を図るのと引き換えにMNを届けさせている、また、戸籍謄本の取得がし易いようにMNで請求できるようにと法案化が進んでいる(東京新聞 8/3)、既に市役所での書類申請、確定申告、医療費の補助金受け取りの際にもMNが必要となっている、このように国民の重要な個人データーがMNで一元管理されることが着々と達成されつつある、

今後の見通しとしてはAI(人工知能)がMNを用いて個人データーを思いもよらぬ方向で解析を行ってしまうだろう、これは個人の尊厳がAIによって冒されることを暗示する、危険すぎる危険が見える、だからAIの野放しの活用には歯止めが必要なのである、その道具となるMNの野放図な活用にも同様の歯止めが必要なのである、便利さという誘惑に安易に陥ってはならない


身勝手な処分軽減とマイナンバー制が軽減税率の適用にどう使われたかの関係

2015-10-15 21:40:06 | 社会診断 AI・ロボット

今日の朝日新聞朝刊朝刊の「声」欄を読んでいたらとんでもない内容が投書されていてビックリ、、その出所

は以下の記事です、

自民党谷垣禎一幹事長は2日、安倍晋三首相に近い議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会」で沖縄の地元

紙を含む報道機関を威圧する発言が出た問題をめぐり、1年間の役職停止とした木原稔・前党青年局長の処分

期間を3カ月に短縮することを決めた。安全保障関連法をめぐる国会審議への影響を考慮し処分で幕引きを図

っていたが、法成立を受け処分を軽くした。谷垣氏は同日の党紀委員会で「(本人が)非常に反省している」

と報告。6月27日付の処分からすでに3カ月経っており、木原氏は7日の党役員人事から役職に就くことが

可能だ。(朝日新聞デジタル10/3)」

実に呆れた身勝手な身内に甘い自民党の処分、こんなことでいいのか、ここにいろんなことで同様の自民党の

体質を見てとれます、それは軽減税率の導入に関する決定で、来年参院選をみすえ消費税率を10%に引き上げ

る2017年4月に軽減税率を間に合わせるというものです、この件に関してはまだ中味の分からないマイナン

バー制を買い物に適用し特定品については8%を超えた金額を年4000円を上限として家庭に還付するという財

務省の案、しかしこれは公明党や国民・世論の反対が余りに酷く結局撤回した、その代わりに特定品について

は8%の消費税とする、その他は10%とすると、結局はマイナンバーと消費税の組み合わせという財務省案は

最初から本気ではなく国民に余りに酷い例をまず示して、あたかも軽減税率8%が主張を弱めた、遠慮したかの

ように見せる芝居であったということで、軽減税率がなぜ8%であるのか説明もない、本来3%でもいいはずで

はなかろうかということです、実に巧みに騙す汚いやり方だと思わざるを得ません、気を付けなければならない

のはマイナンバー制を庶民へ脅しの道具として使っているということです


マイナンバー法は個人のデーターベース

2015-10-05 20:56:21 | 社会診断 AI・ロボット

マイナンバー制度が本日法律として施行になりました、

さて、いろいろ言われていますが、単刀直入にいえばマイナンバー法とは国民

一人一人の個人データーベース作成のことです、データーベースとは端的に

個人のあらゆることの「表」であり、一つの番号で入力されたあらゆるデーター

を紹介したり、統計や集計を簡単に取れるようにコンピューターで管理された

ソフトです、いまやデーターベースは社会に広く浸透してコンピューターの便利さ

をこれほどに発揮してくれるものはないわけです、コンピューター管理された

家計簿を思い起こせばよく分かります、年度ごとのデーターを蓄積すれば何年も

すれば特定の個人がどんな病歴でどんな医療費を払ったかとか、生活費の集計

や経年の傾向といったものがグラフ化でき一発で分かります、このデーターの

項目として個人のあらゆるものを、入力する気さえあればほとんど無限に

取れることでしょう、行政がどんなデーターを入力しようと選択しているのかまだ

全貌を説明してもらった気がありません、まあとにかく上手に利用すれば大いに

効果が上がるでしょう、

その代りに個人がそれこそ丸裸にされてしまいます、たとえば収入と支出が

銀行口座などと直結すれば、政府の狙っているように税金がはっきり出てきま

す、もう確定申告は不要となるかもしれません、またデーターベースはハッカー

などによって絶えず狙われるでしょう、そして個人情報保護が脅かされ、悪用を

企むものが必ずでることでしょう、最大の厭らしさはなにより国家によって個人

情報が丸裸状態にされる陰険さがあります、今後は個人のどのようなデーター

を入力するのか、それは許されるのか、憲法違反ではないのか、行政のやる

ことを厳しく監視し入れてはならないデーターには反対を言わないといけないと

思います