袋井市健康づくり食生活推進協議会の
リーダー研修が開かれ、講師を務めました。
静岡では一般的な「かつお昆布だし」と
「ベジブロス」のお話を中心にした講義と、
その2種類のだしを使った調理実習が主な内容です。
今回は、食推協の会員18名、市の栄養士さん、
そして聖隷クリストファー大学 看護学科の学生さん、
常葉大学 食物栄養学科の学生さんと
25名の方がご出席くださいました。
私が事前に用意しただしは、全部で14リットル。
テイスティングセットの準備は、学生さんが手伝ってくれました。
調理実習用の材料の分配も、学生さんが大活躍!!
本当に頼りになります。
講座の様子です。
こちらは、だしのテイスティングをし、
感想を記入しているところです。
だしのブレンドをしているところです。
普段、飲み慣れている「かつおだし」が
上品であることを再認識すると同時に、
他のだしと合わせる場合、バランスを考えないと
かつおだしの良さが消されてしまうというご意見をいただきました。
また、今回ご参加くださった方の中で、
普段煮干しだしを使われている方は1名だけでしたが、
ブレンドでは煮干しだしのおいしさに気づかれた方が多く、
「煮干し×昆布×乾しいたけ」の組み合わせが人気がありました。
ベジブロスとかつお昆布だしの取り方は、
デモを見ていただきました。
調理実習では、かつお昆布だしの料理を2品、
だしをとったあとのかつお節と昆布を利用した料理を1品、
ベジブロスの料理を1品作りました。
出来上がったお料理は、こちら。
・木の葉丼(かつお昆布だし)
・セロリの味噌汁(かつお昆布だし)
・だしをとったあとのかつお節、昆布と野菜のポン酢和え(昨年、分とく山で教えていただきました。)
・なすと豚肉とみょうがの煮もの(ベジブロス)
「だし、おいしい!」という声があちこちから聞こえてきて、
大変うれしく思いました。
また、実習前は「セロリを味噌汁にするなんて…。」と言われましたが、
意外なおいしさに驚かれた様子。
「今日から実践できることを学べてよかった。」と言っていただき、
寝不足も荷物運びの筋肉痛も吹き飛んだ気がします。
ありがとうございました。(*^-^*)