”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

何ができるんだろう

2015-01-20 11:29:53 | 野菜

ご近所の畑にきれいに吊るされているわら。

 

  

  

なかなか趣のある風景なのですが、

ずっと何ができるのか気になっていました。

  

 

で、私のことですから、作業を始めた農家さんに直撃! ^_^;

 

 

  

   

この後、1時間もしないうちに、このようなものが完成。

 

  

   

これは、さつまいもの苗床だったのです。

 

さつまいもは、ツルを挿して植え付けを行いますが、

そのツルを育てるための場所だったのです。

  

2月の終わり頃から3月の上旬頃に、ここに種芋を植えます。

そして、発芽をさせ、苗となるツルを育てるのだそうです。

  

今では、この作業はほとんどがハウス内で行われています。

ハウスが、空気全体を暖めるのに対し、

この藁の苗床は地温を上げ、発芽を促進さえる効果があります。

  

 

もちろん、この藁は、農家さんが自分の田んぼのお米を

収穫した後の藁を使っています。

「昔は、このあたりの農家は、みんなやっていたけど、

 今は、こんなことをやる家は10軒あるかないか・・・。

 でも、材料があるからね。

 半分遊びで続けているよ。」

と、おっしゃいました。

 

  

この苗床、昔の呼び方では「さつま台」と言うそうです。 

そして、「さつま台」には紅はるか、安納芋の種芋が植えられる予定とか。

「今度は、植え付けの時に見にいらっしゃい。」

と言ってくださいました。

春の訪れが待ち遠しいです。 (^O^)

 


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