”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

水辺の生き物調査と冬の田んぼ

2010-07-10 13:12:48 | “農”

三川小学校の4年生~6年生約40名が、

公民館周辺の田んぼで生き物調査を行いました。

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めだか、どじょう、カエル、やご、ザリガニ

たにし、しじみ、かわにな・・・などが見つかりました。

Cimg3323   Cimg3324

たくさんの生き物が見つかったように思えますが、

以前はウナギやナマズも見つかったそう・・・。

「ずいぶん種類は減ってしまった・・・」と

公民館長さんはおっしゃいます。

こちらの田んぼは、天竜川から水を引いた磐田用水を

利用しており、今日の調査は、田んぼの排水路で行われました。

以前は、田んぼと排水路の高さが同じだったので、

たくさんの生き物が見られたのですが、

今、排水路はかなり低いところに作られています。

生き物を田んぼに呼び戻すために、

「冬に田んぼに水を張りたい。」

磐田用水の長島事務局長はおっしゃいます。

稲刈り後の田んぼに水を張ることで

水鳥やミミズの住みかとなって、土が肥え、

色々な生き物が戻ってくるようになります。

しかし、今の田んぼや水路の基盤整備は

冬には水を抜いて田んぼを乾かすのが当たり前

という考えのもとに行われています。

「ふゆみずたんぼ」に理解を示してくれる農家は

まだまだ少ないようです。

 

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