三川小学校の4年生~6年生約40名が、
公民館周辺の田んぼで生き物調査を行いました。
めだか、どじょう、カエル、やご、ザリガニ
たにし、しじみ、かわにな・・・などが見つかりました。
たくさんの生き物が見つかったように思えますが、
以前はウナギやナマズも見つかったそう・・・。
「ずいぶん種類は減ってしまった・・・」と
公民館長さんはおっしゃいます。
こちらの田んぼは、天竜川から水を引いた磐田用水を
利用しており、今日の調査は、田んぼの排水路で行われました。
以前は、田んぼと排水路の高さが同じだったので、
たくさんの生き物が見られたのですが、
今、排水路はかなり低いところに作られています。
生き物を田んぼに呼び戻すために、
「冬に田んぼに水を張りたい。」と
磐田用水の長島事務局長はおっしゃいます。
稲刈り後の田んぼに水を張ることで
水鳥やミミズの住みかとなって、土が肥え、
色々な生き物が戻ってくるようになります。
しかし、今の田んぼや水路の基盤整備は
冬には水を抜いて田んぼを乾かすのが当たり前
という考えのもとに行われています。
「ふゆみずたんぼ」に理解を示してくれる農家は
まだまだ少ないようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます