早春を告げる野菜、新玉ねぎが
店頭に並び始めました。
よく、「新玉ねぎというのは、品種名ですか?」
と聞かれますが、そうではありません。
玉ねぎが生産できない冬の時期は、
淡路島や北海道で大量に収穫されたものを
貯蔵して出荷します。
この貯蔵ものと
翌年、新たに収穫された玉ねぎを区別するために
「新」という文字が付けられる・・・というわけです。
で、もう一度、上の写真をご覧ください。
「黄たまねぎ」と「ホワイトたまねぎ」と書かれています。
「黄たまねぎ」は、表面をもっと乾燥させると
見慣れたこの玉ねぎになります。
新玉ねぎは、そのみずみずしさを味わうために、
表面を乾燥させずに出荷されるのです。
では、もう一方の「ホワイトたまねぎ」。
こちらも乾燥させれば、
皮が茶色になって貯蔵できるのかというと・・・
そうではありません。
「ホワイトたまねぎ」はサラダオニオンとも呼ばれ、
生食用に開発された早生品種。
こちらは、日持ちが悪いので貯蔵には向かないのです。
黄色でも白でも、新玉ねぎは冷蔵庫で保管し、
早めにいただくようにしてくださいね。
野菜講座の玉ねぎの説明に使いたくなるような
新玉ねぎ売り場の陳列の仕方に
思わず笑みがこぼれてしまいました。 (^^)
AEONさん、ありがとう。
雨が止んだら、火曜市に行かなきゃ!! (^_-)-☆