”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

新玉ねぎ売り場

2013-01-22 09:58:58 | 野菜

早春を告げる野菜、新玉ねぎが

店頭に並び始めました。

Img_5928

 

よく、「新玉ねぎというのは、品種名ですか?」 

と聞かれますが、そうではありません。

 

玉ねぎが生産できない冬の時期は、

淡路島や北海道で大量に収穫されたものを

貯蔵して出荷します。

この貯蔵ものと

翌年、新たに収穫された玉ねぎを区別するために 

「新」という文字が付けられる・・・というわけです。

 

 

で、もう一度、上の写真をご覧ください。

「黄たまねぎ」と「ホワイトたまねぎ」と書かれています。 

 

「黄たまねぎ」は、表面をもっと乾燥させると

見慣れたこの玉ねぎになります。 

Img_5930

新玉ねぎは、そのみずみずしさを味わうために、

表面を乾燥させずに出荷されるのです。

 

 

では、もう一方の「ホワイトたまねぎ」。 

こちらも乾燥させれば、 

皮が茶色になって貯蔵できるのかというと・・・  

そうではありません。   

 

「ホワイトたまねぎ」はサラダオニオンとも呼ばれ、

生食用に開発された早生品種。 

こちらは、日持ちが悪いので貯蔵には向かないのです。 

 

 

黄色でも白でも、新玉ねぎは冷蔵庫で保管し、 

早めにいただくようにしてくださいね。

 

 

野菜講座の玉ねぎの説明に使いたくなるような

新玉ねぎ売り場の陳列の仕方に 

思わず笑みがこぼれてしまいました。 (^^)

 

AEONさん、ありがとう。

雨が止んだら、火曜市に行かなきゃ!! (^_-)-☆

 

コメント (2)
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