レストランやデパ地下の食品売り場で人気のメニュー、
たとえば・・・
紅芯大根と瀬戸内産しらすのサラダ
生姜入り7種の野菜の和風スープ
リンゴ酢と5種の野菜のあんかけ肉団子 などなど。
もし、赤い字の部分が表記されていないすると、
消費者は、一見してそれを判断することはできない。
赤い字の部分があるからこそ、
消費者は、その料理に価値を感じる。
「紅芯大根としらすのサラダ」「和風スープ」「あんかけ肉団子」では、
ウチのお惣菜とたいして変わらないと思うだろう。
つまり、赤い字の部分は、ブラウスのフリルのようなものである。
フリルがなくても、衣服としての機能は果たす。
しかし、フリルがあれば、華やかになり、人目も惹く。
私は、料理も含め、自分の生き方や仕事のやり方に関して、
このフリルの部分が圧倒的に足りないと思っている。
シンプルなこの黒のエプロンにも、
取り外し可能なフリルを付ける必要があるのかもしれない。