片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

2回目のCI療法(上肢機能回復訓練)入院はは8/27と決定する関西リハ病院

2009-04-20 18:33:51 | 「リハビリ」

雲が広がり今にも雨が降りそうな天候の週明け月曜日、3ケ月に1回の「関西リハビリテーション病院」CI療法診断に10:30分に訪れる。
 受付に診察表と保険証を提出、周囲では既にリハビリが始まり、患者さんとPT(理学療法士)が連れ立って館内の歩行訓練、階段の乗降トレーニング、館外の歩行練習に一生懸命の様子です。
 顔馴染みの入院患者さんに伺うと病室は満員、入院待機の患者さんも多くいらっしゃり、急性期を克服した患者さんが即リハビリ入院が厳しいリハビリ病院不足の現実に直面する。
 2階の吹き抜けの広大なリハビリテーション室は1対1の患者さんと先生の機能回復訓練が始まっています。
 1年前3週間入院時にお世話になった介護士・PT・OTさんにお会いして立ち話ながら「お元気そうですね」と声を掛けられると嬉しい気分になります。
 診察室の前でのPT訓練、車椅子の女性患者にPTの先生が眠らないで立ち上がりましょうと声を掛けて居られるが頭が前へ倒れこんだままで傾眠状態。


 「脳卒中」後遺症の多種多様な症状に合わせて個人・個人をリハビリ指導される若い先生のご努力に頭が下がります。
 診察室へ招じられ、M副院長の前の丸椅子に座り問診後、先生の指示に従って麻痺左手を上に上げたり、曲げたり、手首を折ったり、唇へ近づけたりの動作を繰り返す。
 先生のご診断は劇的な向上は見えないが順調に改善されつつあるので現在のパワーリハ・接骨院リハを続けていくようにアドバイスいただく。
 2回目のCI療法(上肢機能回復訓練)入院は8月27日から3週間と決まり、今後のリハビリ目標が決定する。


学術大会最終を飾る「会長講演」を聞かせていただき<パワーリハビリの安全性>を学ぶ

2009-04-19 21:08:47 | 「パワーリハビリ」

連日の高気圧の広がりで中国地方も好天が続く。
 第8回パワーリハビリテーション学術大会も最終日を迎える。
 10:00過ぎに会場へ入り、最前列に席を占め、二日目のプログラムに従って講演を聴かせて頂く。
 全国の福祉施設にて「パワーリハ」を取り入れ、難病患者さんの機能回復の実績を挙げられている施設代表の方が次々に発表され、その効果に思わず感動する。
 1例が「パーキンソン病に対するパワーリハの継続的効果」、パワーリハデイサービス山形の施設長が発表され、その先取的な勇気ある取り組みと効果にに感心する。
 次に「韓国」「台湾」に於ける高齢者への「パワーリハビリテーション」の報告が行われ、アジア周辺で国際規模で展開される高齢患者の行動や自立能力を有効に維持回復しているかを知り非常に心強く思う。
 演台に上がられる先生方の素晴しいご報告とお話しぶりに引きずり込まれ、終了時に皆さんの拍手と共に辛うじて麻痺左手を開き、右手を添えて叩き、拍手とさせて頂く。
 締めくくりは会長講演(竹内考仁氏)、「パワーリハの安全性を学ぶ」・・・心筋梗塞後の患者に対するパワーリハの効果が血液を駆出する収縮機能と拡散機能を数値で捉えて医学的に効果が立証されている。
 他に心不全の脳性ナトリウム利尿ペプチドの数値の変化が科学的に証明され、非常に興味深い研究発表に感銘を受けました。
 運動の種類と運動強度の関係では入浴は4Mets,パワーリハは2-3Mets、従って高齢者にとっては安全な運動を提供できるプログラムと説かれる。
 血栓の活動性及び治療効果もデーターで示され、確り水分補給をしながらのパワーリハは血液を正常に保つ機能があり、「血栓」が右運動野穿通枝に飛んで引き起こした「脳梗塞」で倒れた私には非常に嬉しい研究発表でした。
 今回の一泊二日の旅行では「オーロラ会」先生・スタッフの皆さんに大変お世話になりました。
 往復のクルマの運転・乗降の介助、初日は「足立美術館」、二日目は「桜満開の大山」へご案内頂き、19日の楽しい夕食会・旨かった『大山』の蕎麦とおこわ、歩行時の介助・荷物・買い物の運搬等事細かく応対していただき嬉しい二日間でした。


パワーリハ「体験発表」の機会を与えて頂き、感謝・感激・感動・感銘です

2009-04-18 21:03:15 | 「パワーリハビリ」
早朝7:50分お迎えの医療法人オーロラ会グループの安全運転に定評のあるK氏運転のホンダ“エリシオン”に乗車して中国道を米子へ向かって下る。
 懇意の同乗者Kご夫妻とご一緒に素晴らしい天候に感謝しながら、明るい笑顔がチャーミングな添乗のYさんのご親切な介助を頂き、「パワーリハビリ学術大会」参加の一泊二日の小旅行が始まる。
 途中落合ICから米子道へ入り、近代的な落ち着いた雰囲気の近代的なビル風のJR米子駅前到着は11:30分、米子市も市長選挙で選挙カーが走り回り穏やかな市街地が連呼する候補者の声で大賑わいの有様。
 先着していたスタッフに運河の前に位置するシックな米子コンベンションホールへ案内される。
 館内は全国から集まった若い会員で埋まり「教育講演」「活動報告」が行われています。
 山陰らしい『蟹のチラシ寿司」風のお弁当を戴き、コーヒーをよばれていると2番目の体験発表を告げられ、事前の血圧測定を受けると163-88に驚く。
 壇上へ上がると最前列に仲間の姿が見えて落ち着く。
 同行のM所長が私の病歴とプロフイールを紹介戴き、席に座ったままで約15分間「パワーリハ」と出会いから左上肢・下肢機能全廃がどのように回復したかをお話しさせていただきました。
 運動開始に留意している「姿勢」と「発声」、得意種目の「トソーフレクション」、ご指導いただいた3年6ケ月の期間で大幅に機能回復した歩行姿勢・距離、左手の握力の回復等具体的に報告させていただく。
 学術大会で体験発表の機会を戴いた事、「パワーリハ」との出会い、<オーロラ会>とのご縁、ご指導いただいた諸先生・スタッフの皆さんに感謝申し上げて終了する。

少々遅れて季節の味が届いた地元産の「筍」

2009-04-17 16:51:03 | 「ファミリー」

寒気を伴った低気圧の通過で早朝は肌に寒さを感じる金曜日、毎年“旬の味”をたっぷり楽しませてくれる地元産の筍が採れたと武庫山の知人から連絡があり、家内と駆けつける。


 今年は裏作で雨が少ない上に六甲連峰に住む猪が未明にかけて蛋白源の補給に襲われ、収穫が少ないと聞いていた。
 宝塚南口を登り切った北西に位置する六甲連峰「甲子園大学」の南斜面に群生する竹林からの恵みは人間と動物の知恵比べで争奪戦が展開している。
 知人は早朝4:00から山に入り、竹林斜面のひび割れを探して鍬を使って掘り起こす。
 素人では収穫は不可能な名人芸に匹敵する獲り方です。
 有機鉄分を含む「筍」は正にこの時期の<身土不二>の産物、地元の土で獲れた季節品を地元で消費する有り難い産物です。


 午後からは「ぷらざこむ1」にて絵手紙教室「みそか」の研修勉強会に出席、K先生・M先生に交じって下手な絵筆を握る。
 お二人は5/10「祭り」に体験発表する絵手紙教室の作品作りに夢中の御様子。
 本日の題材「平戸つつじ」、「わらび」に取り組み、2枚仕上げ、最終で見ていただくと色が薄いと指摘され、濃くする方法を伝授いただく。


感謝!両手を伸ばして背筋が出来るのも3年6ケ月の「パワーリハビリ」のお陰です。

2009-04-16 17:10:10 | 「リハビリ」
医療法人社団<オーロラ会>の“パワーリハビリテーション”を始めて3年と6ケ月、当初はスタッフの介助を受けながら長足装具を接着の上、杖を突いて危うげに6台のマシンを廻っていました。
 現在は短足装具を外し、一人杖無しで6機種9種類のメニューを約90分かけてこなせる様になったのはご指導いただいた諸先生・スタッフのご尽力のお陰と深く感謝の日々です。

 定例の木曜日、8番目のメニュー「トーソーエクステンション」では麻痺側の左手を組んで後方へウエイト15kを持ち上げる筋トレは全く痛み無しで可能になった事を喜ぶ。
 当初は麻痺側左の三角筋が引き上げられる度に疼痛を伴い、顔をしかめて我慢の連続であったのが最近はスイスイと30回運動を楽しんで行える。
 「パワーリハビリ」を評価できる最大要素は本人が筋トレ効果を数字で確認できる事です。
 左上肢・下肢機能全廃の身障手帳1種1級の体で発症後2年間、握り緊めたままの左拳が開き、ゼロの握力が13kまで回復したことが如実に物語っています。
 膝・踵・足首・足指機能全廃の左足も当初「分銅回し」で歩いていたのが解消され、不完全ながら麻痺足への体重移動が出来るようになり、歩行も少し楽になりました。

一市民の義務を果たした、「期日前投票」

2009-04-15 18:30:03 | 「ファミリー」
低気圧は北へ移動し、乾いた空気を伴う高気圧が張り出し晴れ上がり、気温は平年並みに戻る。
 週末は鳥取県米子市へ一泊二日の予定で旅行予定の為、19日の市長選挙の投票が不可能になり、9:00“期日前投票”へ市役所を訪れる。
 宝塚市に於ける連続した不祥事続きの原因はマスコミを通じて報道されているが某評論家が過去の投票率を取り上げ、その低い原因が市制を混乱させていると指摘された事に注目する。
 在住の市民が居住地をベッドタウウン化して選挙に参加しない無責任さが混乱を招いていると新聞にも報道された。
 現役時代・定年後を通じて国政・地方選挙たびに投票所へ足を運び、市民としての義務を果たしてきた経緯から期日前投票を行う。
 障害者専用駐車場へ車を停め、杖を突いて事務所を横切り、EVで東側2階の事務所へ上がり手続きを行う。
 誓約書を書いて投票用紙を頂き、ボックスの中で記入、5人の立会人が見守る中で投票を済ませる。
 21年度のボランテイアグループ登録で多忙を極める「ぷらざこむ1」ボランテイア活動センターにて登録写真の整理を行うK氏、本日の受付ボランテイアU氏と3人揃って「パーチエ」にて談笑しながらの昼食を終え、午後は尼崎「スポーツの森」でウオーキングと遊泳を楽しむ。
 プールの大先輩右麻痺のN氏と久しぶりに水中でお会いして歩行要領の指導を受けながら会話を楽しむ。

「福祉コミュニティプラザ」祭り、5/10開催に向けて大詰めの<全体会議>

2009-04-14 17:39:10 | 「ボランテイア グループ」

前線を伴った低気圧が発達しながら西日本を通過、未明から振り出した雨は2週間ぶりのお湿りをもたらす。
 “福祉コミュニテイプラザ”「祭り」、5月10日開催に向けて準備も大詰めを迎え、今日は13:00、最後の全体会議が予定され、事務局として資料整備の為、9:00「ぷらざこむ1」へ入館する。
 「祭り」当日使用の100円金券作成を依頼されていたのでUSBに保存したフアイルからプラザ・コムのカラー印刷機を使用して作成に取り掛かる。
 100円券を5万円分作成する必要上、A4用紙に10枚の枠組みを作り、50枚のカラー印刷を行う。
 左上肢・下肢機能全廃の私では仕上がりの金券を大型カッター機でカットするのが不可能で難儀していると同じ事務局のM氏が快く引き受けて頂き完成、全体会議開催時に間に合う。
 3階フリースペースにて開かれた全体会議は参加100数十グループの代表が詰め掛けられ定刻は満員盛況の様子でした。
 「祭り」実行委員会から、貸与什器備品の確認、駐車許可グループへのステッカーの配布等の説明の他に「祭り」は全てボランティアが行う為、前日の応援・当日の応援並びに終了後の片付け要員を各グループから提供いただく確認が中心となる。
 
前日の準備には机・椅子の移動、幟の設置、当日は館内警備、道路の整理、ゴミの管理等本当に在りとあらゆる事がVグループに協力が求められます。


声・健康・美容に一石三鳥の「いきいき発声術」の学習

2009-04-13 16:56:34 | 「リハビリ」

近隣の、逆瀬台5丁目公園の側溝がピンク色に染まり、今シーズンは比較的長く楽しませてくれた桜も見納めとなる。
 “安倉南障害者支援センター”が4月から募集した文化講座が始まり、本日は14:00から「いきいき発声術」の学習となる。
 障害者手帳を所持する市民を対象に申込み型式で募集した文化講座には「水墨画」「英会話教室」等がみられたが今回はPC「活用講座」、「ペン習字」、「発声術」を申し込む。
 
血栓が右脳運動野穿通枝に飛んで引き起こした「脳梗塞」は左上肢・下肢の機能全廃の後遺症を引き起こすが他に左唇から涎が流れ、左顔面の痺れから言語が明瞭に云えない言語障害も伴う、左鼻の麻痺で息継ぎが困難な為に歌も歌えなくなっていた。
 機会があれば発声練習を習いたいと思っていたところへ案内を貰い、初参加する。
 元アナウンサー、ボイストレーナーのN先生は巧みな話術と大きなジエスチャーに真摯な取り組みで120分の間に出席者6人を発声術の世界へ、完全に引き込み、終了時皆さんの表情は私も含めて輝いていました。
 「いきいき発声術」は全身の筋肉を使い、腹式呼吸を習得して、大きな声をしっかり出す事で「声」、「健康」、「美容」に効果をもたらす、一石三鳥の働きがあると教えて頂く。
 腹の底から声を出す事で横隔膜が押し下げられ、内臓が動いて、血の巡りが良くなり健康づくりに直結するとも云われていました。
 宮沢賢治の「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ・・・」の全文を順番に息を吸い込んで丹田に収めてから5メートル先の先生に言葉を投げかけて下さいと指示され、皆さん元気良く取組みました。お一人「脊髄小脳変性症」を患い、嚥下障害から言語不明瞭な方が居られたが懸命に取組まれ最後は詰まりながらも発声され、拍手喝采で終了しました。

 


投入チラシ「日曜ジャンボ市」に惹かれて早朝一番のショッピング!

2009-04-12 17:22:49 | 「ファミリー」

定額給付金の手続きが始まって以来、朝刊にお買い得品・超安値品を訴求したチラシの投入が目立つ昨今、今日の日曜日は「スーパー万代」、目玉品が揃った<日曜ジャンボ市>のチラシが家内の目にとまり、開店早々のお買い物と店内歩行訓練を兼ねて出掛ける。
 8時開店、店内通路にはジャンボ市のポスター以外に人気企画“金曜日”「どまんなか市」とユニークな来店を促す訴求が目立ちます。
 
大好きな鮮魚コーナーでは「キハダマグロ・メバチマグロ・かんぱちお造り」が分厚い切り身で6切れ各399円が盛り沢山並べられ食欲を刺激する。
 店内をつくり笑顔を意識して早いペースで2周歩行訓練しながら、季節の青果、「さやえんどう」「筍」の陳列を見学、旬の訪れを楽しむ。
 汗ばむ午後、静寂な「ぷらざこむ1」にて<祭り>の金券印刷と<ぷらざこむのアルバム>作りに励む。
 事務所はO理事長と受付日曜ボランティアのF氏と私、3人のみで平日と異なり、電話も無く、来客も無いので業務効率が非常に高い。
 「祭り」事務局から依頼された金券作りはエクセルを使用しての基本構成はボランティアのK氏に、A4用紙に10枚の枠組みとページ罫線はK先生のご指導、イラスト「Tina」はO理事長の挿入で完成する。
 毎日多種多様な方のご支援を頂き、本当に有り難く感謝の日々です。
 HP宝塚福祉コミュニティプラザ「ぷらざこむのアルバム」は“まねき猫倶楽部”の活動と「祭り」に向けて仕上がったポスター並びに手作りの看板を紹介するブログ4日分を入力する。


楽しみながらのリハビリテーション、朝はマシントレーニング・昼は水中ウオーク&遊泳

2009-04-11 18:12:17 | 「リハビリ」

高気圧が広がり外気温は25℃の夏日、6月初旬の陽気に長袖では暑過ぎて汗ばむ位です。
 土曜日の医療法人「オーロラ会」パワーリハビリは2週間ぶりの参加となる。
 休憩室の話題は昨日の阪神ー巨人戦に集中、金本選手の3ホーマーはさて置き、年季の入ったタイーガースフアンは初戦の巨人戦だけは勝って欲しかったのが本音のようです。
 
筋トレ一番は「レッグエクステンション」、器械前の姿見に全身像を写して姿勢を正し、気功の要領で鼻から大きく息を吸い込んで丹田に収め、大きな声でカウントを読みながらスタートする。
 3番目、両足開きの「ヒップアブダクション」へくると外気温の上昇と共に室内の温度が上がり、額から汗が流れ落ちる。
 11:00終了、電気器具を使った物理療法後に戴いた香り高いコーヒーが殊更以上に美味しく感じられた。
 午後は武庫川の堤防を走る114号線を両岸から桜吹雪を受けながら南下して尼崎「スポーツの森」に向かう。
 週末の土曜日、「フアミリーコース」は親子連れで大変な混雑振り、ビート板でレースを展開する子ども達、お父さんの背中にしがみついて金切り声の幼児達で大賑わいの有様。
 隣の歩行レーンに移り、他に歩く人は無く、レーンいっぱいを使って、一人10往復の水中ウオークに汗を流す。
 初め背泳の際は耳栓をして耳に水が入るのを防いでいたが延べ5km位泳ぎこんだお陰で耳栓無しで泳げるようになり自信がついた。
 背泳途中首を動かしてゴールを確かめたりすると耳に「ゴボッ」と水が入るのを感じても立ち上がり、首を振ると水が抜けるのが感じられ安心する。