片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

5周年を迎えた天満天神「繁昌亭」で大笑い、本年最後の「おでかけたい」イベント!

2011-11-29 17:34:34 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発災以来264日目朝日新聞1面2段見出し、「がれき処理 作業に遅れ政権  復興工程表を改訂、野田政権は東日本大震災の復興施策に関する工程表の改訂版をまとめた。
 新たに公営の復興住宅建設を計画に盛り込んだが、完成時期は明示しなかった。
 難航するががれきの仮置き場への移動は、2011年内という達成を一部地域で延期する。
 一方拠点の8漁港を優先整備して13年度中に復旧させるなど、地域ごとの工程を示した。
 低気圧と前線の影響で、兵庫県は曇り空が広がるも雨の心配が無い天候予報に安堵する。

 本日は障害者・高齢者と伴に日帰り旅行を楽しむVグループ「おでかけたい」の23年度最後のイベントは大阪天満宮の上方落語 上席「繁昌亭」へ出掛ける。

 9:30分 逆瀬川駅に集合した仲間は14人、3台の自家用車に車椅子2台と共に分乗して、天神橋2丁目を目指してスタート。
           
 ルートは176号線から環状線を経て、新御堂筋から2号線、本日は高速道路の事故のせいか環状線は大渋滞、天満宮到着は11:00分。
 境内の駐車場に車を停めて、本殿に詣でる。

          
 本殿周辺は新年のお参りに備えての仮工事が始まり、近づく師走の慌ただしさを早くも演出している。
 鈴を鳴らして、一礼二拍手一拝「来年受験生の合格祈願」のお参りをさせていただく。
 本殿周辺は晩秋の風景がいっぱい、大阪の中心部とは思えない風情が心を癒してくれる。
 
チケットは団体並びに障害者割引(1.800円)で予約済み、繁昌亭チケット販売で確認後、13:00開演まで付近で昼食、洋食組と和食組に分かれ、久しぶりのステーキをいただく。

            
 商店街には小奇麗なレストラン・和食・喫茶店が見られ、5年目を迎えた上方落語上席の隆盛が近隣商店街の活況を読んでいることが伺える。

 角の瀟洒な洋食店「樹林亭」に入り、本日の特別メニュー (850円)スープ付き「ステーキ」を注文、美味しくいただく。
 「繁昌亭」(2006/9天神橋・天満橋商店街・大阪落語協会の協力で竣工)石彫碑には落語の歴史が掲示され、1700年頃京都「露の五郎兵衛、大阪の米沢彦八が現われ、神社の境内で、面白い咄を聞かせたのが出発点、1.800年頃大阪坐摩神社で桂文治が小屋掛けの常打ち小屋を打ったとあった。
          
 13:00からの入場は若手の太鼓打ちに合わせて番号順に入場、舞台前から5列目の真ん中に席を確保、2階席(30~40人)を含め216席は瞬時に満席、芝居見物の始まりを待つ期待感で胸が躍る。
            

 本日の昼席は①露の雅、②林家染左、③漫談 寒空はだか④桂一蝶⑤笑福亭呂鶴と中入りまで続く。、
 ②林家染左は阪大~公務員~落語家という経歴を紹介し、皆さんは笑っているが親は泣いていると笑わせて、上品な雰囲気で面白い咄が始まる。

          

 ③漫談 “寒空はだか ”流石に東京の芸人は洒落た服装に漫談の落ちも上品で安心して楽しめる。
 中入りは20分余りの休憩、座席に在って前半の個々の出し物に話が弾む。
 中入り後は①桂三歩、②露の吉次、③音曲漫才れ・みぜらぶるず、④林家染丸
 ①桂三歩は舞台に出てきた時から大笑い、差し歯で前歯を飛ばし、早口言葉で笑いが「ドット」湧く、桂三枝の弟子で古典落語に限らず創作落語に、珍語に磨きをかける今後が楽しみな若手落語家。
 ③音曲漫才れ・みぜらぶるず 関西を中心に大活躍、最近ブレイクのブキウキピアニストとヨーデルのコンビ、ヨーデル「焼き肉食べ放題」には大喝采。

 トリの④林家染丸は流石に上手い、大晦日の長屋の餅賃搗きには大笑いの連続、笑い涙が溢れんばかり、4代目染丸は上方落語の名跡、気品が漂い最終の舞台を見事に締める。