ツトムさん家の写真日記。

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第752回 初詣 香取神宮。 要石。

2013-01-11 20:00:00 | 旅行

2013 01 03(木)


一月三日午後4時頃に千葉県香取市香取に鎮座する下総一之宮“香取神宮”を参拝。
前回掲載の息栖神社と近隣の鹿島神宮と共に「東国三社」に名を連ねる古社。

冬の夕暮れも近いと云うのに凄い数の初詣客、車の駐車場はどこも満杯、民間のP場は一律1000円とボッタクリ状態!
何とか無料の場所を確保し、名物「草だんご」を販売する土産店などが立ち並ぶ参道を進みました。
  
大きな朱塗り第二鳥居の手前にある立派な「香取神宮」石柱も露店のテントで隠され存在感がありません。

なだらかな坂道の参道は露店ので埋め尽くされ、立ち並ぶ石灯籠は立つ瀬がありません。


ダルマ屋・熊手屋など正月に相応しい縁起物が威勢の良い掛け声で売られていました。
 

3.11の大地震にも耐えた石造りの第三鳥居をくぐると頃から参拝者の行列になり、ノロノロ歩行で行列のまま総門へ・・・。
 

総門の真後ろで、大きな一枚岩をくり貫いた水盤のある手水舎で急いで手口をすすぎ参拝の準備OK.


すし詰めの参拝行列は国指定重要文化財の楼門へ・・・。
元禄13年(1700年)に造営された楼門は一見鉄筋コンクリートと見間違うほど頑丈な造り、大地震にも平然として揺るぎません。
  
楼上の額は東郷平八郎元帥の筆。 行列の人混みの中から撮った楼門の門守神(番人)“随身様”(竹内宿彌)。

楼門から香取神宮拝殿までも押すな押すなの人混み! 今年の干支は「」、宝船の舳先(へさき)に座して御宝を愛読者へ運びます。
 

「お札・御守り授与所」も臨時に数ヶ所設置され大賑わい。
神前ですから列を乱す人もなく、整然と並んで拝殿(昭和13年築)へ・・・。


香取神宮の拝殿・本殿は屋根の葺き替え中、真新しい桧皮葺(ひわだぶき)の屋根は夏までに完成とか・・・。
 
真後ろの本殿(重要文化財、元禄13年造営)は全体が作業布で覆われて全く見えません。

修復中の社殿では落ち着きませんので、横に建つ“旧拝殿”を参拝、落ち着いた風情が素晴しい。
この建物も楼門・本殿と同じ元禄13年の造営、県の有形文化財に指定されています。
 
社殿周辺を散策。
根元から三本に分かれた珍しい“三本杉”、源頼義公が参拝の折「天下泰平・社頭繁栄・子孫長久」の願を掛けたところ、杉が根元から三岐したと云う謂われのある大杉です。

注連縄で囲った中にピラミッド状に高く盛り上げた砂は「ひもろぎ」(神籬・神様が降臨する場所)。
「立砂(盛砂)」とも呼ばれ、お清めの盛塩の由来になったもの。 
神社名から名付けられた元自衛艦“かとり”の錨も片隅に奉納されていました。
 

総門から少し下った木々の囲まれた場所には、地震を押さえると云う“要石”があります。
香取神宮の要石は形、茨城県の“鹿島神宮”の要石と双璧の鎮石(鎮地震石)。
香取神宮の要石は地震を起こす大ナマズの尾を押さえ込むとされています。(鹿島神宮要石は鯰の頭を抑える)
近年の大地震など、この要石は役割を自覚していないのでしょう・・・。
 
この地方は太古からの地震多発地帯だったので要石なる物が尊崇される様になったと思われます。
投げた硬貨が要石にのると大幸運が訪れるとか・・・、凸形ですから超難しいですね。

要石の近くに見えたのは“護国神社”、昭和21年創建で国難に殉じた近隣の魂を祀っています。
 
強欲China(支那)に尖閣諸島を盗られない様に祈念して、前橋市への帰路に着きました。

神宮の名に恥じない荘厳華麗な香取神宮の初詣で、今年は良い年に成りますように・・・。


2006年8月掲載の香取神宮。
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/ec4e51d426bffb74fa4c993ac097c978



2013 01 11(金)記。    前橋市       最高気温 6.0℃      最低気温 -0.9℃


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