2008 08 18(月)
昨晩の西馬音内盆踊りから一夜明けて、今日は観光バスで秋田県から宮城県へ・・・。
湿原植物の花蓮が見頃なので宮城県北部の栗原市と登米市に跨る伊豆沼見物。
この地区は仙北平野の中央に広がる低湿地帯、伊豆沼の他にも周辺には長沼、内沼などの大きな湖沼が点在しています。
観光バスの車窓からでも大きくて伊豆沼全体は見渡せません。(面積289ha)
1967年に国の天然記念物に指定された伊豆沼一帯は湿地帯の保護・保全を提唱する「ラムサール条約」に日本で2番目に登録された貴重な湿原地帯です。(一番目は釧路湿原。)
伊豆沼の周囲には「はすまつり」のノボリ旗。 8月1~31日が「はすまつり」の期間中との事です。
伊豆沼を見物するには遊覧船が最適、大人は700円也。
遊覧船代金はツアー料金に含まれていますので気軽に乗船し出発です。
大きな蓮で周囲が埋め尽くされている湖面の中、一筋の水路を辿って進みます。
伊豆沼遊覧船からの花蓮景色の動画をご覧下さい。
伊豆沼 花蓮 2008 1.
遊覧船から蓮が手の届くほどの近くを通過し、蓮の葉がバサバサと船縁を叩いて行きます。
鮮やかなピンク色をした蓮の花が間近に・・・。
平均水深1mの伊豆沼水面の70%ほどが蓮で覆われているそうです。
穏やかで綺麗な湖面に群生する蓮に心を奪われる遊覧船からの風景。
乗客からは感嘆の声がしきりに上がっていました。
群生して黄色い花を咲かせているのは“アサザ”と言う水生植物。
伊豆沼を見渡す高台に建っているのは“サンクチュアリセンター”。
サンクチュアリセンターの建物は白鳥をイメージして建てられたとか・・。
伊豆沼一帯の水生植物や白鳥や雁・鴨などの飛来動物を調査・展示している資料館ですが、月曜日は休館日でした。
伊豆沼サンクチュアリセンター付近の動画をお楽しみ下さい。
伊豆沼 花蓮 2008 2.
遊覧船での花蓮巡りは40分ほどで終わりましたが、印象深い思い出の一コマとなりました。
水面から美しい花を咲かせている蓮花を見ていると、心が洗われてお釈迦さまの境地になれるかも・・・。
約1時間30分ほど伊豆沼観光をしてから、東北自動車道で帰路へ・・・。
帰路の途中で白石の磐梯ドライブインに立ち寄り昼食タイム。 バス旅行は食事が付いていますから便利この上なしです。
最終のトイレ休憩地は栃木県上河内SA。 混雑していましたから帰省のUターンなのかも・・・。
8月17~18日の両日、西馬音内盆踊りと伊豆沼花蓮見物のバス旅は思いがけないほどの充実した旅となりました。
2008 08 27(水)記。 前橋市 最高気温27℃