8月20日 “上州の夏祭り”が前橋の群馬県庁前広場で開催。
県庁までのケヤキ並木の道路は、お祭りのフリーマーケットや自転車のパフォーマンスなどが行われて見物人を楽しませていました。
群馬県庁前広場では特設テントが張られて、地元名産品の即売・試食です。
また大テントでは婦人会の華やかなフラダンスがヒップをフリフリ踊られて・・・海なし県でのフラダンスもまた一興ですね。
古い県庁舎ではコスプレのお嬢さんを見かけましたが、コスプレ大会でもあったのでしょうか?
同じ県庁舎で“上州夏祭り結婚式”がもようされて、綺麗な花嫁さんのウェディングドレス姿を拝見。
新郎新婦は真っ白なオープンカーに乗って会場を後にし新婚旅行へ・・・。
大テントではフラダンスの後で、上州名物“八木節”大会です。
可愛い坊やが踊ってるお母さんに「ボク、おしっこ」って・・・。
午後の4時頃から県庁前のケヤキ大通りで“だんべえ踊り”“よさこい鳴子踊り”が盛大に開催されました。
各人が鳴子を両手に、四車線の大通りを眼一杯に使っての総踊りです。
ほとんどが女性で、まさに群馬の「空っ風とかかぁ天下」を地でゆく光景。
“だんべえ踊り”の参加人数は2400名以上とか・・。
お嬢様・オバ様パワーの凄さに圧倒されました。
日頃から亭主を蹴って鍛えているんでしょうね、この足の上がり方!!
か弱い群馬の殿方など一蹴りでお仕舞いですよ。
でも、何処かで見たことある人達ですね ~ 。
背に“風之神”と描いたモヒカン刈りのTバック坊やも、ペットボトルを鳴子代わりにだんべえ踊りへ臨時出演。
○○組・××連と次から次へと踊りのグループが繰り出してきます。
時間とともに”だんべえ踊り”の輪が、益々大きく賑やかになってゆきました。
“だんべえ”とは群馬・上州弁の一つです。
通常は「そうだんべえ」と云いますが、「相談べえ」ではありません。
“そうでしょう”と云った程度の意味で使います。
でも、「だんべえ言葉」を使っているのは、現在では山奥の田舎のジイさんバアさんくらいでしょうね。
都市部では死語になりました、何処でも方言が廃れ、日本語の多様性が崩れて寂しいものです。
2006 08 29(火)記。 前橋市 残暑厳しい、33℃。
8月29日 焼肉の日 ベルばらの日 ケーブルカーの日