8月19日 みどり市笠懸町の夏祭り。
みどり市って何処?・・・私も全く知らなかったのです。
みどり市は群馬県の東部で桐生市の西隣り、今までの大間々町・笠懸町・東村が合併して「みどり市」と名称を変更して発足した新しい市とか。
なんで「みどり市」なんて名にしたのか? 山地で緑が多いからでしょうか・・。
愛知県のセントレア市(廃案)よりはマシだけど、近くに赤城山や渡良瀬川があるから、みどり市より「わたらせ市」や「赤城市」の方が知名度も品格もあって良いと思いますがね。
その「みどり市」の笠懸町での夏祭りが19日に開催。(昔しは勢多郡笠懸村)
出し物の目玉は地元名物“八木節”と珍しい“氷神輿”です。
19日夕方6時に笠懸町運動公園に着いた時には既に“八木節大会”が始まっていました。
舞台の上では、威勢の良い歌声で「♪ちょいと出ました三角野郎が~ 四角四面の櫓の上で~ 音頭取るとは御恐れながら~~・・♫」と八木節のお出迎え。
地元の小学生・中学生達も日頃鍛えた成果をこの会場で続々と発表です。
可愛らしい生徒たちの八木節踊りが花を添えていました。
でも、“八木節”はやっぱり張りのある大人の声が一番似合いますね。
笠懸町各地の名人クラスの唄い手が次から次へと登場。
踊り手が広い会場いっぱいに輪になって広がり、まさに圧巻ものでした。(商業主義に毒されない素朴なお祭りには、心が通い合うものがありますね。)
舞台の上では木樽を叩いて唄う八木節に合わせて地元御婦人の笠踊りです。
中にはこんなお爺様(80才以上)も、昔とった杵柄ですか・・・。 華麗なバチ捌きで気持ちよく唄っていました。 歳を取っても元気に唄えるって素晴しいことですね。八木節が生甲斐かも・・・。
にぎやかな踊りと“八木節”の唄が延々と約2時間半でしたが、本場の生唄声に魅了され感動の祭りが益々盛り上がってゆきました。
次回は、珍しい笠懸夏祭り・氷神輿の登場です。
2006 08 22(火)記。 前橋市 残暑厳しい33℃。
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