ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第122回 ねぷた祭 群馬県太田市尾島町

2006-08-18 23:44:00 | 旅行

8月14日(月)  14・15日ねぷた祭りが開催されました。

ねぶた」は青森市 「ねぷた」は弘前市で文字に微妙な違いが。
運行引き回される“山車”も立体的な青森市と素朴な感じの弘前市のではかなりの差があって、同じ青森県内でも違いが面白いものです。

14日のねぷた祭り見物に行った場所は青森県弘前市ではありません。

なんと! 群馬県の太田市郊外の尾島と云う所です。(昨年までは新田郡尾島町でしたが、平成の大合併で太田市に・・。)

尾島の町中を縦断している国道354を通行止めにして、夕方からの”ねぷた祭り”開催です。
 
ねぷた祭り実行本部そばには弘前市・物産市場も出店し、美味しい青森りんごジュースの無料試飲もありました・・・。
 
ねぷた山車の前には鼓笛隊のパレードや美人歌手「若山かずさ」の演歌熱演( 縁切り寺・・)など盛り沢山!
 
6時半頃から“ねぷた山車”のスタンバイです。
山車が大きいので上部が電線に触れない様に折りたたみ式。

国道354に勢揃いしてから“ねぷた出陣・運行”です。(夜7時~9時)
いよいよ尾島ねぷた祭りのクライマックスへ・・・。
 
本来ならば山車の内部の明かりは蝋燭か灯明でしょうが、今では近代的に明るく電気の照明で、それぞれの山車には発電機が付いていました。

国道にはぞくぞくとねぷた山車の登場。
 
山車に描かれているのは、中国風美人画・武者絵のようです。
 
なかには子供の作った可愛いねぷたも・・・。
 
クマのプーさん・ティガーアンパンマンなども子供に引かれて。

群馬県上州ですね、上州と云えば・・・。
 
空っ風かかぁ天下ですね。  晒しを巻いた威勢の良い御姐さん達が大太鼓に跨って素晴らしいバチ捌き!!

ぞくぞくとねぷた山車が繰り出して祭囃子の音に合わせて尾島本通りを練り歩きました。
 
弘前の豪勢なねぷた運行が何故に群馬の尾島町で・・と聞いてみたら、
関が原の戦で徳川方に見方して武勲を立てた津軽藩に、この尾島地区(2千石)が飛び地として与えられたとの事。
昔し津軽藩の領地だった関係で弘前市と姉妹都市になり、昭和60年からねぷた祭りを開催していると云う。

青森の弘前市まで行かなくても華麗弘前ねぷたが見られます。
年々祭りの規模が大きくなって立派になってきました、読者の皆様にも是非お奨め致します。

因みに,尾島の地は新田義貞徳川家の出身地で名門を輩出した土地、歴史好きな人は一度は訪ねてみたい場所です。

2006 08 18(金)記。   前橋市   残暑です。(34℃)

8月18日   高校野球の日  太閤忌