今期TBSで始まったドラマ「半沢直樹」面白いですね。
シャーロック以来の面白さです。
普段、ほんとにドラマって見ないのですが、休日にたまたま第一話の再放送やってて、そのまま第二話につながっていったので、つい見てしまいました。あの「オレバブ」ワールドにどっぷりつかってみたいと思わせるパワーがあります。
思えば「SHERLOCK」もそのパワーに引きずり込まれて、こんなことになってしまったのでした。シャーロックに関してはもともと子供のころからホームズ好きだったのでその延長上という面があるので、少し違いますが、自分の中に点いてしまった火の種類は同じみたいです。
とことんあの世界に浸りたい。
そんな魅力です。
シャーロックのように私の側に引っかかる要素があるとすれば、私もまさしくバブル入社組ということかな。金融はまったく頭に無く、あの面接シーンのような経験はないのですが、友人の多くは銀行に就職しました。
同級生たちはこんな世界を生きてきたのかな~などと思いながら見るのも楽しいですが、まぁこの話は、ほんと「お話」ですよね。
シャーロックもそうですが、基本が「こんなのありえないよね」っていう「お話」だから、こんなにもはまることができるんだと思います。
現実にはない話だけど、それをリアリティーを持って演じる役者さんたちの技量。
面白い脚本。
エンターテインメントに徹した演出。
堺雅人はやっぱりいいですね。
竹刀を構えるシーンがどうしても塚原卜伝に見えてしまうのですが・・・^^;
何をやってる作品でも彼の演技をいいと思うのは、相当エネルギーを持ってる役者ってことかな。香川さんも、薄気味悪くていい感じです。
それと同期の滝籐君、ミッチーもはまり役でナカナカ。ミッチーはいつでもああいう漫画っぽいキャラになってしまうようだけど、この話が漫画だからね(原作は小説ですけどね)。
歌舞伎の片岡らぶりんとかいう国税局のひとも面白い。歌舞伎の人ってやっぱりイイデスネ~。(この人の『あたしたちの仕事は国民の血税を守る尊いお仕事。あんたたちは汚い金貸し』っていう台詞、びっくりした。仕事に誇りを持ってるんだ・・・w。それとモチベーションはほかにあるのかな?)
ほかも出てくるキャラが全ていい感じ。
キャラ設定で、おお!と思ったのは、ラサール石井扮する波野という倒産企業の元経理課長の再就職先に半沢が訪ねてきて責め立てるシーン。波野が発作を起こし、そこの女性社員が「あんた波野さんに何をしたの?この人持病があるのよ!」と食って掛かるところ。悪事に手を染めてはいるけど、根は小市民的な善人だというのを印象づけるいい演出でした。就職して間もないはずなのに、そこの社員がもうかなり肩入れしてくれている。
こういうシーンを挟んでくれることで、漫画みたいなお話がいちいち自分のレベルにまで下りてきてくれて、はまれてしまうのだと思う。
唯一納得いかない部分があるとすると・・・・滝籐君をいぢめた上司が今は人事部次長になってるけど、あのキャラで出世できるの?っていう部分。私がこういう組織を知らないからかな? あんな嫌なやつでも上にいけるのがこの社会なのかしら?
原作を読もうかすごく迷ったんですが、まずはドラマ先行で行こうと思います。
今期は宮部みゆき原作のドラマ「名も無き毒」も見てますが(宮部みゆき好きなんで)これは近々脱落する予感です。魅力的な人物が全然出てこない。喫茶店のマスターくらい。編集長や椎名ちゃんには期待してたんだけど、今回は室井さんもダメですね・・・。主人公は言うに及ばず。小泉君は出自を皆知っているから、どうしてもあの平々凡々毒にならない人物とは見れないんですよね。彼に背伸びをさせるキャスティングをするにしても、もっと毒々しい役のほうがいいのでは?と思いました(今まで見たところ)
「半沢直樹」には失速することなく、このまま全10回(?)を走り抜けてもらいたいです。
シャーロック以来の面白さです。
普段、ほんとにドラマって見ないのですが、休日にたまたま第一話の再放送やってて、そのまま第二話につながっていったので、つい見てしまいました。あの「オレバブ」ワールドにどっぷりつかってみたいと思わせるパワーがあります。
思えば「SHERLOCK」もそのパワーに引きずり込まれて、こんなことになってしまったのでした。シャーロックに関してはもともと子供のころからホームズ好きだったのでその延長上という面があるので、少し違いますが、自分の中に点いてしまった火の種類は同じみたいです。
とことんあの世界に浸りたい。
そんな魅力です。
シャーロックのように私の側に引っかかる要素があるとすれば、私もまさしくバブル入社組ということかな。金融はまったく頭に無く、あの面接シーンのような経験はないのですが、友人の多くは銀行に就職しました。
同級生たちはこんな世界を生きてきたのかな~などと思いながら見るのも楽しいですが、まぁこの話は、ほんと「お話」ですよね。
シャーロックもそうですが、基本が「こんなのありえないよね」っていう「お話」だから、こんなにもはまることができるんだと思います。
現実にはない話だけど、それをリアリティーを持って演じる役者さんたちの技量。
面白い脚本。
エンターテインメントに徹した演出。
堺雅人はやっぱりいいですね。
竹刀を構えるシーンがどうしても塚原卜伝に見えてしまうのですが・・・^^;
何をやってる作品でも彼の演技をいいと思うのは、相当エネルギーを持ってる役者ってことかな。香川さんも、薄気味悪くていい感じです。
それと同期の滝籐君、ミッチーもはまり役でナカナカ。ミッチーはいつでもああいう漫画っぽいキャラになってしまうようだけど、この話が漫画だからね(原作は小説ですけどね)。
歌舞伎の片岡らぶりんとかいう国税局のひとも面白い。歌舞伎の人ってやっぱりイイデスネ~。(この人の『あたしたちの仕事は国民の血税を守る尊いお仕事。あんたたちは汚い金貸し』っていう台詞、びっくりした。仕事に誇りを持ってるんだ・・・w。それとモチベーションはほかにあるのかな?)
ほかも出てくるキャラが全ていい感じ。
キャラ設定で、おお!と思ったのは、ラサール石井扮する波野という倒産企業の元経理課長の再就職先に半沢が訪ねてきて責め立てるシーン。波野が発作を起こし、そこの女性社員が「あんた波野さんに何をしたの?この人持病があるのよ!」と食って掛かるところ。悪事に手を染めてはいるけど、根は小市民的な善人だというのを印象づけるいい演出でした。就職して間もないはずなのに、そこの社員がもうかなり肩入れしてくれている。
こういうシーンを挟んでくれることで、漫画みたいなお話がいちいち自分のレベルにまで下りてきてくれて、はまれてしまうのだと思う。
唯一納得いかない部分があるとすると・・・・滝籐君をいぢめた上司が今は人事部次長になってるけど、あのキャラで出世できるの?っていう部分。私がこういう組織を知らないからかな? あんな嫌なやつでも上にいけるのがこの社会なのかしら?
原作を読もうかすごく迷ったんですが、まずはドラマ先行で行こうと思います。
今期は宮部みゆき原作のドラマ「名も無き毒」も見てますが(宮部みゆき好きなんで)これは近々脱落する予感です。魅力的な人物が全然出てこない。喫茶店のマスターくらい。編集長や椎名ちゃんには期待してたんだけど、今回は室井さんもダメですね・・・。主人公は言うに及ばず。小泉君は出自を皆知っているから、どうしてもあの平々凡々毒にならない人物とは見れないんですよね。彼に背伸びをさせるキャスティングをするにしても、もっと毒々しい役のほうがいいのでは?と思いました(今まで見たところ)
「半沢直樹」には失速することなく、このまま全10回(?)を走り抜けてもらいたいです。