町田市考古資料室に行ってきました。家から徒歩で5分くらい。毎日出かける際には、必ず通る坂道の途中にポツンとあります。町田出土の中空土偶、通称まっくうが展示されています。
コックウ
昨年、会派視察で函館市に行き、通称、コックウという中空土偶を見てきました。コックウは国宝。東部と身体がつながって発見されています。まっくうは頭部だけなのですが、顔の表情がコックウと似ており、まっくうと名付けられました。また、つながりがあったのではないかといわれています。人のつながりが、そして、遠い函館の地にも及ぶほどの人の移動があったのでしょうか。
こうした最古の歴史に、人間がどんな営みをしていたのか、生活文化の交流がどのように行われていたのが、そして、どんな願いをもっていたのか。はるか昔を想像しただけでも、日常とは違った世界があります。そうした気持ちを大切にしたいですね。
コックウ
まっくう