昨日は、久しぶりの歯医者さんでした。つくしのまで行きます。治療時間と往復、待ち時間等を入れると、それなりに時間がかかりますが、半日休暇を取るような気持ちで通っています。帰りに、成瀬の昔ながらの魚屋さんに寄ったところ、11月いっぱいで店を閉めるとのこと。直接の理由は、設備が壊れたとのことで、今は簡易的補修をして使っている。
かつて住んでいたマンション。すでに解体されて更地に。
こうした個人商店の閉店は、なんとも寂しいものがあります。豆腐屋さんなんかも、そうです。対面で、その場でつくり、それをいただく。ときには、何気ない会話をしながら、おまけをしてもらったりと、対面でのやり取りは、スーパーでは味わうことができない楽しさです。
庶民の生活に溶け込み、地域を盛り上げてきましたお店が少なくなっていくのは、我々世代にとってみると、また一つ昭和の景色が消えていくということにもつながります。かつて、古びたマンションに住んでいましたが、そこも取り壊されましたが、頭の中では、共通した感覚があります。
先日、市内でロケ地誘致に取り組む方のお話を伺いました。中心市街地に残る昭和レトロな雰囲気のある場所で、かなりの撮影がされていることを知りました。コロナで、特に飲食店が打撃を受け、このままでは街が廃れてしまうとの危機感がロケ誘致に取り組むきっかけだったようです。説明を聞く中で、テレビドラマや映画の一場面として使われることで、映像に景色を残すことができるのも、ロケ地誘致のメリットの一つとの認識を持ちました。
私の住んでいたマンションも、何かのドラマの撮影場所になったことがあると聞きました。記憶にとどめたい景色には、人生の中で、そこに纏わる物語りがあり、良くも悪くも、一体とな思い出があります。
町田の地で、まだまだ、そんな人生の一場面があるように頑張っていきたいと思います。
かつて住んでいたマンション。すでに解体されて更地に。