町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

小平市の小学校の校庭芝生化

2008年11月27日 | 活動日誌
「ぜひ、今度は校庭で遊ぶ子どもたちの姿を見てください。裸足になったり、寝そべったり、普段はみることができない、子どもたちの伸び伸びした光景をみることができます。」市役所の学校教育に携わる職員の言葉だ。
学校の校庭芝生化に、三多摩では先行して取り組んでいる小平市を伺いました。平成17年に小学校の校庭芝生化の予算を取り、現在にいたっている。冒頭の言葉は、校庭芝生化に取り組んだ担当職員の説明を聞き終えたときのものです。大変だったけど、つくづくやって良かった、そんな思いが伝わってくる。
芝生化に取り組んだ学校には、実は、芝生化を行うに至った意外な理由があったことを教えてくれた。「昔から、土ぼこりひどく、また、水はけが悪く、雨が降ると校庭の1/3ぐらいが、すぐ水溜りとなり、湖のようになってしまうんです。」
子どもたちのために、校庭をなんとかしてあげたい。そんな思いが、いつしか校庭の芝生化の検討につながったようだ。そして、市長決断により、実施に踏み切ることになった。
「子どもたちのためにとの思いから、周囲で、芝生化に反対が起きるとは思ってもみませんでした。私たちの準備が足りなっかのです。」
校庭芝生化の説明をPTAを中心に保護者にしたとろ、ずぐに納得してもらえた。ところが、学校の校庭は児童生徒のものだけではなかった。野球やサッカーで地域に開放されており工事期間中、練習ができなくなってしまう。そのことが、大きな障害となり、なかなか納得してもらえない。それでも、対話を重ね、なんとか納得してもらうことができた。これには、芝生にすると、いままでのように使うことができなくなってしまうという誤解もあったようだ。ようやく、予定通りに工事にこぎつけることができた。
「さまざま困難もありましたが、思いがけない協力者も現れました。地元のJりーぐチームFC東京のグランドキーパーが全面的協力してくれることになりました。」無償のボランティアで、市長と協定まで結び、全面的に協力してくれることになったのだ。担当者いわく、「まさに、奇跡的です。」と。一度全部枯らしてしまったことがあったが、それからは、芝の手入れが順調にいっている。
「芝は3年ぐらいで、安定するようです。これからは、あまり費用をかけず、できそうです。それと、芝生のボランティアの方に芝刈りや補植だけでなく、イベントもやってもらうことになりました。芝生の上で、親子で体験教室を行いました。」より、楽しみながら、芝生の手入れをしてもらう工夫なのだろう、前向き取り組みだと思う。
あまりに担当者が詳しいので感心したが、芝生のことは全く素人で、今の部署に来たところ、校庭の芝生化をすることになったのだという。これからも、ぜひ、子どもたちのためにがんばってほしいと思い、また、町田市でもぜひとも芝生化を進める決意を固め、小平市役所を後にしました。
残念ながら雨でしたが、こっそりと芝生化をした小平13小をのぞいてみました。

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