町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

市民相談を受けて

2014年11月04日 | 活動日誌

母親一人で子育てを終えたが、、一人暮らしで、精神疾患を抱えてしまった。子どもはいるが、すでに、全員成人して、それぞれ家族を必死になって支えている。なかなか、親を面倒見るだけの余裕がない。余裕のない生活を余儀なくされ、過度な精神的負担が原因となって、病を抱えてしまったのだろうか。こうした方の相談を受けて感じるのは、人間は責任を一人で背負いこむと、弱い面があるということだ。

昔の大家族時代と何が違うのだろうか。核家族化が進む中、苦労は自ずと孤独と一緒に抱えこむことが、当たり前のようになってしまったことが大きな原因なのではないだろうか。一人より二人、二人より三人と力をあわせ、協力する中で、お互いを感じ、安心感を得ていくという生活環境は、三世代が同居するような時代から核家族化が進んだ今は、得難いものになってしまったようだ。

最近は、少なくなってきてた三ちゃん企業。このちゃんが付く一人に、爺ちゃんか婆ちゃんがいる。今、求められている役割に、この爺ちゃんや婆ちゃんがあるのではないだろうか。普段は、第一線で活躍をしているのは、当然、父ちゃん、母ちゃんなのだろうけど、何かあった時には、存在感を、爺ちゃん、婆ちゃんが示す。頼りになる存在として、いるだけでも安心感につながる。こうした役割を、今風にアレンジして、高齢者に見出していいけるのか。今風にアレンジしてというのは、企業で雇用をしやすくするという目的で、制度やしくみ、ルールをつくるとでいえばよいでしょうか。いずれにしても、年金世代が、増えていく時代にあって、ご高齢の方に活躍してもらえるようしていくことは、年金世代に対して、負担していくという面からも大きな価値があると考えべきです。