町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

雨の日の仕事

2006年09月26日 | Weblog
天候に左右される仕事は多い。議員も、雨が降ると仕事日和となる。小規模な地すべり、排水溝から水が溢れ出たり、崖崩れ等。最近の傾向である局地的な大雨も少なからず影響している。以前は予想もしなかった場所から、土砂が流れ込んだりと、小さな自然災害に見舞われた場所は、結構あるのではないか。雨がひどくなると思わず心配になってしまって、車でいくつかの場所を見に行くのもなんとなく習慣になってしまった。災害といえば、中越地震の被災間もない川口町と小千谷市に行った際の光景を思い出す。大きな被害を受けた川口町のある一角では、その集落に入る道がすべて寸断され、救援の手が数日間差し伸べられなかった人たちがいた。話を聞くと、隣近所で食べ物を分け合い、夜になると余震から身を護るため車のなかで暖を取りながら過ごしたとのことである。我が身省みず働く地元議員の話も思い出す。昼間は、各地を回って被災者の励ましに行く。行く先々で被災者に携帯電話を貸すので、あっという間に電話代が膨れ上がってしまったとのこと。夜になると相談事を聞いてまわる。もう数週間家で食事を取ってないし、移動中の車のなかでパンをかじるのがほとんどとのこと。これが、議員としての誇りなのだと教えてくれた。別れ間際には、世間の関心が薄れるこれからが大変だ、家を失った被災者も現実の生活を考えなくてはならなくなるとも語っていた。