マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

JR貨物:EF651040(EF652040)

2021-05-17 07:09:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
JR貨物:EF651040(EF652040)


EF65PFシリーズで、今回はJR貨物のEF651040(EF652040)です。


1040号機は、昭和46年度に誕生した増備車で、昭和47年1月14日に落成しています。
先日ご紹介いたしました1036号機や1037号機とは年次が異なりますが、やはり宇都宮運転所に配置に始まり、その後田端機関区を経て民営化後にはJR貨物所属となったのは同様となります。

それまでの初期車は扇風機の搭載が無かったため、前面に通風孔が残るタイプとなっていましたが、この年次車からは扇風機が搭載されたため運転室上センターに出っ張りが出現し、前面の通風孔が廃されたスタイルとなりました。やはりナンバープレートは途中からブロック式になったようです。

初期車の中では後期の車両となりますが、大型のPS17型パンタグラフを搭載した車両として、1036号機1037号機1050号機と共に2000番代化された希少な存在でした。※1050号機は、2000番代化前にPS22Bに換装されていた。




平成23年11月12日 3055レ

2000番代化される前に撮影した1040号機。
他の初期車と同様、何故か1カットだけ確保できていた感じでした。



平成24年10月5日 4094レ



平成24年10月6日 7070レ



平成26年5月17日 8050レ

未更新車ということで、他の初期車と同様にブロック式の青プレートとなっていました。

1050機とは違い、PS22B化されることなく活躍していましたが、やはり未更新ということで平成27年度には除籍となってしまいました。


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西武鉄道 狭山線:新101系(241F)

2021-05-15 19:55:00 | 私鉄(大手)
西武鉄道 狭山線:新101系(241F)


西武鉄道で西所沢~西武球場前を結ぶ狭山線。

永らく新101系による運転を行っていましたが、平成24年いっぱいをもって新101系が撤退し、2000系による4両編成での運転となったそうです。
※最近、ワンマン対応の新101系の運用が返り咲いたらしいです。



平成23年1月18日 西所沢駅にて 新101系 241F 西武球場前行き

現場回りの際に西所沢駅で撮影したものですが、どんな気持ちでここを訪問したのか、当時の記録がありません。

当時の支線は新101系の天下でしたから、それほど珍しくは無かったと思います。
しかし、未だに西武狭山線は未乗区間であり、今後も訪問予定がないような場所ですので、何かの気まぐれで撮っておいたこの写真が良い記録として残りました。


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185系OM車:臨時快速「あしかが大藤まつり」

2021-05-11 07:07:00 | 国鉄・JR快速列車
185系OM車臨時快速「あしかが大藤まつり」


あしかがフラワーパークの大藤まつり開催に合わせて運転されて来た都心からの快速列車。

平成25年までは、永らく183系OM車による快速「足利藤まつり」として運転されてきましたが、183系の全廃により、平成26年度は185系による快速「足利藤まつり」へとバトンタッチされています。


185系による快速列車の設定はその後も続くことになりますが、平成31年度(令和元年度)の設定から名称が快速「あしかが大藤まつり」と変更されています。
名称が変更されてからまだ間もないですが、185系が令和3年度中に撤退することになったため、今般の運転を最後にその姿を見ることはできなくなりそうです。



平成31年4月29日 185系B6編成 快速「あしかが大藤まつり1号」

愛称が変更されたために記念として撮影したものです。
しかし、愛称は変更されたものの特にヘッドマークが用意されることはなく、「臨時快速」のままの運転となっていました。

そして、令和2年度も設定されることになりますが、新型コロナによる緊急事態宣言の発令により、すべての運転が中止されてしまいました。



令和3年4月25日 185系B5編成 快速「あしかが大藤まつり3号」



令和3年5月2日 185系B5編成 快速「あしかが大藤まつり3号」



令和3年5月3日 185系B6編成 快速「あしかが大藤まつり1号」



令和3年5月5日 185系B5編成 快速「あしかが大藤まつり3号」

そして、185系が全ての定期列車から撤退した令和3年度。
これほど長く続くとは予想していなかったコロナ禍は再び緊急事態宣言を呼ぶことになりましたが、設定どおり運転が実施されました。
最期2回は連続でカブられちゃいました。


平成31年の設定当初は1往復にE257系が運用されましたが、令和3年では2往復とも185系で設定されました。おそらくはE257系が改造により入場していたための措置と思われます。

185系最後の活躍も、ヘッドマークが用意されることはなく、大変残念な終焉になってしまいました。


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国鉄・JR東日本:EF651017

2021-05-08 21:27:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄・JR東日本EF651017


EF65PFシリーズで、今回はなつかしい国鉄時代とJR化直後のEF651017です。


1017号機は、昭和44年11月29日落成の1次車に該当します。
他の初期車と同様に新鶴見機関区に投入後、宇都宮運転所に配置されますが、3次車が導入された昭和45年頃に一時的に下関運転所へ異動したようです。

その後、比較的早い時期にPF形は宇都宮運転所に集中配置となり、一時期は東海道・山陽のブルトレ牽引をしたことのあるPFも関東に戻ってくることになり、東北本線を中心とする運用に使用されるようになりました。

なお、1017号機は、2次車や3次車とともに下関時代にナンバープレートがブロック化されたのも外観上の特徴となっています。



昭和54年頃 蕨~南浦和間にて EF651017牽引 「北海ライナー」

1017号機が牽引する下り「北海ライナー」です。牽引されるコンテナ車はもちろんコキ10000系で、東北本線で最も優先された貨物列車です。
コキ10000系では、空気バネ台車等の使用により多くのエアを供給する必要があることから、東北本線ではPF形やED751000番代による牽引が固定されていました。

昔はこの区間も背の低いコンクリート柵となっており、どの位置からでも写真を撮ることができました。



昭和63年11月14日 栗橋~東鷲宮間にて
EF651017牽引 団体列車「オリエント・エクスプレス '88」

民営化により、1017号機はJR東日本に継承され、当時はまだ多数残っていた客車ジョイフルトレインや12系化以降の急行列車の牽引にも使用されました。
外観は国鉄時代のままで、側面にJRマークが貼付された程度の変化となっています。
そして、当時の一大イベントとなったオリエント急行の牽引にも充当されました。
※「オリエント急行」に関してはリンク先をご覧ください。


同機は、宇都宮運転所に戻って以来、関東を離れることなく客車列車の牽引に活躍し、平成8年11月17日に除籍となっています。


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JR東日本 215系:こんなところで編

2021-05-05 14:29:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
JR東日本 215系:こんなところで編


令和3年3月ダイヤ改正において職を失ってしまったJR東日本215系電車。

地元を通る車両ではないためなかなか会う機会はないのですが、ひょんなところで出会ったことがありました。

一つは既に『215系の点検蓋』でご紹介済みですが、同形式の引退を機に他の写真をご紹介したいと思います。



平成24年6月22日 錦糸町駅にて

外回りの仕事で亀戸から錦糸町へ移動。階段を降りようとしたら4番線にいきなり215系が入ってきました。
何事か混乱する中、側面に「試運転」の表示。家に帰って確認したら、この時期、試運転で時折入線していたそうです。

後年、東京地下ホームに215系が入線するようになり、錦糸町駅横の留置線で折り返しをしていたようですが、総武快速線のホームに停車するのは珍しかったようで。
ほんの10秒ほどの出来事だったので、状況説明のできる構図で撮れなかったのは残念。



平成28年5月28日 大宮総合車両センターにて

おおみや鉄道ふれあいフェスタで訪問した際、大栄橋から展示外の入場車両を偵察していた際に発見しました。
当時の弁・・・『滅多にない機会なので、展示に参加させれば良かったのに・・・』。
今でもそう思います。

編成数が少ないために、「湘南ライナー」や休日運転の「ホリデー快速ビューやまなし」のような定期運転ばかりで、間合いで気の利いた臨時列車で使われることはほぼありませんでした。


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