マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

東武鉄道 100系:スペーシア(オリジナル塗装 その2)

2020-08-17 23:08:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 100系:スペーシア(オリジナル塗装 その2)


東武スペーシアのオリジナル塗装時代の続きです。





平成23年6月23日 梅島駅にて 「きぬ」

東日本大震災で運休を余儀なくされた東武特急。
復活運転に当たり、JR乗り入れ車を除くスペーシアに「上を向いて がんばろう 日本」のヘッドマークシールが掲出されました。



平成24年2月5日 「スペーシアきぬがわ2号」



平成24年4月28日 「スペーシアきぬがわ2号」

東京スカイツリーの開業に合わせ、カウントダウンヘッドマークが掲出されましたが、JR乗り入れ編成には掲出されなかったようです。



平成24年5月5日 栗橋~新古河間にて 「きぬ103号」


平成24年5月5日 新古河~栗橋間にて 「きぬ110号」 

日光線での写真です。
東京スカイツリーの開業に合わせ、カウントダウンヘッドマークから開業をPRするヘッドマークシールに取り替えられました。



平成24年5月13日  「スペーシアきぬがわ2号」


平成24年5月13日 「スペーシアきぬがわ3号


平成24年5月27日 「スペーシアきぬがわ2号」

スカイツリー開業ヘッドマークは、乗り入れ車両にももれなく取り付けられました。
しかし、既にリニューアル工事も終盤になっており、旧塗装が最後に残ったのは106編成のみとなりました。

そして、その106編成もサニーコーラルオレンジ&フューチャーブルーのラインを纏ったデザインへとリニューアルされることになり、オリジナル塗装は消滅しました。


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東武鉄道 100系:東武鉄道 100系:スペーシア(オリジナル塗装 その1)

2020-08-16 01:55:00 | 私鉄(大手)
東武鉄道 100系:スペーシア(オリジナル塗装 その1)


東武鉄道の有料特急用車両として平成2年6月から運転を開始した100系スペーシア。

登場から既に30年となりますが、未だに東武特急の顔として第一線で全車が活躍しています。

登場時からホワイトベースにコーラルオレンジとパープルルビーレッドの帯を配した塗装となっていましたが、東京スカイツリーの開業に合わせてリニューアル工事が実施され、平成23年末から新しいデザインカラーを纏ったスペーシアが営業運転に入っています。
リニューアル工事は1~2か月程度も間隔をもって全9編成に施工されることになり、平成24年8月末をもって全ての編成への施工が終りました。


100系スペーシアは浅草~東武日光・鬼怒川温泉間での運転を主体としますが、平成18年3月18日からJR東日本への乗り入れにより、それまで撮影する機会に恵まれなかった車両を地元で見られるようになりました。

今回は、100系スペーシアのオリジナル塗装時代の写真をアーカイブしておきたいと思います。





平成19年4月3日 新宿駅にて

JRに乗り入れから1年。1周年記念のステッカーを付けて運転されました。
当時の記録から、この時が「スペーシアきぬがわ」の初撮影で、1年間も全く撮影していなかったようです。



平成19年11月25日 団体列車送り込み 回9666M


平成19年11月25日 団体列車 9027M

珍しく団体列車が運転されました。
南栗橋検車区で行われた「東武ファンフェスタ」に関連して設定されたようで、多客時に臨時列車は多く設定されますが、スペーシアによる団体列車運転の記憶はこの時以外にありません。
東武鉄道110周年の記念ステッカーも貼付されていました。



平成20年5月18日 送り込み回送

JR線内における定期の回送列車の設定はありませんが、増発の臨時列車が運転される場合は、新栃木から早朝に遥々と回送される列車が設定されます。



平成20年11月2日 485系とスペーシアの離合

臨時列車が設定されると、地元ですれ違いが発生することが多々ありました。
しかし、なかなかドンピシャでのすれ違いを撮ることは非常に難しいものでした。



平成22年4月29日 「スペーシアきぬがわ7号」



平成22年11月1日 赤羽駅にて 「スペーシアきぬがわ7号」



平成23年1月9日 「スペーシアきぬがわ2号」



平成23年2月6日 「スペーシアきぬがわ2号」

平成2年の登場から1度だけ乗車したことがあるものの、全く撮影したことはありませんでした。JR乗り入れにより地元を走るようになり、「北斗星」や「カシオペア」の写真を良く撮るようになったため、撮影頻度が大幅に増えました。

撮影枚数が多いため、2回に分けてまとめたいと思います。


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185系OM車:快速「快速碓氷」

2020-08-14 07:47:00 | 国鉄・JR快速列車
185系OM車:快速「快速碓氷」


上野~横川を結んでいた臨時快速「快速碓氷」。
過去ログ『183系OM車:快速「快速碓氷」』のとおり、平成25年4月の運転を最後に、183系OM車が撤退し、185系へバトンタッチしました。

185系化後も同様のペースで運転されましたが、このところ注目することがないと思っていましたら、平成27年4月の運転以降、設定されなくなってしまったようです。



平成25年11月2日 185系 OM03編成 快速「快速碓氷」

185系になって最初の運転。期待されたヘッドマークは他の臨時列車と同様に用意されることはなく。興味の湧かない形態となってしまいました。



平成27年4月11日 185系 OM03編成 快速「快速碓氷」

こちらは上りの「快速碓氷」。
「北斗星」撮影のために待機していたところ、背後から襲われて咄嗟に撮ったものです。
ヘッドマークが用意されていないため、元々撮影する気もなくノーマークでした。


その後も撮影する機会がないと思っていたところ、結局はこれが最後の運転だったようです。
パソコン故障の際、アーカイブデータのバックアップから漏れてしまっていたようで、今回ひょんなことから発見した写真でした。

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名古屋鉄道 1030系:1132F

2020-08-10 09:59:00 | 私鉄(大手)
名古屋鉄道 1030系:1132F


過去ログ『名古屋鉄道 1000系:パノラマsuper(リニューアル前)』のほか、もう1組のパノラマ編成の写真がありました。

1000系と対をなす1200系が普通車として連結されていますが、以前に撮影した時はパノラマカー側ばかりしか撮影していなかったため、佐久間レールパークに訪問した帰り、1回だけしか撮影していませんでした。





平成21年8月22日 飯田線 下地~豊橋間にて 1132F

一見すると1000系+1200系の編成に見えますが、拡大してナンバーを確認したところ、岐阜方の車両が「1532」と読み取れました。

調べたところ、7000系・7500系パノラマカーを淘汰するに当たり、7500系の機器を流用して誕生した1030系+1230系による編成であることが分かりました。
1000系編成では4M2Tであるのに対し、1030系ではオールM車となっているのが特徴です。

改造による1030系+1230系編成は4編成が誕生しましたが、1134Fの事故廃車及び平成27年からの廃車で既に廃形式となっています。
この写真の1132Fも平成28年7月20日付けで廃車となってしまったそうです。


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国鉄 オハ35系:オハフ332309

2020-08-08 20:54:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
国鉄 オハ35系:オハフ332309


国鉄オハ35系は、戦前から戦後にかけて製造された急行用客車です。
それまで大型客車として製造されたスハ32系はボックスに小窓2つ1組が標準であったスタイルに対し、ボックスに1mの大窓とされたのが特徴で、これ以降の標準スタイルになりました。

初期車は昭和14年に製造が始まり、屋根は絞りがある標準的なスタイル。※登場時の形式呼称は異なります。
戦況の悪化により一時製造が中断され、終戦後に製造が再開されており、車体に絞りがあるタイプは、戦前型と戦後前期型が存在しました。※オハフ33は戦前型のみ。



昭和58年10月5日 黒磯駅にて オハフ332309

硬調プリントからのスキャンなので、下回りも潰れてしまっており、形式写真としては失格です。
黒磯口の普通列車に連結されたオハフ33で、オハ61系の淘汰から進んでいったため、最終期はオハ35系の比率が高かったように思います。
オハ35系の体質改善車もありましたが、ここの普通列車では旧型然とした茶色の車体が多く見られました。

-309は戦前型の最終期に属する車両でした。


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