マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

C623牽引:快速「C62ニセコ」(その2-2 スハフ14増結)

2020-08-06 07:03:00 | 国鉄・JR蒸気機関車
C623牽引:快速「C62ニセコ」(その2-2 スハフ14増結)


快速「C62ニセコ」で(その2)の運転期間初日、所定でスハ45系客車5連であるところ、スハフ14客車1両を増結して運転されたことがありました。

できるだけ現役時代に近い姿で保存運転するということで運営が行われていた鉄文協の精神に外れてしまった措置となってしまい、現役当時に存在しなかった14系客車を増結して運転しなければならなくなったことに対し、理解を求める文書が発せられたと記憶しています。

この形態での運転に対し、仲間からもブーイングが聞かれました。
しかし、変化のない保存運転の中では、ある意味稀少な展開であることに対して「それも有り」と理解していたファンもいたかもしれません。そのうちの1人が私ですけど。



平成元年6月30日 塩谷~小樽間にて

同行した友人たちが14系客車の目立たないアングルを選んだため、写真のようにちょっと中途半端なアングルになってしまいました。

確か、団体客の乗車により座席数が足らず、増結措置が取られたと記憶しています。
JRになってほぼ旧型客車は淘汰されてしまいましたので、旧型客車を調達することはできなかったと思います。サービス電源の関係で、スハフ14形1両が増結されました。
それでも補機を連結せずに連続勾配を走ることができたのは、さすがに最強機C62だな、と思います。


当時はこの形態を非難する声も聞かれましたが、このような形態の運転はほとんど行われることが無かった筈で、貴重な機会であったと思います。


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183系 OM車:団体列車

2020-08-02 05:13:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
183系 OM車:団体列車


平成25年度を最後に大宮総合車両センターから撤退となった183系1000番代によるOM車。
6両編成3本が高崎車両センター(新前橋区)からの異動により配置されており、団体列車や臨時列車などに活躍しました。

OM車による臨時特急・臨時快速や集約臨などは過去ログでご紹介済みとなっていますので、今回は一般団体列車や回送列車などの写真をまとめて懐かしみたいと思います。



平成20年10月18日 OM102 回送



平成23年3月5日 OM102 団臨 9827M



平成23年6月4日 OM103 団臨 9877M



平成23年10月28日 OM101



平成24年4月28日 OM103 団臨 9832M



平成24年5月19日 OM101 団臨 9537M



平成24年6月2日 OM102 集約臨 9874M



平成24年6月2日 OM102 回9575M



平成24年10月20日 OM103 団臨 9830M



平成24年11月30日 新秋津駅にて OM102 回9525M

こうして並べてみると、OM車の回送はあまり撮っていなかったようです。
OM101編成が何故か少なくなっています。さらに、ここにご紹介したOM101編成はいずれも編成方向が逆向きとなっており、他の臨時列車の写真を探しても見当たらないことから、珍しい現象が起きていたようです。


全廃となってから7年ほどが経ちましたが、それより前には元気に地元を走っていたのが遠い昔のことのようです。


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