マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

国鉄 直流型電気機関車:EF58163~166(浜松機関区)

2017-12-14 22:36:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58163~166(浜松機関区)


EF58シリーズ、また前回に続き浜松機関区に連番で新製配置されたグループの163号機から1
166号機の写真です。
続きの161号機は新製配置が浜松機関区の~160号機までのグループに属しますが、162号機~169号機は新製配置が沼津機関区となったグループで、後に全車が浜松機関区に転出したため、前グループと合わせて大きな連番グループとなっていました。



昭和58年12月1日 早川~根府川間にて EF58163牽引 荷物列車

EF58や荷物列車が危うくなってきたころ、何回か東海道まで足を延ばしたことがありました。



昭和54年5月 品川駅にて EF58164牽引 荷物列車

汐留発の荷物列車は、品川駅で隅田川発の荷物列車を増結し、東海道を下って行きます。
入換・発車準備中にEF651トップナンバーとの並びが実現しました。



昭和58年7月24日 戸塚~保土ヶ谷間にて EF58164 単機回送

この区間には何回か撮影に行ったことがありましたが、EF58の単機回送を見たのはこの時だけでした。164号機だけは2度目のご対面。



昭和56年8月 品川駅にて EF58165 単機



昭和56年10月 品川駅にて EF58166 単機

品川客車区の中に東京機関区への出入りのための回送線がありました。
汐留発着の機関車が東京機関区との入出区の際に一旦停止するため、地元では見られないEF66や西のEF58を見られる貴重な場所でした。
同じ日でもないのに連番が揃いました。


163号機

昭和33年 2月21日 川崎車両+川崎重工製 沼津機関区
昭和??年       転出  浜松機関区
昭和59年 5月 2日 廃車  浜松機関区


164号機

昭和33年 3月21日 川崎車両+川崎重工製 沼津機関区
昭和??年       転出  浜松機関区
昭和59年?      転出  下関機関区
昭和59年 9月25日 廃車  下関機関区


165号機

昭和33年 4月14日 川崎車両+川崎重工製 沼津機関区
昭和??年       転出  浜松機関区
昭和60年 2月20日 廃車  浜松機関区


166号機

昭和33年 4月20日 川崎車両+川崎重工製 沼津機関区
昭和??年       転出  浜松機関区
昭和59年 5月 2日 廃車  浜松機関区



京浜急行電鉄 2100形:「けいきゅん号」

2017-12-12 19:34:00 | 私鉄(大手)
京浜急行電鉄 2100形:「けいきゅん号」


京浜急行電鉄では、創立120周年に合わせてマスコットキャラクター「けいきゅん」をラッピングした2100形を運転しています。
ラッピングを施工した編成は2100形2149編成のみの1編成で、運行は平成29年10月1日から平成30年1月9日までが予定されています。


久し振りの京浜急行沿線への現場回り。午前の予定を終えて青物横丁で昼食を摂り、大手町まで戻るために品川駅で乗継となります。
すると、泉岳寺行きの電車にヘッドマークが付いているようなので???でしたが、乗ってみますと、車内が「けいきゅん」だらけになっていました。


※撮影は、平成29年12月11日です。




本当は座席方向に向けて撮りたかったのですが、お昼時間で結構な乗車率、さらに乗車区間が1駅しかなかったため、カメラを向けることができませんでした。



2149編成 2156

早速前面に回って撮影。私以外にも撮影している人がいました。地下区間なので撮影条件が厳しいです。※黄色線からはみ出していますが、撮影場所はバリケードがあるところです。










乗り換えの乗客たちがはけたので側面のラッピングも撮影しておきました。
2枚目の写真では車内の「けいきゅん」も見ることができます。

条件が良くないのでこの程度しか記録できませんでしたが、仕事中でなければ引き返して駅撮りをしたいくらいでしたね。
結局、接続の都営浅草線は1本見送ることになりましたが、1本しかない編成に偶然にも出会うことができてラッキーでした。




国鉄 直流型電気機関車:EF58158・160(浜松機関区)

2017-12-10 16:43:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58158・160(浜松機関区)


EF58シリーズ、今回は前回に続き浜松機関区に連番で新製配置されたグループの158号機と160号機です。



昭和59年3月23日 保土ヶ谷~戸塚間にて EF58158牽引 荷物列車

荷物列車の活躍末期の頃の写真です。
撮影年月日からすると、もしかしたらこの写真の時点では、既に下関区に転出した後かもしれません。



昭和56年5月 保土ヶ谷~戸塚間にて EF58160牽引 荷物列車

こちらは貨物線を走る下り荷物列車です。
160号機は、この写真を撮った直後くらいに東京機関区へと転出したため、浜松機関区における一斉廃車を逃れ、東京機関区最後の3両のうちの1両として長く活躍することができました。


158号機

昭和33年 2月26日 三菱製 浜松機関区
昭和59年?      転出  下関機関区
昭和60年 2月 4日 廃車  下関機関区


160号機

昭和33年 3月29日 三菱製 浜松機関区
昭和59年?      転出  東京機関区
昭和61年 2月10日 廃車  新鶴見機関区(東京機関区統合による)



国鉄 直流型電気機関車:EF58155・157(浜松機関区)

2017-12-09 17:29:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58155・157(浜松機関区)


EF58シリーズ、今回は浜松機関区の155号機と157号機です。


いずれも新製配置が浜松機関区で、経歴の詳しいことは資料がありませんが、終焉まで離れることがなかったようです。


まずは155号機です。


昭和58年12月1日 早川~根府川間にて 155号機牽引 荷物列車

活躍末期の頃、この155号機から169号機(168号機を除く)がまとまって浜松機関区にはいちされていたようです。
荷物列車やEF58が終焉になる情報が活発となり、この頃は何度か東海道荷物列車の写真を撮りに行ったことがあります。この写真もその中の1枚です。


続いて157号機です。


撮影年不明 田町駅にて 157号機 単機回送

汐留貨物駅が廃止される前、品川~汐留まで、新幹線の東側に貨物線がありました。
汐留までの高速貨物列車や荷物列車だけが通る線路ですが、機関車は東京機関区まで回送されるため、このような単機回送を良く見ました。



昭和54年8月 品川駅にて 157号機牽引 荷物列車

横須賀線の地下切替え直前の頃、良く品川駅へ行きました。
東海道EF58の写真もその頃に撮ったものが多く、これもそんな時期でした。
ピンが合っていなくて非常に残念ですが、フィルムの平面性を損なってしまっていたようです。

157号機は、EF62への切替過渡期に下関機関区へ転出したようですが、一度廃車となった後に浜松機関区へと戻り、車籍を復活して122号機と共に工臨や飯田線でのイベント列車などに活躍した幸運のカマでもあります。
しかし、旧型国電の居なくなった飯田線に魅力を見出すことはできず、その後訪問する機会はありませんでした。


155号機

昭和33年 4月26日 東芝製 浜松機関区
昭和59年?      転出  下関機関区
昭和61年 1月30日 廃車  下関機関区


157号機

昭和33年 2月25日 東芝製 浜松機関区
昭和59年?      転出  下関機関区
昭和60年 9月30日 廃車  下関機関区
昭和63年       車籍復活 国鉄清算事業団からJR東海が購入
平成20年 3月31日 除籍 最終運用は平成19年11月 リニア・鉄道館にて保存



国鉄 直流型電気機関車:EF58154(宇都宮運転所)

2017-12-07 00:28:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58154(宇都宮運転所)


EF58シリーズ、今回は宇都宮運転所の154号機です。

過去ログでご紹介済みの151~153号機と連番になりますが、新製配置は東京機関区であり、やはり宇都宮運転所のEF57が廃車されたことに伴なって異動となったようです。

宇都宮運転所のEF58は、正面窓のHゴム化が昭和52~53年頃に頻発したようですが、154号機に関しては東京機関区時代に既にHゴム化されていたようです。



昭和60年1月5日 栗橋~東鷲宮間にて EF58154牽引 急行「津軽」(再掲)

客車時代晩年の急行「津軽」を牽引する154号機です。
EF58の活躍も晩年となっており、このようなブルトレ車両を牽いた期間は意外と短いものでした。



平成21年2月21日 大宮総合車両センターにて

東日本のEF58としては地味な存在でしたが、カットモデルながら青大将塗装として保存されています。
最初はセンター内部に展示されていたようですが、鉄道博物館の営業開始に伴い、移転整備されて外部から見られるようになったそうです。

沿線では結構目撃したような記憶のある154号機でしたが、探してみたら現役時代の写真は1枚しか見当たりませんでした。やはり、闇雲に撮っていた頃には未だ東京機関区に居たのが原因かもしれません。


154号機

昭和33年 4月17日 東芝製 東京機関区
昭和51年 8月 1日 転出 宇都宮運転所(出典未確認)
昭和60年 9月12日 廃車 田端機関区(宇都宮運転所統合)