事業用車 ソ98&スエ3110(八王子客貨車区)
今回は何気なしに撮ったスナップ写真からです。
子供の頃からあまり西方面には撮影に行ったことがなかったのですが、高校生になって「大回り乗車」という嫌らしい遊びが流行り、私も何度か友人と出掛けたことがあります。
そんな道中の八王子駅で撮影した1枚の写真。
昭和55年3月頃
昔は取りあえず撮っていた写真も、素性等の調査ができないまま放置されてしまうものが多々ありましたが、ネットの情報が発達した現代では、ある程度のキーワードからその正体を見極めることがいとも簡単にできてしまうことがあります。
撮影場所が八王子駅であることは記憶していますので、あとは「操重車」や、おそらく「スエ」と思われる救援車のというキーワードと組み合わせると、やはりその正体が掴めました。
操重車は、八王子駅に居たのがソ80形の「ソ98」で、同形式の最終に近い番号でした。昭和44年に製造されたグループらしく、撮影した当時からすればまだそれほどの経年とはなっていません。しかし、分割民営化時点でJR東日本には継承されず、殆ど使用されないまま廃車となってしまったようです。
一方、一緒に留置されていた救援車はスエ3110で、マニ3150→スエ327の流れから来た車両のようです。
写真から文字の判別まではできませんが、車体中央には客車用の吊り下げサボが掛かっており、救援車では非常に珍しいと思われます。
遠くのホームから300mmレンズで撮影したと思われ、圧縮効果に加え中途半端にソ98が入っていない勿体ない構図の写真となってしまいましたが、もう二度と写し直しのできないシーンですので、私的には貴重な資料としてアーカイブしておきます。
今回は何気なしに撮ったスナップ写真からです。
子供の頃からあまり西方面には撮影に行ったことがなかったのですが、高校生になって「大回り乗車」という嫌らしい遊びが流行り、私も何度か友人と出掛けたことがあります。
そんな道中の八王子駅で撮影した1枚の写真。
昭和55年3月頃
昔は取りあえず撮っていた写真も、素性等の調査ができないまま放置されてしまうものが多々ありましたが、ネットの情報が発達した現代では、ある程度のキーワードからその正体を見極めることがいとも簡単にできてしまうことがあります。
撮影場所が八王子駅であることは記憶していますので、あとは「操重車」や、おそらく「スエ」と思われる救援車のというキーワードと組み合わせると、やはりその正体が掴めました。
操重車は、八王子駅に居たのがソ80形の「ソ98」で、同形式の最終に近い番号でした。昭和44年に製造されたグループらしく、撮影した当時からすればまだそれほどの経年とはなっていません。しかし、分割民営化時点でJR東日本には継承されず、殆ど使用されないまま廃車となってしまったようです。
一方、一緒に留置されていた救援車はスエ3110で、マニ3150→スエ327の流れから来た車両のようです。
写真から文字の判別まではできませんが、車体中央には客車用の吊り下げサボが掛かっており、救援車では非常に珍しいと思われます。
遠くのホームから300mmレンズで撮影したと思われ、圧縮効果に加え中途半端にソ98が入っていない勿体ない構図の写真となってしまいましたが、もう二度と写し直しのできないシーンですので、私的には貴重な資料としてアーカイブしておきます。