ＪＲ貨物：ＥＦ６５１０５５

ＪＲ貨物：ＥＦ６５１０５５


ＥＦ６５ＰＦシリーズで、今回はＪＲ貨物のＥＦ６５１０５５です。


１０５５号機は、山陽方面の波動用として昭和４７年度に増備された一団で、前期型の最終増備車のうちの１両です。昭和４７年９月８日に落成し、下関運転所に配置されました。

国鉄末期、ＰＦはすべて宇都宮運転所に集中配置されていたと認識していましたが、１０５２～１０５５の４両は宇都宮配置の経歴が無く、広島→新鶴見となっています。
後期型が１０５２号機以降と思っていたのも、これらの号機の姿を地元で見ることがなかったのが原因であったようです。


同機はＪＲ貨物色となっていましが更新工事は未施工となっており、白プレートとなっていました。２０００番代化には該当せずに２０１２年度に前出の１０６４号機と共に廃車となりました。



平成２２年１２月１８日　田端操～隅田川間にて　ＥＦ６５１０５５　遅２０７７レ？

ＥＨ５００－９０１を撮りに行った際、待機時間に偶然に撮影できたものです。
１０５５号機はこの時が初遭遇で、この時点でもＰＳ１７パンタ搭載車は希少になりつつあった時代です。



平成２４年３月１６日　西浦和駅にて　８２８３レ　廃車回送

検査期間の満了と共に休車になってしまったようで、その後同機を捉える機会はありませんでした。
前出の１０６４号機と共に廃車回送され、二度と会うことができなくなりました。休車になって間もないのか、外観は殆ど劣化していない印象でした。



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