マル鉄・鉄道写真館

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真岡鉄道:モオカ63

2020-05-03 22:40:00 | 第三セクター
真岡鉄道:モオカ63


SLが走る第三セクターとして有名な真岡鉄道(真岡鐵道)。

元国鉄真岡線として、かつては上野への直通急行まで運転されていましたが、地方交通線で廃止の対象となり、昭和63年3月31日をもって廃止。昭和63年4月から第三セクターとして存続することになりました。


転換当初は特徴のないローカル鉄道でしたが、平成6年にC1266によるSL動態保存運転が始まり、鉄道ファンが好んで訪れる路線へと変化しました。

一方、通常営業の車両については、国鉄からの引継ぎを行わず、バスの工法を取り入れたLE-CarⅡ8両が導入されました。その後さらに3両が増備され、計11両体制となっています。
形式名は、導入時の和暦に由来するモオカ63と名付けられました。



平成13年5月4日 モオカ63-2ほか2連


平成13年5月4日 モオカ63-2ほか3連


平成13年5月4日 モオカ63 2連


平成8年5月4日 モオカ63 2連

いずれも「SLもおか」撮影の際に撮っていたものです。
2連が基本的な運用で、写真のように時折3連運用もあったようですね。

最後の写真はこいのぼりを入れて撮影できる場所で、真岡鐵道を訪れる方たちには有名な場所だったと思います。
最後に訪れてから20年近くが経ってしまいましたので、今もこんな風景は変わらないのでしょうか?


開業時から導入されていたモオカ63形でしたが、登場から15年くらいで寿命を迎えてきたようで、平成14年度から後継のモオカ14形に置き換えが始まり、平成18年度までに全廃となったそうです。

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