大宮操車場:ハンプ夜景
昭和58年頃、間もなく大宮操車場の入換が廃止になるということを知り、我が職場の記録を残そうと、写真を撮るようになりました。
ハンプ山(貨車の切り離しを行う坂のサミット)とカーリターダー。
この辺りの地上設備は無くなり、今は湘南新宿ラインが高速で通過する。
坂の下にある大宮工場への回送線は今も残る。
下りハンプの群線。
右側は出発線と本線が、上空には高架の通過線があった。さらに高架線の外側では、新幹線と埼京線の工事が始まった。
広い構内は数十mの高さから強烈な照明で照らされていたが、目が慣れるまでは想像よりは遥かに暗い。目が慣れてやっと入換に集中できる。
現在のさいたま新都心駅方向を見ており、今ではさいたまスーパーアリーナがこの上に乗っている。
上りハンプも下りハンプもほぼ同じような時間帯で入換作業を行っていたため、入換の合間の手待ち時間では、広大な空間に暫し静寂な時間が訪れる。
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昭和58年頃、間もなく大宮操車場の入換が廃止になるということを知り、我が職場の記録を残そうと、写真を撮るようになりました。
ハンプ山(貨車の切り離しを行う坂のサミット)とカーリターダー。
この辺りの地上設備は無くなり、今は湘南新宿ラインが高速で通過する。
坂の下にある大宮工場への回送線は今も残る。
下りハンプの群線。
右側は出発線と本線が、上空には高架の通過線があった。さらに高架線の外側では、新幹線と埼京線の工事が始まった。
広い構内は数十mの高さから強烈な照明で照らされていたが、目が慣れるまでは想像よりは遥かに暗い。目が慣れてやっと入換に集中できる。
現在のさいたま新都心駅方向を見ており、今ではさいたまスーパーアリーナがこの上に乗っている。
上りハンプも下りハンプもほぼ同じような時間帯で入換作業を行っていたため、入換の合間の手待ち時間では、広大な空間に暫し静寂な時間が訪れる。
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昔、機関区ですと比較的に自由に入らせてもらうことができましたが、電車区・客車区・貨物操車場への出入りは非常に難しかったですね。編成が長いので運転士や操車からも見通しが悪く、広大な敷地で頻繁に入換が行われているため、一般や侵入者の立ち入りには厳しかったのだと思います。
突放入換では1列車の入換を前後しながら行うため、1列車の分解には数十分掛かってしまうと思いますが、ハンプでは坂から次々と切り離して転がらせ、受け持ち番線で各担当が待機しあちらこちらで間髪なく連結していきますので、1列車でも20分は掛からなかったと思います。
ですから、連結する衝撃音は比較にならないほど大きく多くなります。
さらにハンプではカーリターダーのエアー音が非常に大きく、これも加わることによって相当な騒音になっていました。
3交代時代は夜中2時くらいまで、朝は5時くらいから入換を行っていましたので、近隣の方はそんな騒々しい音を聞きながら就寝されていたんですね。
作業の合間にやって来る、いっときの静寂。経験者にしか分からないほっとするような不思議な空間なんでしょうね。
そのコメントの後に、改めて画像を見ると、雰囲気が伝わってきます。
ありがとうございます。