マル鉄・鉄道写真館

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秩父鉄道:1000形

2014-03-22 21:56:00 | 私鉄(中小)
秩父鉄道:1000形


秩父鉄道1000形は、吊り掛けの100形元小田急の800形を置き換えるため、元国鉄の101系の購入によって導入した車両です。

2両以上の組み合わせが自由であった利点を生かし、3両編成×12編成の計36両が導入され、当初は普通列車の殆どが1000形で統一されました。

その後、リバイバルブームに乗って中央快速色、総武緩行色、京浜東北色、関西色と様々な国鉄時代の色を纏い、ファンを楽しみませてきましたが、いよいよこの平成26年3月の3連休の運転をもって、最後の1編成が運用を離脱することになったようです。

秩父鉄道にC58が走るようになった頃には何回も足を運びましたが、旧型客車による運転が終了してからは足が遠退いてしまいました。
その頃には既に元101系である1000形が大勢を占めており、むしろ最後に残っていた100形の方に着目していました。そんなこともあって、1000形の写真も殆ど残っていません。

あるだけ集めたものを記録しておきます。



平成4年4月5日



平成5年5月16日 浦山口~武州中川間にて

ここまでは、導入当初の塗装で、100形等に施行されていた当時の標準塗装です。



平成8年9月15日 1205F 野上~樋口間にて

塗装変更が社内全般に実施され、それまでとは違った爽やかなイメージとなりました。
前後の車両は冷房化も実施されました。



平成19年2月15日 1212F 西羽生~羽生間にて





平成19年2月15日 1212F 羽生~西羽生間にて



平成19年2月15日 1211F 西羽生~羽生間にて

秩父鉄道1000形の全廃により、昭和32年に誕生した国鉄新性能車の始祖101系は、全国の鉄道から消滅し、57年の歴史にピリオドが打たれます。(台車等の流用改造車を除く。)

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