マル鉄・鉄道写真館

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茨城交通 キハ200形:キハ201

2019-11-25 00:12:00 | 私鉄(中小)
茨城交通 キハ200形キハ201


茨城交通湊線の時代、同社には元国鉄のキハ20形が5両在籍していました。
現在も定期仕業はありませんが、キハ205(形式はキハ20形)が在籍しており、他のキハ200形4両は既に廃車されています。

そのうちの1両であるキハ201は、廃車になってからも阿字ヶ浦駅に留置され、海水浴時の更衣室として使われていたそうです。


※撮影は、平成18年4月30日、茨城交通阿字ヶ浦駅にて。





キハ201は、国鉄から鹿島臨海鉄道を経由して茨城交通にやってきた車両で、鹿島臨海鉄道時代にヘッドライト及びテールランプが妻板ボックス化改造されており、前面の印象がオリジナルとはかなりかけ離れています。そんな印象のギャップが、写欲をそそられなかった原因でもあったと思います。
キハ200形は冷房改造がされておらず、ワンマン化も行われていなかったため、この写真が撮影された平成18年までにすべて廃車されたようです。

定期運用撤退からさほど時間が経っていないにもかかわらず、海が近いせいか痛みが酷く見えます。同車は平成21年まで使用され、3月に解体されてしまったということです。

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