マル鉄・鉄道写真館

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国鉄 直流型電気機関車:EF621

2016-11-13 22:28:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF621


EF62と言えば、碓氷峠を含む信越本線を走破するために誕生した専用形式の電気機関車であることは周知のとおり。
貨物列車や客車列車も、信越本線の軽井沢~直江津間は殆どがEF62の牽引となっており、EF58はもちろんのこと、EF64ですら篠ノ井~長野近辺でしか見ることができないくらい活躍していました。

客車列車としては、急行「越前」「妙高」を始め、「軽井沢」や「信州」、スキー臨などの臨時列車をを牽引し、上野にも顔を見せていました。



平成28年11月12日 碓氷峠鉄道文化むらにて

現在も保存されているラッキーなカマ、EF621。

同車は試作車でもあり、その後量産された2号機以降とは外観もかなり違っています。
判り易い部分と言えば、スカートの形状が曲線的であることと、側面フィルター上の明かり窓がまったくないことでしょうかね。これは私もかなり昔から知っていました。



昭和53年3月21日 横川駅にて EF621牽引 急行「妙高」(再掲)

地元では急行「越前」臨時急行「軽井沢」くらいしか出会う機会の無いEF62で、しかも1号機となればなかなか難しいもの。
その中でも、このEF621号機牽引の急行「妙高」は忘れられない思い出です。