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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

若者・女性、力見せた!

2024-12-15 11:13:04 | 政治
良かった、大統領の弾劾決議可決!
お隣さんながら、涙出てしまったなぁ。

市民が国会に詰めかけて、戒厳令を止め、弾劾を成立させたってのが凄い。政党任せ、議員頼りじゃないってことね、大したもんだなぁ。
ってぇか、民主主義ってこうやって市民の力で守って行かなきゃならんものなんだってこと、改めて教えてもらったんだけど、
日本の人たち、反応鈍いからなぁ。

なんせ、有権者の半数近くが選挙にさえ行かないお国柄だから。

昨日は夕方からずっと、韓国現地報道を追っかけてた。涙ボロボロだったり、驚き感嘆のうめきだったり、心が右往左往する半日だった。



歓喜を爆発させる市民たち、湧き上がる『 Into The New World 』!
えっ、少女時代の曲なの?!みんな知ってるの?で、その次は aespaのhiplash
だって???歌ってるよ、ほんとに。

集会場の前にはステージ設えられてて、わっ、DJいるんだ!楽しそう、なんて3℃4℃の外気温の中で座り続けてるんだから。

夜になったら、これだよ、


どこまでも広がる輝く明かり!朴槿恵弾劾デモの時、「ロウソクなんて風吹きゃ消える」って与党議員の蔑みの一言がきっかけで、今じゃ光量数倍増しの応援棒が当たり前。


それぞれのお気に入りグッズを振って、議場内の議員たちに声援を送ってたって。

デモとか集会とかって、闘うぞぉ!って、なんか殺伐としちまうけど、こういうノリだと気軽に参加できるし、飽きずに長持ちするよな。

トップクラスのアイドルや歌手も、周辺のカフェなんかに前払いしてコーヒーとか軽食とか差し入れしてたってのも、日本じゃまず、あり得ねぇぇぇ!行動だな。そう、俺のお気に入りIU、
(『マイディア・ミスター』のイ・ジアン



久しぶりに画像上げさせてもらおう)も率先して加わってていて、それも嬉しい。



デモの参加者、若い層が多いんだろうな、って思っていたら、このグラフ。


青棒は女性だって!20代の女性、断トツだぜ。そりゃK-POP歌うわけだ。
彼女たちの言葉がまた、グッと来る。

「2,30代のパワーを見せるために来ました。」


「民主主義の国ではあり得ない。内乱に参加した人たちは処罰されるべきです。」


「民主主義の国で民主主義を知らない人が私たちのリーダーであってはいけません。」


民主主義への思いが引き継がれていることにも感動する。

「先輩、ありがとう」
 集会で多く聞かれた感謝の言葉だそうだ。先輩とは、民主化闘争を戦った上の世代のことだ。
光州で、ソウルで、戦車の前に身をさらした先輩たち。その人たちのお陰で勝ち得た民主主義を奪われてはならない。
 
昨年は映画『ソウルの春』が一大ブーム、全国民の1/4が見た。今年は光州を描いたハン・ガンがノーベル賞を受賞した。そんな時代の風も追い風になったとの指摘もあった。

翻って日本だ。
市民はしぶとく反撃を続けられか?
若者は国会前に集えるか?
座り込む人々の口に上がる歌はなんだ?J-POPにそんな曲はあるのか?
女性たちは胸を張って前に立てるか?

他人のことはいい、まず己だ。
お隣さんの見事なふるまいは支えの一つになった。
鋭敏に反応し、即座に動き、諦めることなく、粘り強く座り続けよう!

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優秀記者には拍手を!

2024-12-14 10:05:32 | 社会
さっきから、ツイッターXで検索かけまくってんだけど、たどり着けない。
12月11日の斎藤元彦知事の記者会見で、名探偵さながら理路整然と知事の欺瞞を暴き出し追い詰めた記者の名前。



だれかがXで教えてくれたんだよ、たしか朝日の島田記者?って言ってたような、・・・失敗した、その時、どっかに保存・記録しときゃよかった、返す返すも残念。ついSNSの情報だとこれは!と思っても、読んだ傍からスクロールしちまうんだよ、これダメだって気付いて、重要なツイートXポストについては、自分自身にメールで送るようにはしてたんだけど、何故か・・・

この記者、それ以前の会見でも、斎藤元彦の選挙時の宣伝文句、公約達成率98パーセントが、実はただの着手率だったってことゲロさせてんだよ。それにしても斎藤元彦の悪質なこと!テレビショッピングどころか、詐欺師の手練手管だよな。

凄いなぁ、目の付け所といい追及の鋭さといい、まさにジャーナリストだよな。メディアの劣化が痛ましいまでに進む中で、これは貴重な存在だぜ。

もちろん、この人だけじゃない。
最近、目を見張った記者としては、韓国の非常戒厳発令の際、いち早く駆けつけ国会内に入って緊迫の内部を伝えた朝日のソウル特派員太田成美さん。



国会をとりまく市民の鎖を画像を発信した毎日の日下部元美さんなんかは、いずれも初動の素早さというだけでなく、日ごろから韓国に対する強い関心を持って学んでいる人だからこそ、すぐに駆け付けることができたのだろう。



それに引き換え、お馴染み、そこそこ働きゃいいさのテレビ局支局員たちは、翌日のんびり現場にご出勤、仕事に対する意欲、向かい方の違いは歴然だよな。

で、提案なんだが、こういう優れた記者、大切な仕事をしたジャーナリストは極力名前を上げて、賞賛する習慣を確立したらいいんじゃないか。

もはや大手メディア総体として、信頼おける報道や発信は期待できないからね。だって、折々総理大臣と会食する社長や編集長の配下にあるんじゃ当然だろ。

この際、個々人で行こうぜ!
社の名前で十把一絡げにせず、ダメな記者はダメ、ほら小池百合子のポチ、テレビ朝日の島田記者とか、あっ、思い出した斎藤元彦の記者会見でも、今年の漢字は何ですか?なんてすっとぼけた質問した記者もいたそうだけど、優れた記者、素晴らしい記事は個人の名前で評価しようじゃないか。

多くの人たちが、そうやって、記事の一つ一つを記者の手柄として論評し賞賛し続ければ、彼らのやり甲斐につながると思うのさ。多分、そういう真っ当な記者って社内じゃ冷や飯食ってる可能性あるからさ、社外からの応援が必要だぜ。

そうやって評価が示されれば、優れた報道姿勢を見せた記者、それを心がけている記者、そういう人たちが、もっと活躍の場を与えられることにつながると思うのよ。
で、大手社もそういう評判が高まれば、少しは意欲的な報道の必要性に目覚めると思うんだ。まっ、そう簡単じゃないけど。

ともかく、今のメディアの惨状をなんとかする一つの方法として、週刊ベスト記者とか週間優秀記事ベスト5、週間ベストショット、なんてのをやって行くってのもいいんじゃないかね。そうすれば、情報を受け取る側も、メディアの質に目覚めるようになると思うんだけど。

詳しい人たち、動画発信者の人みなさん、ぜひ、そんなランキング、作ってくれないか。ほら、鮫島浩のダメダメベスト10の褒めちゃおメディアベスト5みたいな。


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すべて終わった!冬よ来い、ってもう来てるか

2024-12-13 10:23:28 | 暮らし
うわぁぁぁ、久しぶりの晴れ間だぜぇぇぇぇ。
陽ざしさえでりゃ、暖かいしな、今日は一気に冬支度終わらせちまうぜ。

まず、畑の小屋(旧鶏舎)の雪囲い、ってほどのもんじゃない、雪が吹き込まないように板貼りつけただけ。足りないところは古トタン板で代用、見た眼もへちまもないな、実用一点張りで終わったことにした。ついでに積んであるボカシの切り返し1回目も丁寧に。

トラクターの収納。神さんが大豆の脱穀、唐箕作業終わったので、収納倉庫のスペース半分を掃除して、ようやく庫内に収まってもらった。案の定、バッテリー上がりで、除雪機動かしたり軽トラバッテリーから借電?したりしてなんとかね。おっと、トラクターのバッテリーの電極から接続端子も外して余分な放電も防ぐ、これも忘れず。

トラクターが邪魔で中断していた雪囲いも難なく、でもないが、なんとか上4枚、長いソッペも結わいつけた。雪囲いすべて完了!よしっ。

いよいよ、最後は、れいわ看板の取り外しだぜ。除雪車がどどっと道路の雪、押っ付けるからな、破壊されないように、春まで休憩だ。



去年は吹雪の中で、大慌ての撤去作業で大騒動だったが、この上天気、指先凍えることもなく、丁寧につっかえ棒を外して、土に打ち込んである看板をゆさゆさ揺すりつつ抜いて、撤去。
小屋に運んで、さっ、来春までここで待つんだぞ!

10月の衆議院選じゃじっと立ち続けて、大いに力発揮したはずだ。お役目ご苦労さん。雪が解けたら、さっそく持ち場に帰ってもらうからね。7月の参議院選挙、しっかりアピールしてくれよね。

看板撤去、運搬に使った一輪車、どこに片付けよう?雪に埋もれない場所はぁぁ?

そうだ、囲いの内側に置いて、薪運びに利用しよう、おぉ、グッドアイデアだぜ、邪魔にならずに労力軽減!と、すべて収まったったところで、冬支度すべて完了だぜぇぇぇ。

さっ、のんびりと冬眠するとしようか。

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見えない、見ない政治家たち!

2024-12-12 09:49:18 | 政治
トランプを押し上げたのは、貧窮化する労働者たちだし、ドイツその他西欧で台頭する右翼政党も現状に不満を持つ庶民の怒りの発現だってよ。

左右の対立?そんなもんはとっくに吹っ飛んじまって、今や、金持ちと貧乏人の対決の時代になってきたってことだ。小手先の格差の是正なんて段階じゃない、富裕層が一方的に富を蓄積する社会の構造を作り替えなくっちゃこの先、とんでもないことになるぜ、ってな。

排外主義に片足取られながらってのが残念だど、世界中で貧しい者らが声を上げ始めている、このうねりを多様性を保ちつつ、解決をリードする政治党派が求められているのさ。

で、日本はどうなんだい?

困窮する人たちの声は上がってるか?一部だけの小さな悲鳴だけだなぁ。大多数は必死で自助でやり繰り算段を手探りしてる。
選挙にもいかない、政治に失望してるから、声も上げない、その方法も知らない。デモ?スト?プロ市民め、迷惑かけやがって!

声をくみ上げるべき政治の側はどうだ?議員たちはどうだ?
小さな声が届いているか?
スーパーで値札見てもれるため息が聞こえているか?
仕方なく食を抜く人らの空腹が感じ取れているか?

「税金を取り過ぎているとは思わない」と総理大臣、



「貧困層には3万円給付する」とどや顔する。そんなはした金で乗り切れると思っているのか?!

追及する野党党首野田はどうよ?
「弱い人を救う政治は終わり。弱い人を出さない社会を作るという事」 



ど、どうして終わるのよ、弱い人を救うことが!
大甘に解釈してやれば、構造そのものを変えたいって発言意図なんだろうが、文字通り読めば、今時の弱者はもう見捨てるとしか読めない。この言葉選びの鈍感さ!

与党も野党も、生活苦にあえぐ多くの人たちがまるで見えていない!ってことなんだぜ。

声が聞こえなけりゃ存在しない、炊き出しに並ぶ人たちも、積雪期を迎える能登の被災者も、1万件超えた子ども食堂やスーパーの値引きを鵜の目鷹の目で日々をやり繰りする人たも・・・

自分たちの限られた視界だけを現実として信じる者たち、人々の暮らしの表面だけに目を向けて満足する者たち、同じ階層の人たちだけを漠然と国民とみなす政治家たち。

足りない!彼らには想像力が足りない!
足りない!彼らには歩き話し見る力が足りない!
足りない!彼らには庶民が足りない!

なっ、だから、声を上げるしかないんだぜ。力を発揮するしかないんだぜ。少しでも暮らしをよくするためにはよ。
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『シビルウォー』かぁ・・・

2024-12-11 08:56:26 | 映画
えっ、アマゾンプライムで『シビルウォー』見られるの!?
うわっ、ありがてぇ!
映画館まで車で往復2時間超って山里に暮らす身にゃ、思いがけないプレゼントだぜ。見たかったのよ、これ。



見掛けのネトフリ韓ドラなんて今夜はお預け、普段1時間枠の映画・ドラマ鑑賞タイムを2時間に延長して、飲み物、ウィスキーのお湯割りも5割増しで準備して、さっ、見るぜ『シビルウォー』。以下ネタバレあり、注意。

面白かった!でも、期待した今時リアルの政治向きのアプローチはほとんどなし、もちろん、内戦の実態の描写が続くんだが、内戦のきっかけは何か?どうして2州の反乱なのか?互いの主張の違いは?利害はどう対立しているのか?なんて、すべてスルーして、
何故か、内戦!

戦場カメラマンが、追い詰められつつある連邦政府大統領にインタビューすべく、ワシントンDCを目指す、ロードムービー?

途中出会う内戦の実相、だれが見方で、だれが敵だか、判然としないままに次々危機に遭遇する記者4人。

狂ったように捕虜を機銃を掃射して皆殺しにする男、静まり返った遊園地に潜むスナイパー、それに片時も照準器から目を離さず対峙する兵士、虐殺した大量の遺体を大きな穴に埋めようとする兵士数人、見付けられ射殺されそうになる記者、中国人と出自を名乗った瞬間に射殺されるアジア系、これでもかとばかりの残虐の数々、
と思えば、内戦の進行など毛ほども感じることなく普段の暮らしを続ける街、記者たちの家族もどうやら、そのような部外者として地方で暮らしているようで、その落差にぞわっとする。
そして、ラスト、政治中枢での市街戦。まるで戦国時代雑兵の手柄争いのように兵士の一団が殺到し、射殺される大統領。

だが、敵対する者たちの区別はつかない。非道な行為はどちらのものとも判定しない。主張に大した違いはない、どちらの立場にも正当性や妥当性なとど認めない、これが、この映画のシビルウォーに対する見方ってことだ。

緊迫感は持続し記者とともに疾駆し続ける。飽きることはまったくなく最後まで引き回される、それには惹きつけられた。
だが、面白さのあらましは、内戦にではなく、戦場カメラマンの、決定的ショットへの渇望、業とも言える執念の凄まじさだ。



それと伝説のベテランに手ほどきを受けた若手新米カメラマンの成長物語だ。



自らの命を盾にして新米を守り育てる古手の記者たち、何度も恐怖の地獄を体験しつついっぱしのカメラマンへと変貌していく若手。

功名に走る兵士たちと大統領官舎に乗り込み、決定的瞬間を手に入れる記者とカメラマン。

彼らを駆り立てて来た究極の動機、大統領の最後のインタビュー、死に臨んでのその一言、それは・・・

まっ、最後のクライマックスくらい、お楽しみ、ってことにしておこうか、って、散々っぱらネタバレしといて、それかよ。

と、書き散らして来て、気づいた。
今こそ、シビルウォーが描かれる時代!それは間違いない。世界中あらゆるところで、鋭い対決が、それも国家間だけではなく、国の中で、人々の間で抜き差しならぬ事態に突き進みつつあるんだから。
そして、それは善悪とか正邪とかとはおよそ縁のない対立なんだってこと、そこだったのかもな、描きたかったのは。


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