ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

一週間に二度泣かせるなんてできないよ!

2010-11-26 23:00:14 | 地域文化

 なんせ負け癖ついてたからね、結果発表の直前まで、生徒をどう慰めるか、自分をどう労るか考えていた。今年の紅大豆本舗の活動、身近な地域貢献。町の就労支援施設が新事業に乗り出すための協力を行ったもの。食品部門立ち上げのために、売れる新製品を作ることだった。

 ごはんDE笑顔プロジェクト選手権では評価してもらえず悔し涙にくれた。それから5日、一週間に二度は泣かせたくないなぁと思って、やれることはやりきった。生徒たちも、ショックに落ち込むことなく、連日遅くまで頑張ってくれた。その結果が、県大会最優秀!来年夏の東北大会につなげることができた。

 ほんと紅大豆本舗の活動は手作り感いっぱいなんだ。ワッフル・ソイばぁの製造販売だって、お菓子屋さんに依頼することなく、自分たちで作って売って、だし、今年のマドレーヌ(マドローム★紅ダリ)だって、ハンディキャップを持つ人たちと一緒に共同開発だった。

 最優秀を競った他校は次々に新製品を開発しては業者に新製品として販売させるってやり方だ。これもまた凄い実践なんだけど、生徒たちが日々自分の身体で動くって部分でうちの方が評価されたってことなんだろう。

 やはり、身近にいる人たちを大切にするってことがもっともっと認められていいと思う。その点で、今回の最優秀はよい審査をしてもらったと感謝している。

 12月にはいよいよ就労支援施設『たんぽぽ』で、マドローム★紅ダリを事業として取り組む かどうかの理事会が開かれる。こちらも精一杯支援して、『たんぽぽ』の新事業決定に到達するよう頑張りたいと思う。

 農高生のプロジェクトも、もっと足下をしっかり見つめた着実なものでありたいものだ。

 まずは一週間に二度泣かせることがなくて良かった!で、来週の火曜日はまたまたまた、『マドローム★紅ダリ』作んなきゃなんないだよ、期末試験中だっていうのにね。

コメント (1)
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