ステージおきたま

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一気に若手主流!菜の花座新年会

2019-01-27 10:22:09 | 菜の花座

 12月半ばに公演『ガード下★魔女は踊る』を打ち上げてから、2か月半ていう長期の休みだ。間、一度くらい顔合わせの機会はあっても悪くない。下手するとその疎遠な時間に菜の花座からフェードアウトしちまうメンバーだってないとは限らない、この先団員確保のためにも新年会!なぁぁぁんて、そんなの昔の菜の花座、劇団としてのまとまりに不安があったころの疑心暗鬼ってもんだ。

 当日体調不良とか、家の都合とかで数名不参加だったが、16名とほぼベストメンバーが顔をそろえた。中でも新鮮だったのは、かつての主力二人が子育て真っ最中の忙しさをやりくりして参加してくれたことだ。これで、年齢構成は一気に若手主流になった。まっ、普段だって、若手とシニア層との仲は悪くない。お互いに良さを認め合い力を出し合って舞台作りに励んでいる。新年会だって同じ、分け隔てなんてないんだが、そこはやっぱり、興味関心、話しのテンポやムードも微妙に違う。やっぱり若手は、若手、語り合いたいことが気兼ねなく話せたんじゃないかな。

  子育てで活動中断中の二人が来てくれたのはとても嬉しいことだ。忘れてないってことだから、菜の花座のこと、芝居のこと。これも以前とは大違い、結婚したり、お相手ができたりすれば、抜けるのは当然、もはや、記憶も薄れて家庭や実生活に埋没、そんな例にたくさん失望してきた。なのに、小さな子供たちを夢中で面倒みながらも、いつか舞台に戻ることを夢見てる彼女たちに、なんか、とても明るい日本の未来?!大袈裟、を見る気がするなぁ。子育て一段落してすぐに菜の花座飛び込んできて、仕事と掛け持ちで頑張ってる親業の先輩からは、「小学校上がれば、あっと言うまだから、あと数年よ」なんて元気付けられてたなぁ。

 ケーキ職人見習い中で、シュークリームの皮を20分以内に仕立てられるようになるのが今年の抱負です!なんて、最若手から、そろそろ結婚決断したいアラサー、仕事に趣味に世界を広げる中年予備軍、体と技を鍛えるというシニアまで、とっても多彩で、そこが今の菜の花座の魅力になってきている。おっと、年寄りの介護でいっぱい、なんて一同しんみりする立場もあったりして、そうなぁ、鮮やかで明るい色もあれば、暗く沈んだ色もある。その彩りの豊かさが劇団に命を吹き込む。力を与える。

 一通り、今年の抱負を語りあった後、さて、こっちの番。うーん、今年は1年分すべて計画決まってるしなぁ、新しい挑戦ってないよなぁ。夢でも挑戦でもないんだが、いい作品を書く、創る、それに尽きるだろうな。せっかくこうやって期待を込めて集まって来てくれてる人たちの大切な時間とエネルギーを無駄にしないようなやり甲斐のある作品!このメンバーが一人一人舞台やスタッフとして輝く場、それを準備すること、これだよな。

 最後は警察からの賞状の伝達式、もうかなり出来上がっていたが、半数は、二次会カラオケになだれ込んで行った。

 

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