ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

満開!ブルーベリー

2016-04-28 08:44:20 | 農業

 今年の農作業、いくつもある目標その一つが、ブルーベリーとイチゴをたっぷりと実らせるってこと。どうせ取り立てならないほど実が着くんだから、今年は子どもたちに開放しようって思っている。完全無農薬のイチゴやブルーベリー、摘んでは頬張る子供たちの笑顔、いいじゃないか。これだって正しい農業のあり方の一つだ。

 まずはブルーベリー、ようやく満開だ!

白い花、ピンクの花、品種によって様々だ。

 昨年は過剰剪定の影響で見るも無残な収穫だったが、今年は余計な手は加えず必要な世話だけこまめにしてきた。その成果もあり、生り年ということもありで、この華やかさだ。

 3月早々、雪囲いを外し、堆肥を運んでだっぷりと敷き込み、株の周囲を藁で覆った。このところの好天続きで、ちょっとせつなげな様子も見られたけど、今日の雨はまさに干天慈雨、久しぶりのお湿りに、喜ぶ声が聞こえてくるようだ。そう、ブルーベリーは乾燥にとても弱い。根が地中深く潜り込まず地表面に浅く張るからだ。だから堆肥や藁のマルチが重要だし、晴天が続けば水やりも必要になってくる。30本近い木の根元にたっぷりと水を撒く作業は意外と時間も取り、炎天下などではハードな仕事になる。そろそろ灌水かなぁ?と思っていた矢先のこの雨、ブルーベリー、だけじゃなくこちらも大いに救われた。

 本当は、花を間引いた方が大きな実ができて好ましい。蕾のうちにもなんどか、摘蕾しようかと悩んだのだが、結局やめてしまった。子どもたちの摘み取り園にするなら小さい粒でもたくさんあった方が楽しいんじゃない?飽きるほど摘み取れるわけだから。

 同じ理由でイチゴの方も、敢えて小さな花も摘み取らない。ちっぼな花だと小指の先ほどの実にしかならないってことはわかっているんだけどね。こちらも園地開放に向けた栽培法だ。1週間ほど前、何気なく始めた草取り、気づけば夢中になってイチゴ畑すべてきれいにしてしまったので、イチゴの株の緑が元気に伸びあがっている。こちらは、去年が生り年だったようで、花の着きは少な目なようだ。

 あと1か月、大切に育てて、子どもたちに渡せるようにしよう。 

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