ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

チャレンジ!食の甲子園

2012-08-10 21:57:40 | 地域文化
 世の中甲子園ブームだ。漫画甲子園に俳句甲子園にスイーツ甲子園、だから食の甲子園だって当然ある。ただちょっと、ほほーっなのが、これ山形県が主催だってことかな。農業を大切にしていこうという姿勢がくっきりと出ていて悪くはないね。ちょっとマイナーって感じはあるけど。

 で、置農でもいっちょこれ貰っちゃおうかって話になった。そうそう簡単な話じゃないってことはわかってるけど、食文化の伝承とか、地域食材の利用とかが審査基準となると、これはやっぱ紅大豆本舗の出番じゃないかってことで、本舗メンバー+2でチャレンジすることにした。

 一学期間、いろんな料理を試してきたが、あれでもないこれでないと試行を繰り返すうちに、締め切りが迫ってしまった。夏休み明けの27日必着、十分時間あるじゃない!なんてとっても言えない。なんせ、盆明けには農業クラブの東北大会控えているからね。なんたって、こっちが本命、盆明けはこちらに全力投球と決めている。となると、料理を決めて応募の準備を整えるのは今日しかない。盆前でなにかと忙しかったけど、半日掛けて料理の仕上げに取り組んだ。

 これがなかなかの難題で、ほぼ狙いは定めてあったとはいえ、完成にはほど遠い状態にあったから、今日はかなりぎりぎり追い詰められた気持ちで面と向かった。

 しかし、久しぶりこともあって失敗続出!煮豆は焦がす、豆腐はがちがち、芋煮の新しいアイディアは不発と4時を回っても、一品も完成しない。でも、ここで諦めると、お盆のさなかに再挑戦ってことに成らざるを得ない。こればっかりは避けなくちゃならん。だって、たった5日の休みは台本書きと決まっているのでね。

 生徒も奮い立たせ、僕自身も気持ちを持ち直し、材料を仕入れ直して二度目の挑戦。これが思いの他の仕上がりで、なんと規定の三品すべて完成してしまった。一品目は言わずと知れた紅大豆豆腐。ただ、これだけじゃ芸がないから、とろろ芋の雲に浮かぶ満月に見立てた。


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 二品目はつくね。山形地鶏と紅大豆の煮物を組み合わせてみた。味はこれが最高。大量に作ったのだが、生徒があっという間に平らげてしまった。






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 そして、最後は山形名物の芋煮。でも、これもひと味も二味も工夫をこらした。まず、意表を突いて白みそ仕立て、そこに紅大豆の豆乳も加えて、こってりまったりの芋煮に仕上がった。







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 ということで、こんな一膳に仕上がった。生徒のアイディアと僕のアドバイスと、両者のコラボレーション。はてさて、書類審査突破なるか?!またまた楽しみが増えたなぁ。






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