ステージおきたま

無農薬百姓33年
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がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

病み上がり、リハビリのつもりが、つい、これだっ!

2021-08-29 15:03:52 | 畑仕事

 まだまだ本調子じゃない。なんとなく体だるいし、左胸に痛みが残る。

 が、床を上げちまったんだもの、畑に出なくっちゃ!って、その無謀さが今回の攪乱の一員だったんじゃねえの?まぁそうだけど。やっぱりなぁ、人の習い性はそうは簡単に直りゃしないんだぜ。

 気になってさぁ、ラッキョウとニンニクの種蒔き。もうとっくに播いてなきゃいけないんだぜ、特にラッキョウは。市販の種は1キロすでに購入済だ。さっさと植え付けようぜ、って思ってた途端突如のめまい発作だもの、ちっとでも良くなって来りゃ、気ははやるさ、そりゃ。

 まずは、ラッキョウだけでも、ね。

 去年の栽培がまったくの不良、発芽したものも少なけりゃ、出たものも収穫するに足らず、やっぱり自家採取じゃダメだ、今年は立派な種をばっちり買って、それを植え替えよう。ほんじゃ、畑に去年の種残ってたっていい、ままトラクターで耕耘しちまえ。面倒がり屋としちゃそう決断するわな。だが、何物にも愛着深い神さんの思いは違う。そのまま耕さず残して置けば、来年はきっと大きくなる、せっかく一年かけて育ったラッキョウもったいない、っと、ご託宣だ、もう、へへぇぇぇ、従うしかない。面倒じゃあるが、畝に種の数だけ穴を掘ってそこに播くってことにしよう。

 あらら、やっぱり出てるじゃないか、去年の取り残し。そうか、頑張って来季を期そうって言うんだな。よし、それじゃ、発芽した芽は外して、その間に穴を掘ろう。ついでに畝の除草もしてしまおう。堆肥が入れられないのが不満だが、まっ、芽が出揃ったら周囲を堆肥マルチして土寄せしてやりゃいいさ。

 三角ホーで掘った溝をさらにショベルで一つ一つ掘ってその穴にラッキョウの種を入れて行く。おおっ、ぴったりじゃないか!すでに出ている芽と合わせてジャスト1畝!こんなつまらないことでも久しぶりの農作業、なんかすっかり爽やかになったぜ。身体?大丈夫!なんじゃないか?

 よしっ、そんじゃニンニクも植え付けちまえ。これも去年自種で失敗してたので、青森産のホワイト6片を1キロ買ってある。ざっと見て、2畝分か?でも、畑が乏しくなってるよなぁ、キャベツ類と白菜が大きく占領しちまってるし、大根もすでに1畝近くを欲張ってる。この後、カブや青菜、茎たち類を播かなきゃいけないし、何よりメインのタマネギのために3列は取っておかにゃならない。と、なると1畝に2列だな。

 去年は肥料不足もあって大きくならなかったから、すでに堆肥も有機ボカシもミネラルも入れて耕してはあるが、さらに、植え溝掘ってそこに完熟堆肥を元肥に入れてみよう。管理機に培土板を付けて溝を掘る。小さな機械だけじゃ荷が重い。こっちも後ろからよいしょよいしょと押しながら進む。これは、ちょっとリハビリの限度を超えてるぜ。日差しも強くなってきた。が、やり掛けて途中放棄、はできない。一輪車で堆肥を運び、溝に入れ、レーキで軽く土を被せて、種を一粒ずつ置いて行く。ありゃりゃ、畝余ったぜ、どうする?このままにしてタマネギを植えるか?いやいや、そんな半端は気分悪い。自家製種、ってつまり、夏前収穫したニンニクってことだが、このうち大きめの奴を播いて置こう。

 左が自家産、右が青森産。

 ふぅ、しまったなぁ、つい図に乗り過ぎたぜ。めまい&腹痛、ぶり返さにゃいいが。胸の痛みも嫌な感じ。が、もう一息!種を深く埋め込み、土をかぶせて、畝を整え、完了だぜぇぇぇぇ!

 くたびれ果てた体を引きずるようにして用具を片付け、家の中に入り込んだ。やれやれ、仕事中毒とは言え、この無茶振り、まったく、長生きできっこねえな!

 


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