ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

いろいろあった!今年の米つくり

2018-10-24 10:02:15 | 農業

 2日連続の脱穀集中、月明かりの下で終わった。いや、まだ杭とか片付けてないから、何もかもってわけじゃないが、まあ、コメは取り入れた。

 苗づくりで大失敗したわりには、そこそこの出来、よかったぁぁ!コシヒカリなんて、発芽はまばら、色は黄色!毎日、有機肥料の滲出液を与え続けてどうにか田植えできる姿にした。無理しておがらせたから、ありゃ、病気か?みたいな斑点も出て、こりゃ、田んぼで消えてなくなるんじゃないかと、本気で心配したもの。ボカシ作りに問題あり!次年度への一大反省点だ。

 小学校から頼まれていた学校田用の苗も、ころっと忘れて苗箱数は圧倒的に不足、補植も諦めるしかなかった。だから、そこら中空き地?だらけ。イネが植っていない田んぼがどれほど雑草に覆われるか、身をもって体験した。田んぼは、なにはともあれ、苗を植えつくすこと!そのためにゃ、無駄を覚悟で多めに苗を作る!これも金科玉条にすべきだな。

 除草については、まっ、こんなもんかな。イネの生育を邪魔だてするようなあくどい雑草の繁茂は許さなかった。ただ、除草機押しても、Qホーで掻っ切ってもへっちゃらで伸びて来るホタルイにゃ手を焼いてる。なんかいい方法ないもんかいなぁ?もちろん、除草剤なんてなしでだぜ。種の大きさがイネと同じで、精米しても残る場合が多いクサネム、こいつの繁殖力の旺盛さにも要注意だな。刈ってもダメ、根っこから引き抜かにゃすぐに新しい芽が出て来る。それも夏場過ぎてからだってお構いなし、なんだからまいる。以前の稗のように、徹底除草を試みるしかないかな。

 稲刈り、脱穀、一人じゃ無理!なんて思い込みが払しょくされたのはよかった。最近の天気予報はかなり正確、しかも町単位でも出るから、こいつと相談しつつ計画的に日数かけて進めれば、一人でもできないわけじゃないってことがわかった。一枚の田、始めたらその日のうちにやり切る!なんて決まってるわけじゃない。2日かけたって、3日かけたって、上手く手はずつけりゃ、十分やれる。要は発想の転換だよな。とは言っても、1日ですっぱりけじめ着くにこしたこたぁない。昨日のうちにすべて終わらせられたのも、神さんのご助力さまさまだものな。

 コシヒカリもヒトメボレもそこそことれた。ただ、なにを勘違いしたか、モチ米をえらく多く作ってしまった。150キロものモチ米どうするって言うのよ!?その分、うるち米が少ないわけだし、せいぜい餅ついて餅のある食生活を作り出すしかない。餅も主食!これもまた、発想の転換だ!

コメント
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