ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

猫の芝居?菜の花プラザシニア団公演チラシ

2015-04-10 09:13:26 | シニア演劇
 菜の花座次回公演『とりかえばや もっか 13』のチラシができた。これまでもシニア演劇のために味わい深い作品を提供してくれている「あすむ」さんの作品だ。今回も意表を突いたなかなかの仕上がりだ。



 えっ?猫の話?原画見た団員は戸惑いしきり。だって、猫なんて一匹も登場しないし、猫に関わる挿話も一切ないからね。

 でも、僕としちゃ、悪くないよって思ってる。あんまり一筋縄で行くより、ひねりが効いてる方が好みだし、ストーリーぶっ飛ばしたチラシてのも悪くない。もともと劇もメルヘンなんだし、テーマも突拍子のないものなんだから、このくらい自由奔放なはみ出しで釣り合いんがとれてるとも言える。

 チラシ見た人が、な、なんだぁ?こりゃ??って引きつけられるのは間違いない。表側で一気に気を引いて、裏を見て劇に興味を持つ、そう行けばいいわけだから。ただ、問題は、猫好き人間には、身も心も捧げきってる人多いから、猫出るなら見るぅぅぅぅ!って誤解して来場された場合、詐欺だ!ペテンだ!まやかしだ!って腹立てる人出てくるかも知れないってことかな。まっ、そのときは猫かぶりして、猫なで声で許しを乞うばかりだ。



 さて、稽古の方だが、現在、一時停止中。吉里吉里忌で上演するコントにシニア男チームが出ることになっていて、そっちの稽古が優先してるからだ。もちろん、僕もコントにつきっきり。経験浅いシニアにとって、二つの公演の同時進行ってかなり厳しい事態だと思う。一本の芝居だってせりふや動き入れるのに四苦八苦してるくらいなんだから。『とりかえばや もっか』に集中してよ、って心で泣いてる人もいることだろう。

 でも、これも試練だ。挑戦だ。能力ぎりぎりの所でさらに踏み出して行く気力と気迫、これが自分をさらに上のレベルに導いてくれる。置農演劇部の生徒は三つの舞台+ダンスをこなしていた。シニアだって芝居+コントくらいコーヒー片手に?乗り越えなくちゃ!自ら老けちゃいけないよ。できない!ダメだ!って諦めたところから、老化も呆けも始まるんだ、って思いこんで進もう。
コメント
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